ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

今日は久しぶりに旧友と

2009-04-01 23:03:02 | 




久しぶりに旧友と酒を酌み交わしました。
もうだいぶ昔になりますが、業界団体のある会合で知り合い、
ある事業目標に向かってともに汗をかいた仲。
結局、実らなかったけれど、1年半くらい頑張った。 


いまも彼は同じ業界にいますが、僕らの会社にしたら競合会社で
それなりの責任と地位を持ちがんばっています。
情報交換も兼ねてこれからの業界のことや私的な事情など、忌憚なく話をしました。


生き生きとして仕事に懸ける彼の姿をとても新鮮に感じました 
翻って自分の姿勢に反省しきりでもありましたが…


恵比寿の焼きトン屋さんで黒ほっぴーをしこたま飲みました 
美味いお酒だったなぁ 
毎度毎度こんなお酒ならなんといいだろう。


でも彼は私的には結構深刻な問題も抱えていました。
小さい子供が1人いるのに家庭は完全に別居状態でした。 


今日も帰るのは別のところ。自宅に帰るのは土日だけだと言います。
小さいお子さんと土日に過ごす。そこに奥さまはいない。
土日奥さんは仕事で帰らないらしいです。
〝子はかすがい〟といいますが、壊れかけすんでの「かすがい」です。 


彼の帰るところは別のところ。そこにいる彼女は土日いたたまれないでいる。
それを彼も自覚しているけれど、もうどうしようもない状態だといいます。
『もうそれはどうでもよく感じている』
なるようになると考えているようでした。


いま彼の〝よすが〟は仕事。


そんな不条理で不安定ななかでも人間は頑張れる。
生きがいはあるものだ。何もかもみな満点ということはないのだな。


自分の境遇と単純に比較はできないけれど思うところがいっぱいあった。 


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