ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

自分の本当の顔、そして一緒にいる人

2009-05-03 22:36:34 | 



「象の背中」見ています。
突然、それはやってくるんですね。
わかっていてもいざそうなると妻や子供、友人、同僚、周りの人間関係が大きく変わる。
もちろん自分の死生観というものが一変するでしょう。
あと数か月の命を僕だったらどう過ごすでしょうか。

実は何度となくこのテーマは考えることがありました。
なってみないとわからないことがあります。
そうでない今、想定問答したところで今が変わるわけではない。
だから答えはいつも不問。曖昧にしてきました。
今だって答えはありません。だって実効性のない答えなど意味がないですもん。


自分の素顔を見せられる人って何人いますか? 本当の顔…。
世間に見せる顔や親兄妹、恋人に見せる顔って本当の自分??
違うのではないでしょうか。
少なくとも僕は違う。悲しいくらい違います。

夫婦。夫婦となりともに一生を過ごそうと思える人。それなら大丈夫かも。
そう思い弱い自分、甘ったれな自分、情けない自分を見せてきたこともあります。
そうするとなかなか上手くいかないもので、何かギクシャクし駄目になります。
社会的な自分と自分の中の自分のギャップが邪魔をします。
かといって外側の顔だけで過ごすのであれば一緒にいる意味もない。
第一、それは相手に対してある意味〝詐欺〟かも知れません。
つまらないジレンマです。
ずっと孤独を覚悟すれば余計な苦悩はいらないでしょう。


自分の本当の顔、そして一緒にいる人。
両方が実現できれば僕は死を怖いとは思わないかも知れません。
死は怖いものですが、そう思うのも自分。そんな自分をわかってくれ最期まで一緒にいてくれる人がいてくれればと。
相手にもそう思ってもらえればなおいいと思います。

そんなことは勝手な僕のわがままだろうか。




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