熊本秀樹の木更津暮らし・団塊世代生き残り戦略

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団塊世代、自宅のリフォーム

2006年06月26日 | 団塊世代の生活意識改革
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自宅で怪我をして亡くなる65歳以上の人は年間7000人以上にもなるといいます。
2005年の全国の交通事故死者数6871人よりも多いのです。

ちなみに、65歳以上の交通事故死者数は年間3000人弱ですから、家の中がいかに危険かがわかります。
そこで、自宅のリフォームをするときに団塊世代の私たちは、今のうちからバリアフリー化を考える必要があります。
元気な時にバリアフリーを考えるのは実感がわかないかもしれませんが、必要最小限、自宅を改善しておくことがなにか調べてみました。

まずは、歳を取ったとき、主に生活する場所を特定し、一日の動きを考えてみます。
寝室、居間、玄関、キッチン、浴室、トイレが基本になるでしょう。

一般的な住宅なら二階に上がる階段は元気なときでも手すりが必要です。
二階はホームエレベーターでも設置しない限り、齢を取れば利用できないと考えておくべきでしょう。

老後に備えた「リホーム」の基本は、
①毎日使う部屋や通路の段差を徹底的にをなくすこと
②廊下や出入り口を広げ動きやすくすること
③扉は開け閉めが楽な引き戸にすること
④トイレや浴室は介護状態になったときを考えてできるだけ広くしておくこと
⑤動く範囲を少なくするため間取りはできるだけ大きく取ること
などが重要でしょう。

元気な時は気にもならないことですが、なるべく自宅で老後を過ごしたいと思うなら、今から安全な居住空間を準備しておくことが必要です。
バリアフリーを数多く手がけている信頼できる業者に工事を頼むことも大切です。

リフォーム専門の悪質な業者もいるようですから気を付けてください。