熊本秀樹の木更津暮らし・団塊世代生き残り戦略

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団塊世代の金融資産構成比

2005年11月28日 | 団塊世代のお金、資産
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団塊世代を含む50歳代の金融資産の割合はどうなっているのでしょうか。
銀行と郵便局だけに資産を預けている人はほとんどいないと思いますが、平均的な資産割合をみて、もう一度自分のお金をどうすればいいか考えてみましょう。
2004年の金融中央委員会の調査によれば、20歳以上、1世帯当たりの金融資産は1,022万円。

この内訳は
郵便貯金 18.6%
銀行などの預貯金 41.5%
生命保険や簡易保険 19.5%
個人年金保険 4.9%
株式 6.7%
投資信託 1.5%
財形貯蓄 2.6%
などです。

50歳代の金融資産の割合を見ると、
便貯金 17.2%、
銀行などの預貯金 40.1%
で、半分以上のお金はリスクの少ないと思われている金融機関に預けてあるようです。

これに、生命保険や簡易保険29.3%を加えると90%近くのお金が安全志向で眠っていることになります。
眠っているというのはチョッと言い過ぎかもしれませんが、有価証券での運用が9.0%程度でしかないのは、あまりにも無策ではないでしょうか。

私は将来インフレ傾向になると思っています。
安全だと思われている銀行や郵便局の預貯金の価値が失われていくことも考えておかなければなりません。

詳しくは拙著「団塊世代生き残り戦略」にも書いておきました。