公開時のCMでその主題歌が流れた時に
「サブちゃんかよ~」と違和感を感じつつ、佐藤浩市や松重豊(カッコイイ脇役でしたがHPには紹介が無かった…)などが出演していることでDVDレンタルを楽しみにしていたんですよね。
SUKIYAKI WESTERN ジャンゴはそのタイトルでお察しの通り、娯楽エンターテイメント。
物語は源氏と平家の戦い、壇ノ浦の戦いから数百年後のこと。ある村に隠されている宝をめぐって源氏(紅組)と平家(白組)が争っていた。そこへ凄腕ガンマンが現れるという設定。恰好はウェスタン風、しかし何故か日本刀やガトリング砲と何でもありの展開。
清盛(佐藤浩市)役。史実では息子の重盛(堺雅人)は同じように父親の盾となった事というより清盛が姑息なだけ、や、義経(伊勢谷友介)を慕う弁慶(石橋貴明)は敵弾のあたりどころが悪く、オカマになったりと滅茶苦茶な展開。
主役の伊藤英明より周りのメンバーが濃すぎでした。クエンティン・タランティーノまで出てるんだもの。「キル・ビル」があるので頷いてしまいましたが。
一番のお気に入りのシーンは
清盛が「今日からオレはヘンリー6世と名乗る」でした。
薔薇戦争まで引き合いに出してました。
あと、印象的なロケーションは鳥居でしょうか。
純粋に笑える作品でした。エンディングに流れたサブちゃんも何故か違和感なくぴったりでした。