TAMAちゃんダッシュ

愛犬タマとマル民の私の毎日です

日野菜漬け

2006-02-13 | Weblog
 子どもの頃に食べられなかったもので現在食べられるものは確実に増えていて、それが当然のように体重に比例していることはいうまでもないが、結婚して嫁ぎ先の家の味覚に変わり更に30代のおばさんの食べ物アイテム数はまだ増え続けていくだろう。中には何故子どもがこんなものが好きなのというシロモノがあり、実のところそれが今でも譲れない食べ物になっていることがある。風貌や味はとてもシンプルだ。でも小さいながらも見た目はかなり派手。子ども心に見た目も十分気に入ったというのは今でもわかるが。



 日野菜漬けは京漬物になる。京漬物の特徴は味は薄めながら酸味がかなりあるということでしょうか。漬物には野菜の持つ新鮮さをいかした浅漬け、しっかりつけ込んだ古漬け、酒の臭いが漂うものやしょうゆにべったり漬けたものもある。広島では葉ものの広島菜漬け(野沢菜の苦み成分をひいたものと理解している。)や白菜漬、沢庵などがオーソドックスだが沢庵はのぞいて塩分の比較的ある浅漬けが一般的だ。だから義母が京漬物を食べるにつけナマスのような漬け物のような中途半端な食べ物としてあっさりとしているのにあまり箸を進ませない。主人も同様。そして広島県の多くの人も同様(いいきるか!?)である。その理由はデパートに定番商品として常時陳列されていないから。広島では売れない商品なのだ。必ずまとめてお取り寄せを定期的に実家の母がしてくれている。そしてまとめ買いしておいた日野菜漬けとてっさのようにさらうように掬い白い熱々のご飯で頂くのが最高に幸せなんです。最後の晩餐をするなら選びたい一品かもしれません。(絞りきれないのが私らしい。

 ちなみに私の味覚は寿司や焼きめしをおかずに白いご飯が食べることの味覚であり、酸味の強いものが好きである。時々白いご飯を食べながらポン酢やラー油の入ったギョウザのタレとかを飲み干したくなる発作も出てきます。そんな管理人のお薦めする日野菜漬けを是非!食べてみてください。