「お笑い」と聞いて多くの人が一番最初に思い浮かぶのが吉本興業の存在。昨今のお笑いブームにおいて出てきた吉本芸人は数知れず、吉本は多大な利益を今日も上げていることでしょう。言わずと知れたお笑いのブランド吉本興業。まぁでもよくよく考えれば会社自体がすごい訳でなく全ては芸人さんのお力が全てですけどね。
ちょっとテレビに出ている吉本の芸人さんを挙げてみましょう。
ダウンタウン、島田紳介、ココリコ、ロンドンブーツ1号2号、雨上がり決死隊、ナインティナイン、極楽とんぼ、今田耕司、東野幸治、130R、木村祐一、藤井隆、ガレッジセール、森三中、オリエンタルラジオ、レイザーラモン、タカアンドトシ、まちゃまちゃ、ブラックマヨネーズetc…
芸人さんの名前を言っていけばそのほとんどが吉本興業所属の芸人さんと言っても過言ではありません。それだけに影響力が強く、テレビ全体の露出を考えても、テレビ業界のバラエティ部門は、そのほとんどが吉本興業が独占状態。他事務所は肩身の狭い思いをしてそう。吉本以外の若手の人なんか特に吉本の輪に入っていけなさそう…。
でも吉本興業ってそんなに面白いんでしょうか。なんだか冷静に見てみれば、下手な鉄砲数撃ちゃ当たるみたいな会社ですよね。まぁお笑い自体が実力重視ではありますけど、明らかな企画芸人、若いだけの芸人が増えてきすぎ。お笑いを作ったのは吉本興業だけれど、そのお笑いを良くない方向へ持っていってるのも吉本興業。
お笑いとは時代のニーズに答えてこその商売。的外れな古い笑いは通用するはずがない。でもニーズって何でしょう?
その内、現役ホストがコンビ組んだり、ジャニーズ事務所が漫才始めたり、渋谷の若い女性が思いつきでコンビ組んだり、アキバ系芸人とか極端に年齢の低い小学生芸人とかが出てきそう…。
上記のはただの私の想像です。でも「時代のニーズに合った」という一点だけを考えれば、こんなのも受け入れられちゃうのかも。所詮は流行なんですよね。流れに乗りたいからこそ、面白くない物も面白く見えてしまう。お笑い以外でも同じ事が言えますけど、なんだか日本の将来って怪しくなってきたなぁ。
ただ面白いだけじゃ成功は無い。逆に言えば面白くなくても成功してしまう。それでも後者は一時の輝き。流れが去ると同時に後者も去って行く。芸人発掘番組が横行してますけど、本当にこんなんでいいのかなぁ。その流れを崩すことが出来るのはやっぱり吉本だけなんですよね。
なんだか書いてる内にどんどん不安になってきた。そして明日の記事も決まった…。
生活のリズム崩しちゃっておねむのmorimonおじいちゃんが明日書くのは、お笑いの道へ進もうとする人へド素人からの激励と忠告。これからお笑いの道へ進もうとする皆さん、どうか企画芸人にだけはならないでね。