TAMAちゃんダッシュ

愛犬タマとマル民の私の毎日です

ジャンゴ

2008-02-13 | Weblog

 公開時のCMでその主題歌が流れた時に
 「サブちゃんかよ~」と違和感を感じつつ、佐藤浩市や松重豊(カッコイイ脇役でしたがHPには紹介が無かった…)などが出演していることでDVDレンタルを楽しみにしていたんですよね。

 SUKIYAKI WESTERN ジャンゴはそのタイトルでお察しの通り、娯楽エンターテイメント。
 物語は源氏と平家の戦い、壇ノ浦の戦いから数百年後のこと。ある村に隠されている宝をめぐって源氏(紅組)と平家(白組)が争っていた。そこへ凄腕ガンマンが現れるという設定。恰好はウェスタン風、しかし何故か日本刀やガトリング砲と何でもありの展開。
 清盛(佐藤浩市)役。史実では息子の重盛(堺雅人)は同じように父親の盾となった事というより清盛が姑息なだけ、や、義経(伊勢谷友介)を慕う弁慶(石橋貴明)は敵弾のあたりどころが悪く、オカマになったりと滅茶苦茶な展開。
 主役の伊藤英明より周りのメンバーが濃すぎでした。クエンティン・タランティーノまで出てるんだもの。「キル・ビル」があるので頷いてしまいましたが。

 一番のお気に入りのシーンは
 清盛が「今日からオレはヘンリー6世と名乗る」でした。
 薔薇戦争まで引き合いに出してました。
 あと、印象的なロケーションは鳥居でしょうか。

 純粋に笑える作品でした。エンディングに流れたサブちゃんも何故か違和感なくぴったりでした。
 
 

倒木更新

2008-02-12 | 言霊

画像は北海道口コミポータルサイト BEST! from 北海道のものです

 樹高30~40m、径が1m以上の大木エゾマツは、丈夫な性質とその寿命の長さから大きな建築材や繊細な楽器材として北海道では一般に知られているそうだ。寿命は約600年。そんな長い時間を生きてきた大木にも終わりのその時がある。

 植物の繁殖は通常、地下茎で次第にその場所を拡大したり、タネを別の場所に飛ばして実生から発芽し増えていきます。さらにこのエゾマツのように特徴的な子孫の残し方をする種もあります。
 エゾマツは寿命を終えて倒れた木を親木としてまさにその場所から若木が並んで発芽し成長する 倒木更新 という形を展開する。倒れて朽ちてなお若い世代へと生命を直接つなげているのだ。

 自身には子どもがなく血縁関係において受け継ぐということは実際的には不可能であるが、まだ確固としたものが完成してはいないが、自身の考えや思いも繋げることができないのかと漠然と考えることがある。 
 ヒマだから余計な考えなくても良いことが頭に浮かんでくるかと思っていたのだが、実はそうでもないらしい。
 先日のマル民の前任者宅を訪問した折、その方の配偶者(女性)の方が同じようなことを言われていた。私は未だ漠然としているのだが、その方は
 「私が得たことはすべて知りたいと思う人には教えるのにね」と言われていた。
その方には私より少し年上の息子二人がいるが、血縁であることと考えに基づいて行っている多方面な活動を引き継いで貰う事とは別なのである。
 倒れてもなおその思いを伝えたいという切迫したものではなかったが、十分にその気持ちを感じ取ることのできる場に幸運にも居合わせることができたのだ。

 こんな世の中だから、人間の様々な思いを知りたいと思う反面、大切な部分に踏み込まれるのを避けるが故に必要以上に壁を作ってしまうことも多くあります。
「つなぎたい」という方の思いと「受け取ってみたい」という方の思いが見事に出会える場所をみつけることからして難しくなっています。
 倒木更新 に憧れたとしてもその場が整わなくては実現しない。樹木の 倒木更新 と同様に条件は次第に厳しくなってきているようだ。

 前任者の配偶者からのバトンを受け取るかどうかの選択はまだできないし、今の私の仕事は倒木更新の場をみつけ守っていくことだとおぼろげながら思っている。そうしていつかきっと随分先のことになると思うが、自身のことで 倒木更新 をしたいと思った時に自然にそういう人が現れてくれれば良いなとも思っています。こんな風にこれからやって来る出会いを考えるのも心楽しいと思えてしまうのです。

この記事は2月7日木曜日の「新・京都迷宮案内」を参考にさせていただきました。幸田文さんの「木」という作品の中の 倒木更新 の内容を確認したり、実際にエゾマツの 倒木更新 の様子を見るとができればと思っています。


*なお倒木更新についてはエゾマツだけでなくスギや他の樹木でもみられますが、人の手の極端に入らない自然が残っている場所でかつ、広葉樹、針葉樹などの樹木や植物が混生していることなど条件が整わなくては成立しないようです。しかしその中から引き継ぐのは親木の性質なんですね。

純粋にまったく同じ生命体を継ぐものではないというところも、私がとても気に入った部分です。

三周年ありがとう

2008-02-06 | 言霊
あっという間でした。
ブログを始めて今日で丸三年。四年目に突入しました。
きっかけは以前の記事で述べたと思うのですが、義父が亡くなり4か月ほど経過して、ぼんやりと何か新しいことを始めてみようかという気持ちが生まれたからでしょうか。

何かを契機に新しいことを始めようとしたことはこれまでもありましたが、ここ最近でもそういう出来事がありました。

一つは不惑の年齢に至ったこと。
(実は結構な年齢だったんですよ。やっさんの言われるところのオバちゃんですね。)
もちろん実際はまだまだ戸惑ってばかり。生活の面でも人生設計の面でも仕事の面でもまだまだ学ばなければならないことが多くあります。

二つ目はその仕事の部分。
本来の仕事とはまったく異なった新しい話が昨年突然やってきました。
一部の方やmixiの方ではその身上の変化を伝えていましたが、おいでいただいているブロガーの皆さんにもお話ししてみようという気持ちにやっとなった次第です。

2007年12月から3年の任期で民生委員・児童委員(反転させて見てください。そして長々しいので以降マル民と記述します)を委嘱されたのです。

自身ではマル民というものは、人生経験豊かな年輩の方で、社会福祉に理解のある誰もが認める方が務めるものだと考えていましたが、何の理由があったか未だに謎の部分が大いにあるのですが、自身も今の地域に10年以上も住み、それ以上に私以外の家族はお世話になっているので、ご恩返しのつもりで力になれるのならとお話しをお受けすることにしたのです。

何故、十分オバちゃんではありますが私のような若輩者にマル民の話が舞い込んできたかという一つの理由はまた別の記事で紹介いたしますが、とにかく想像していた以上にこの仕事大変です。毎日何かしらそのことに時間を取られたり、「えっ、こんな事まで!」と感じるようなヒモつきの仕事が多いこと多いこと。

居住地域付近に居る割合が格段に増えました。本来の仕事での出張などを意識して減らすことにもなりました。
しかし、何より今回のマル民の話を義母も主人も喜んでいたようですし、どこが悪いというわけではありませんが最近、義母の体調が一人にしておくことが心配なことも多くなりましたから、良い機会だったのかもしれません。

三周年にあたっての一つめの爆裂はこのような身上報告となりました。
マル民関連の記事は今後も少しずつ記事にして参りますので、ブロガーの皆さんの貴重な意見や感想をいただければ幸いに思います。何せ経験値が少ないものですから。

ブロガーの皆さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。  瑠葉

チョコレート

2008-02-03 | Weblog
バレンタインが近づいたからということを意識しましたが、テンプレをチョコレート色に変更しました。フッダーの部分もチョコレートの画像。でもバレンタインというからでなく以前この壁紙をどこかで見て気に入っていました。前回の神楽のと
同様に自身ではお気に入りです。期間を過ぎても復活使用するかもしれません。

もうじきブログを始めて3年目になります。
同じ時期に始められた方、そうでない方もいつもありがとうございます。
初心にかえって爆裂娘になるやもしれません。

壁紙素材はでお借りしました。