熊本秀樹の木更津暮らし・団塊世代生き残り戦略

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団塊世代の資産運用リスク

2006年05月29日 | 団塊世代の金融商品
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今年、定年退職した人たちの退職金を狙って、金融機関が営業攻勢を活発にしているようです。
中にはかなりリスクを伴った商品もあります。

定年退職をひかえた団塊世代ができる資産運用は「石橋をたたいて渡らない」が賢明であると思われています。
年齢が高くなればリスク許容度が低くなると考えられるからです。

私は団塊世代の資産運用は、ある程度のリスクを取っても問題ないと考えています。
団塊世代の資産運用は「石橋をたたいて慎重に渡る」に変えていいのではないでしょうか。





一般には年齢が高くなるほどリスクは減らすべきだといわれます。
しかし、若いからというだけでリスクを取れるわけではありません。

若い人にも将来の収入が安定している人と、そうでない人ではリスクの許容度が異なります。
たしかに、若い人は失敗してもやり直す時間はあるでしょう。
しかし、私たち団塊の世代には時間に変わって豊富な経験を持っています。

当然、若い人に比べて常識的で冷静な行動を取れるはずですから、リスクは少なくなるでしょう。
ちゃんとした自分なりのルールを作り、それを守れば、団塊世代でも、ある程度のリスクに挑戦できると思います。
将来の社会情勢、経済情勢を考えれば、何もしないリスクも大きいのではないでしょうか。

自分なりのスタイルで、周囲の雑音に惑わされない投資行動ができることが、私たち団塊世代の強みであるはずです。
いちばんやってはマズイこと、それはみんながやっているから大丈夫だろうという横並びの資産運用です。