かずさFM 83.4メガヘルツ
「熊本秀樹の生活まる得情報」
放送時間 毎週月曜日9時40分~ 再放送19時40分~
「かずさFM」はインターネットでもお聞きください。
毎週金曜日12時~14時の「ランチタイムガーデン」もどうぞ。
*
NO196年金不安(要旨)
*
年金の話題が多い。運用がうまくいかない、積立金が元本割れしている。将来年金が不安など。
*
1.年金の物価スライド制
①年金の受給額は毎年の物価を考慮して、変動するようになっています。
②インフレで物価が上がると年金受給額はそれに合わせて引き上げられます。
③デフレで物価が下がってくれば年金の受給額引き下げられます。
*
2.年金の払い過ぎ
2000当初年金引き下げをしない特例措置が実行された当時は数年でデフレ脱却と考えられていました。
実際はデフレに終わりが見えず2.5%の引き下げをしなければならなかったのです。
①2000年度からの年金払い過ぎは約7兆円。税負担では1.7兆円規模。
②2015年4月までに、さらに約2.6兆円の過払いが発生、累計は9.6兆円にもなります。
3.国民年金の保険料
①国民年金の保険料は2年連続で引下げられています。
現在の国民年金保険料は平成23年に制度創設以来初めて引き下げられました。
平成23年度保険料……月1万5020円で前年比80円引き下げ。
平成24年度保険料……月1万4980円と前年度比 40円引き下げ。
②厚生年金保険料は上昇している。
厚生年金の保険料は物価や賃金変動に関係なく毎年0.354%づつ引き上げられています。
*
4.年金の減額
①2013年10月から1%減額。2014年4月からさらに1%減額
②2025年4月に0.5%減額
合計で2.5%の減額になります。
③3段階引下後の年金額は、
国民年金の基礎年金の満額値は年額で約2万円減。
厚生年金の標準世帯の年額で約7万円減。
*
5.国民年金の予測
①国民年金の基礎年金(満額値)
2012年4月~2013年9月は特例で2.5%多くもらっている。786,500円
2013年10月~2014年年3月 1%減額:778,500円
2014年4月~2015年3月 1%減額:770,400円
2015年4月~ 0.5 %減額:766,400円
②3年後は現在より年額約2万円国民年金が減る計算になりますが?
*
6.厚生年金の予測
①老齢厚生年金(モデル額:妻=40年専業主婦)
2012年4月~2013年9月は特例で2.5%多くもらっている2,771,300円
2013年10月~2014年年3月 1%減額:2,743,100円
2014年4月~2015年3月 1%減額:2,714,600円
2015年4月~ 0.5%減額:2,700,500円
②3年後は現在より年額7万円減ることになりますが?
アベノミクスの効果を期待したいものです。
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NO196年金不安(要旨)
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年金の話題が多い。運用がうまくいかない、積立金が元本割れしている。将来年金が不安など。
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1.年金の物価スライド制
①年金の受給額は毎年の物価を考慮して、変動するようになっています。
②インフレで物価が上がると年金受給額はそれに合わせて引き上げられます。
③デフレで物価が下がってくれば年金の受給額引き下げられます。
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2.年金の払い過ぎ
2000当初年金引き下げをしない特例措置が実行された当時は数年でデフレ脱却と考えられていました。
実際はデフレに終わりが見えず2.5%の引き下げをしなければならなかったのです。
①2000年度からの年金払い過ぎは約7兆円。税負担では1.7兆円規模。
②2015年4月までに、さらに約2.6兆円の過払いが発生、累計は9.6兆円にもなります。
3.国民年金の保険料
①国民年金の保険料は2年連続で引下げられています。
現在の国民年金保険料は平成23年に制度創設以来初めて引き下げられました。
平成23年度保険料……月1万5020円で前年比80円引き下げ。
平成24年度保険料……月1万4980円と前年度比 40円引き下げ。
②厚生年金保険料は上昇している。
厚生年金の保険料は物価や賃金変動に関係なく毎年0.354%づつ引き上げられています。
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4.年金の減額
①2013年10月から1%減額。2014年4月からさらに1%減額
②2025年4月に0.5%減額
合計で2.5%の減額になります。
③3段階引下後の年金額は、
国民年金の基礎年金の満額値は年額で約2万円減。
厚生年金の標準世帯の年額で約7万円減。
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5.国民年金の予測
①国民年金の基礎年金(満額値)
2012年4月~2013年9月は特例で2.5%多くもらっている。786,500円
2013年10月~2014年年3月 1%減額:778,500円
2014年4月~2015年3月 1%減額:770,400円
2015年4月~ 0.5 %減額:766,400円
②3年後は現在より年額約2万円国民年金が減る計算になりますが?
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6.厚生年金の予測
①老齢厚生年金(モデル額:妻=40年専業主婦)
2012年4月~2013年9月は特例で2.5%多くもらっている2,771,300円
2013年10月~2014年年3月 1%減額:2,743,100円
2014年4月~2015年3月 1%減額:2,714,600円
2015年4月~ 0.5%減額:2,700,500円
②3年後は現在より年額7万円減ることになりますが?
アベノミクスの効果を期待したいものです。
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