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君津市消防本部

2013年12月22日 | かずさFMランチタイムガーデン

かずさFM(83.4MF)「ランチタイムガーデン」は12時~14時まで月曜日から金曜日放送です。

毎週金曜日はスタジオにお客様をお迎えして楽しいお話をお聞きしています。

12月20日は君津市消防本部の消防長前田佳暁さんをお招きしてお話を伺いました。

001 君津市消防本部は火災だけではなく、地震や大雨による自然災害、事故や急病などの市民の生命と財産を守る重要な役割を担っており、前田消防長はその総指揮を取っておられます。

先の東日本大震災では、君津市からも福島県に職員が派遣され、広域的な協力体制にも貢献しているそうです。

しかし、前田消防長は市民の安全を守るための消防団員が減少傾向にあることを憂慮されており、自主防災組織の充実にも力を注いでおられます。

君津市は海浜部から山間部まで幅広い地域を抱えていますが、災害時の集落が孤立した場合などに、地域の消防組織が果たす役割は重要です。

地域消防団は若い年齢層のサラリーマン化などで団員の確保が難しくなっているそうですが、組織の広域化や近代化、女性の登用など積極的に取り組んでおられるそうです。

来年1月12日(日曜日)の出初式は、消火訓練をはじめ、大震災が発生したとの想定で、がれき除去などの訓練、自衛隊の偵察機など外部組織と連携した訓練も行われるそうです。

前田消防長は消防体制の強化、君津地域全体の連携、市民の皆さんの協力を広げて、火災や災害の備えをしていかなければならないと熱く語っておられました。

私たちも地域の防災について、もう一度考えなくてはならないと思いました。