熊本秀樹の木更津暮らし・団塊世代生き残り戦略

ファイナンシャルプランナーのホットな話題
かずさFMランチタイムガーデン・生活まるとく情報

ラップ口座は使えるか

2007年08月23日 | 団塊世代のお金、資産
証券会社や銀行でラップ口座なるものの利用が増えているようです。


単純に言ってしまえば「おまかせ資産運用」でしょうか。


資産運用をしたいが、巷にあふれている投資信託や金融商品を選ぶのは面倒だし、どんな組み合わせにすればリスクが少ないのか(言い換えれば儲かるのか)分からないという人は多いと思います。


ラップ口座の特徴は、こちらの運用方針(安全志向か収益追及かなど)をじっくり聞いてくれて投資信託の組み合わせなどを提案してくれます。
これを利用者が了解すればあとは専門家の判断で運用てくれるようです。


年間の運用手数料は投資信託に比べれば少し高額ですが、運用手数料を低く押さえて、利益が上がったら追加の報酬を払う方法も選択できるようです。
ただし、口座に預ける最小金額は低いもので1,000万円から2,000万円以上が必要です。


専門家の意見を聞きながら落ち着いて資産運用をしたい人は、大手証券会社や都市銀行で説明を聞いてみるのもいいでしょう。


あえて申し上げるとすれば、都市銀行におけるラップ口座の認知度は低く、支店によっては受け付けのお嬢さんが、ラップ口座を全く知らず、支店の中にも説明できる人がいないこともあります。
大手証券会社の支店では受付のお嬢さんがすぐに十分説明できる人を呼んできてくれます。
証券会社は一昔前のイメージとは全く違ってきました。
本気で資産運用を考えておられるなら、近くの証券会社を訪ねてみることをお勧めします。


お断りしておきますが、銀行と証券会社の対応の違いは、私が実際に行って経験したことで、証券会社の肩を持っているわけではありません。