そんな私でも少しばかり混乱する状況とどうも弱いと思う動きがある。
私が今居住している地域もそうですし、出身地明石、小学生の時に1年だけ住んだ母方の田舎である島根県隠岐道後もそうですが、自分の住む場所から南に海があるのです。
今住む場所は高潮時に小さな川を逆流して潮がさかのぼってきますし、近くに牡蠣打ち場があります。出身地明石は近くでのりの養殖をしていましたし、小学校の時林間学校ではなく臨海学校を先に経験しました。隠岐は縁側から海が見え多分に100mぐらいしか距離が無かったのではないでしょうか。
海は常に自分の南に位置し、何か移動をする際は東西方向の動きがやたら多いのです。大概の場合は往路は東で朝日がまぶしく、復路はキツイ夕陽を全身に浴びるような動きが多いです。その場合は問題がないのですがちょっとなかなか馴染めないのは海が北にある位置の時。一瞬ではありますが混乱します。
例えば瀬戸内海を隔てて四国に渡った時など南の海を渡って行ったはずなのに四国は雪景色だったりとか、日本海の方に向かうと多分あたりの景観も関係あるのでしょうが、海が頭上から落っこちてくるような錯覚に陥るのです。すぐに慣れますけどね。
そしてそこで気付いたことは東西の動きは結構していますが南北の動きに弱いということです。何かちょっとストレスを感じる動きだと思っている私は変でしょうか?そのくせ天気予報は南北に分けられている地域の天気予報の方に妙に納得しているのですけどね。これも海側と山側では天気が異なるという思いこみからきているのですが。
そういうことを考えると混乱するというか、
「いつもそんなことを考えているの瑠葉さん?」とか思われちゃいそうで。
でも案外に方向音痴などはこういう思いこみや錯覚に端を発しているのかもしれませんね。