TAMAちゃんダッシュ

愛犬タマとマル民の私の毎日です

かいかい

2006-02-15 | 
 薬品、資材をを扱っているS社の講習会に雨の中行ってまいりました。この講習会はS社の新製品の紹介と小売店向けに害虫駆除、防除に関する勉強会として開かれました。私は小売りをしているわけではなく仕事に直結しているわけではないですがちょっとした好奇心とこの講習会が開かれた場所の食事が美味しいことに惹かれて参加することに決めました。

 主な話の内容は植物につく害虫の種類と病気の特徴の話でしたが、手元の資料にある害虫の写真とスライドを見ながらの説明だったので、途中から気のせいか痒いのです。アブラムシやカミキリ、カイガラムシなどはまぁ平気だったのですがイラガとかセンチュウとか幼い幼虫は青いのに終齢幼虫になると茶色くてグロいセコさを持つものから登場してきて思わず痒い!と漏らしてしまいました。考えることは一緒で周囲にいた他の参加者たちもみな一応に痒そうな表情をしていました。
 お土産には新製品をいただきました。この他にバラ、芝生専用のものもあります。

これはスグレモノらしくて植物の生育に必要な成分がバランス良く入っている肥料だそうです。そして土に活力を与える腐植酸を配合していて、平たく言うと土に混ぜ込んで使用すると作物栽培に適する黒土に近い土壌ができあがるということで日を追って使うごとにその効果があがるというものです。また元肥としてだけではなく追肥としての効果もあり土の上から3か月ほどしてバラ播くだけで良いとか。私のような横着ものには向いている肥料ですね。
 講習が終わってこちらをいただきました。

民間資格として履歴書資格欄に記入すると何かいいことがあるのかしらん
あっ、S社の名前が入ってましたね。ま、わかる人にはすぐわかるから…

日野菜漬け

2006-02-13 | Weblog
 子どもの頃に食べられなかったもので現在食べられるものは確実に増えていて、それが当然のように体重に比例していることはいうまでもないが、結婚して嫁ぎ先の家の味覚に変わり更に30代のおばさんの食べ物アイテム数はまだ増え続けていくだろう。中には何故子どもがこんなものが好きなのというシロモノがあり、実のところそれが今でも譲れない食べ物になっていることがある。風貌や味はとてもシンプルだ。でも小さいながらも見た目はかなり派手。子ども心に見た目も十分気に入ったというのは今でもわかるが。



 日野菜漬けは京漬物になる。京漬物の特徴は味は薄めながら酸味がかなりあるということでしょうか。漬物には野菜の持つ新鮮さをいかした浅漬け、しっかりつけ込んだ古漬け、酒の臭いが漂うものやしょうゆにべったり漬けたものもある。広島では葉ものの広島菜漬け(野沢菜の苦み成分をひいたものと理解している。)や白菜漬、沢庵などがオーソドックスだが沢庵はのぞいて塩分の比較的ある浅漬けが一般的だ。だから義母が京漬物を食べるにつけナマスのような漬け物のような中途半端な食べ物としてあっさりとしているのにあまり箸を進ませない。主人も同様。そして広島県の多くの人も同様(いいきるか!?)である。その理由はデパートに定番商品として常時陳列されていないから。広島では売れない商品なのだ。必ずまとめてお取り寄せを定期的に実家の母がしてくれている。そしてまとめ買いしておいた日野菜漬けとてっさのようにさらうように掬い白い熱々のご飯で頂くのが最高に幸せなんです。最後の晩餐をするなら選びたい一品かもしれません。(絞りきれないのが私らしい。

 ちなみに私の味覚は寿司や焼きめしをおかずに白いご飯が食べることの味覚であり、酸味の強いものが好きである。時々白いご飯を食べながらポン酢やラー油の入ったギョウザのタレとかを飲み干したくなる発作も出てきます。そんな管理人のお薦めする日野菜漬けを是非!食べてみてください。

ぱくりマクリスティ

2006-02-12 | Weblog
 基本は習う、慣れる、覚える。そしてそこから応用が始まっていく。応用ができると新しいものの創造にだって繋がる。習うということは教えるひとがいるわけだがもしも習う人がいなければ自らが見た通りを聞いた通りをどこかで同じように使っていくしかない。独創性を追求する第一歩は真似ていくしかないのである。つまり人の考えたことをパクればパクるほど自分のオリジナルな展開を見いだすのに役立つというわけだ。吸収するだけ吸収して取り捨て選択をしていく。そこから新しいものを創り上げる。何かの教育論のようではないがふと感じたことである。ただパクるとなると見境がないとも取られがちなので、全てそうするわけではなく「この人パクってるみたいだけどしょうがないわ」と思われる程度にとどめおかなくてはならない。度を超すと知的財産を侵害したり著作権云々、盗作ということになる。特に金銭が絡むとそうなるので注意が必要ですが真似る、パクるはとても大切な事柄だと感じています。
 何故こんなことを書き記したのかというと、独創性を追求するあまりに自分が何をやってるのか苦悶の毎日にある人がいたので。悩みとは当人にしかわからない事であるが、その悩みを解消するためにやはり周囲の状況を見てヒントにしながら新しい状況を踏み出していくわけだから。進退かけてでも譲れない事柄なら妥協は許せないがそれ以外は意外に簡単にヒントが転がっておりそれを利用した方が良いことが多いのでしょう。
 で、タイトルの造語ですが…「パクる」と「ラクリマ・クリスティ」(グループがいましたよね)から来ている。Googleで検索すると何と876件もヒットしました。この事実に彼の人は涙を流していることでしょうね。

クリロー泥棒

2006-02-10 | 
この時期のお花といえば寒風に健気に耐えて咲くイメージが強い。例えば梅や雲間草、雪割草、節分草など雪背負って和の趣のあるものが多い。では洋種のものはどうなのかというと探せばないわけではないが代表選手といえばこちらでしょうか。


クリスマスローズはキンポウゲ科の耐寒性多年草で山野草のイチゲや春の鉢花のテッセン(クレマチス)とよく似ています。多年草というからには播種をして一年目から花をつけるわけでなく2~3年の月日を要してようやく開花します。よって開花株などは花のないこの時期である事とも重なり大変高価な値段が付けられています。

そんなクリスマスローズが盗難にあっているという話を某所の園芸店の方から聞きました。売り場に一人しか店員がいない時などを狙っていつのまにか無くなっているのです。ある時そのお店のスタッフが犯人とおぼしき人物の尾行をすすめて事の子細を聞くために家に乗り込んで行きました。するとどうでしょうか。何と犯人はお店によくいらっしゃっている常連の女性だったらしいです。そして庭を見ると一面に開花したクリスマスローズが揃っていたらしいです。それは一店舗から盗ってきたようなものではなく余罪があることを物語っていたそうです。常連さんなので事を大っぴらにすることもできませんでしたが額面からいくと相当なものだったということは間違いありません。そしてその女性の家はかなりのお金持ちだったのらしいのですが、万引きと同じようにスリルを楽しみ、それが自分の大好きなクリスマスローズだったということです。

管理人もその話を聞いて収集に成功したときさぞ幸せな気分になったのだろうなとクリスマスローズの群生する姿を想像してしまいました。
何だか複雑な句作ができそうでコワイです。

1週間

2006-02-08 | Weblog
 吹き荒れる暴風に遭ったかのような新しい物事をただ受け止めるに近い怒濤の一週間が過ぎ去りました。宮崎旅行で中休みがあったとはいえSさんと再会して話をしたこの1週間は彼女の話の中身を一つ一つ確認する作業がとてつもなく忙しなかったと大方のことには動じない私でも頭の奥深くから揺さぶられた様子でちょっと疲れました。まだまだ興味をひく話題は尽きないのですが話の内容を思い出すたびにハイになるので少しずつ小出しにしていきたいと思います。
 主人が言うには仲間うちで学生時代からもっとも成長したのは彼女だということ。私がこの1週間に経験したよりももっとハードな出来事を彼女はこれまでの人生で経験してきたのだということを彼女が一生懸命に話す横顔をみて深く感じました。彼女の真似はそう簡単にできそうにありませんが、次に再会するまでにもう少し大人な考え方を深められる自分になっていられればと思っています。
 写真はSさんがくれた宮崎のお土産です。

フランス菓子

2006-02-07 | Weblog
 フランス国籍を持つSさんからお土産を頂きました。
 スウィーツを貰うと漏れなく喜ぶ私であるのに今回はちょっとワケが違うことを見た目で悟ってしまったのでした。どぎつい原色乾燥フルーツ+砂糖まぶし+砂糖練り+ナッツ。目から脳が刺激され唾液が出そうになったもののそれを呑み込めない、そして鳥肌すら立つような感覚が見た瞬間に襲ってきました。
 食欲をわかせつつ即奪い去るなんて…これはかなりのシロモノでしょう。
 これまたスウィーツ好きの主人も一つ口にしたきり、後は遠巻きに見てるだけ。近寄ると何かに感染するかのような扱いです。そして鈍感で食物をただ美味しい美味しくないの味覚で押し切る私でも違う言葉が出てきたことは言うまでもありません。ダダ甘いっ!!
 Sさん曰く、日本人の味覚にあって西洋人がうまく感じ取れない味覚があるという。苦みと渋みである。要するにわびさびの感覚そのものがあまりないのでそれらに属するものは受け入れられないというのだ。具体的に品物を挙げると小豆を使った羊羹や饅頭などがそれにあたる。これらの日本の伝統的なお菓子は物珍しくて口に入れることはあったとしても大衆受けするものではないらしい。事実、虎やのパリ支店のディスプレイなどをデザインしている彼女は需要のない状況をずっとみてきたらしい。
 食文化の違いって本当に大きいことを感じながら幾つか残っているお菓子を主人よりは側によってみている次第です。

ありがとう。そしてこれからも

2006-02-06 | 言霊
akiさん あせんどさん 浮草さん enさん おっちゃん 海賊さん 風さん Kyoko♪さん 金星さん グリーンちゃん 軽ちゃん コブすけさん こぽっちさん 珊瑚さん しまちゃん シュエットさん ジュモンさん saintさん てっちゃん Teguri♪ちゃん とほさん トミーさん ともちゃん なちママさん にんママさん ネイビちゃん のんけんさん 服部くん 花おじさん ha-chansanさん 花師さん hanashinotaneさん はなみずきさん ハナミズキさん habiさん ハマヂさん はるかさん 東区E.Oさん hinahinaさん  130さん 不破さん ほりかぅちゃん まめしばさん みかんずさん morimonさん ユーリャさん ゆみねぇさん らーかみさん りぼんさん Rosemaryさん(多分五十音順のはず) そしておいで頂いている全ての皆さんへ

いつもいつもたくさんのコメントをありがとう。
今日の日も通過点としてこれからも楽しくやっていきます。
取り敢えず1年経ったようです。    

ミクロとマクロ

2006-02-05 | 
 うまい具合に例えるものだと感心いたしました。Sさんが広島に来て美術館を堪能したことは既に昨日の記事に書きましたが、それだけではなく配色のセンスなどを磨くのに「美術館に行きなさい」と指導もされました。

 時々園芸店の助っ人に行っている私ですが、そのいつもの園芸店を見るなり彼女が言ったのは色のあわせかたが不十分なのでお客様が飽きてしまうということだった。
 正面の部分には春を意識してマーガレットを多く揃えていたのだがそこを見るなり見た気分になってしまうということだった。そして植物を見た次にすぐに値段を見て買うか買わないかを決断させてしまうということだった。圧倒的な色合わせで迫って値段をみないうちに数多く買わせてしまうことが必要だというのだ。買わせてしまうといっても一つだけではなく、幾つかの植物をあわせてトータルの作品として一つでも欠けると物足りなさを感じるような錯覚に陥らせないといけないというのだ。

 物を総合的に見ていくマクロの目線がその園芸店のみならず日本人には足りないという。逆に一つ一つをミクロで捉えるのは日本人は得意だという。それは盆栽や寄せ植えなど色もさることながら草花の高低と配置で小さな作品を作り出すことや一つの植物として完成されたものが多くあるというのだ。パンジーやビオラ、プリムラなど色も品種も数多くあり一つ一つはとても完成されている。でも一つ一つでは単価としてはかなりお安い。それでは儲けにならないらしい。
 その例えをするのに彼女はまた美術の話を持ち出した。

 ヨーロッパの印象画の画家の作品はすぐ側でみると色がべたぬりしているだけだが遠くから見ると美しい作品になる。マクロの見方を得意とする西洋の文化の特徴なのだ。逆に日本人が同じように印象画の絵を描いたとしたら遠くからみても近くからみても遜色のないものを作りあげることができるそうだ。例えば海の波を描いたとして側までよっても水が風に吹かれて波立つ様などの繊細な部分まで描ききるのだ。
 画家にできて園芸店につとめる者にできないわけないと短い時間ながらかなりの指導ぶりだった。

 彼女は池坊の生け花とフランスのフラワーアレンジを融合させ新しい文化を生み出した第一人者です。日本人の花関係の関係者が渡仏した時には彼女が窓口になってくれているそうです。短時間ですが本当にわかりやすくインパクトの強い事を語ってくれました。見た目日本人ですがやはりフランスでの生活が長いせいかやはり感覚は西洋人なのです。

 私が彼女から学んだのは色で錯乱させてトータルで見せる。きちんと学べない私のこの言葉を聞いたら彼女がさぞがっかりすることでしょう。でも美術館にだけは行くことだけは学びました。

 そしてこの日彼女の残した名(迷)言は
「蘭なんか適当に買いたい人に買わせておけばいい。トータルで蘭の金額分花を売ってしまいましょう。」まさにミクロとマクロを一言で言い表してしまったのでした。

乗り放題

2006-02-04 | Weblog
神奈川県とフランスのハーフである主人の友人Sさん(女性)が久しぶりに広島に遊びにきました。広島には立ち寄るという形を取り目的は宮崎の西都原古墳群と高千穂の神楽(題材は天の岩戸に近い神様が人界に降りられたお話)。日本に帰る度に日本文化を訪ねる旅に出掛ける。広島では主人との再会の他に美術館巡り。広島県立美術館と平山郁夫記念美術館(瀬戸田町)。県立美術館ではエルミタージュ美術館展を開催していたがロシアに行けばいいからということで当然のように無視して奥田元宋をはじめとした日本画家の作品ばかりを見たらしい。広島市はそう大きくはないのに公立の美術館が多くあることにいたく感心していた。彼女に言わせると民間の美術館は儲け主義で本当に文化を追求しているわけではないらしい。といいつつ平山郁夫は世界的にも有名でフランスでも認められているので是非にということであった。宮崎に行った後再び広島に立ち寄るのだがそんなに移動していたら交通費も馬鹿にならないだろうと思っていたが、心強い味方がありましたよね。飛行機ではなくJRでの移動だとこちらが
切符のほぼ真ん中にスタンプが押してあります。ジャパンレールパスは2005年4月30日の記事で触れておりますが期間内は乗り放題です。以前はフランでしたが今はユーロ計算で3万円ほどでどこまででも行くことができます。広島~東京間を新幹線で往復しても早割で3万円かかるというのに本当にお得ですよね。帰国する度に思いつくまま旅に出ることが可能なんですよね。
そういうことでSさんは神楽を見に行くのに今朝旅立ちました。
この冬一番の寒さで高千穂か…

これから暫くSさん関連のネタが続きます。

バレンタインロール

2006-02-03 | Weblog
先日の岡山行きで仕入れたものです。
一応仕事で行ったのですが、こんな風にお土産を漏らさず買ってくるので遊びに行ってるふうにしか思えないのよね。
でも違う土地に行ったからにはそこのものを食べてみないとね。
バレンタインにはまだ早いけどどういうものを仕入れるか研究に余念がない私を許してください。