熊本秀樹の木更津暮らし・団塊世代生き残り戦略

ファイナンシャルプランナーのホットな話題
かずさFMランチタイムガーデン・生活まるとく情報

個人向け国債(2010年4月12日放送分)

2010年10月10日 | FM放送要旨
かずさFM 83.4メガヘルツ 「熊本秀樹の生活まる得情報」
放送時間 毎週月曜日9時30分~ 再放送19時30分~





NO53個人向け国債の特徴を知る(要旨)





 1.国債とはどんな金融商品なのでしょうか
   ①国が必要資金を調達するときに、借り入れ証書として発行する債券です。
    「債券」とは、満期時に元本とその利子を支払うことを約束した借用証書です。
   ②国が発行する債権(借用証書)を個人向けに販売したものが個人向け国債です。
    




 2.なぜ個人向け国債を発行したのでしょうか
   ①国債の大量発行が続いています。
   ②国債を円滑かつ確実に発行するには、金融機関だけでなく保有割合の少ない
     個人投資家の国債保有を促進する必要があるためです。
   ③個人投資家は、比較的、長期安定的な国債保有者として期待できます。
     国債の個人保有は安定的な国債市場の形成や円滑かつ確実な発行につながります。
 




 3.個人向け国債の特徴
  ①3月・6月・9月・12月の年4回募集します。
  ②購入は個人に限定されています。
  ③個人向け国債は1万円から購入できます。
  ④最低の金利0.05%を保障しています。
  ⑤一定期間が過ぎれば期間途中でいつでも換金できます。





 4.個人向け国債の種類
    導入当初の平成15年3月より「個人向け国債 変動10年」と、
    平成18年1月より発行している「個人向け国債 固定5年」
    の2種類があります。(平成22年3月末現在)





 5.個人向け国債、変動10年
   ①発行から1年経過すれば、中途換金ができます。
   ②第2期利子支払日以後であれば、原則としていつでも中途換金可が可能です。
   ③個人向け国債の10年変動タイプに適応される利率は、通常の10年国債の入札によって
     決定される基準金利から0.8%を差し引いたものです。
   ④半年ごとに見直される金利は、10年国債の入札の結果によって左右されます。
     たまたま入札の日に金利が大きく動くこともあり得る。





 6.固定5年
  ①満期までの5年間、発行時に設定された利率(クーポン)が変わりません。
  ②5年間は同じ額の利子を年2回受け取れます。
  ③利子は5年国債の金利から0.05%引かれた額になります。
  ④第4期利子支払日(発行から2年経過)以後であれば、原則としていつでも、中途換金が可能です。





 7.変動タイプか固定タイプか
  ①選択は金利変動リスクに応じて選択するべきでしょう。
  ②今後長期金利が上昇すると見込まれる場合には、変動タイプが有利になります。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿