熊本秀樹の木更津暮らし・団塊世代生き残り戦略

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お葬式のお値段

2006年03月26日 | 団塊世代のお金、資産
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団塊世代がお葬式の費用を考えるのは早いと言われるかもしれませんが、ご両親や親戚、友人やお付き合いの香典なども考えると、老後の生活設計の中で無視できない金額でもあります。
平均的なお葬式関連の費用はどのぐらいかかるのでしょうか。
東京都が2002年3月に発表した調査によれば、葬儀費用の平均は、
葬儀社への支払い 約180万円、
寺院関係への支払い 約65万円(うち戒名料約40万円)
香典返し 約90万円、
飲食や接待費 約35万円、
その他の費用 約25万円、
合計すると 約350万円
になります。

葬儀会場によって費用が大きく変わるかというと、そうでもありません。
自宅や集会場の葬儀は比較的安いのですが、葬儀社に段取りを頼むことが多く、やはり約300万円超の出費になるようです。
公営、民間の斎場が約350万円、意外に費用のかかるのがお寺や教会を会場にした場合で約450万円となっています。

次に香典のお値段はどのくらいの額が適当なのでしょうか。平均的なところでは、
仕事の関係 約8,000円
同じ職場の上司や同僚 約7,000円
近所の人 約6,000円
知人やその家族 約7,000円
親戚 約22,000円
自分や妻の兄弟 約56,000円
自分や妻の祖父母 約23,000円
自分や妻の父母 約79,000円
だそうです。

私たち団塊世代は、これから多くの葬儀の場面に関わることになるでしょう。
場合によっては交通費や宿泊費など、思わぬ出費になります。
想定できる範囲で今後の生活設計に組み込んでおくことも必要だと思います。