TAMAちゃんダッシュ

愛犬タマとマル民の私の毎日です

迷宮なし

2005-03-31 | 
もう10年以上も前に出会った人だが今でも時々思い出す人がいる。
音信不通というより連絡を取ろうとすら思うことすらなかった人だが時々思い出す。
そういう人って自分を映し出す鏡だとは思うがまず相容れることはないと思う。

職場の同僚で私より4つ年上の女性だった。物腰が柔らかくちょっとぽっちゃりしていてパステル調のフワリとしたワンピースをよく着ていた。スーツのイメージがない。使っていた香水もフローラルスウィートという少女のような人だった。
でも柔らかいイメージなのに言動は真反対。

印象に残った事を一つ。
彼女が結婚したのは平成3年の3月3日。ディズニーランドのそばのホテルで式をあげました。
私の住んでいた場所から目的地にいくには航空機を利用しても半日かかる。日程的に無理があるのに「せっかく来たのでみなさんにもディズニーランドを楽しんでもらいたい」といって航空券を用意してくれた。当然入場券はない。
フランス料理のコースが出たのだが料理にばくつく新婦さんを今まで見たのは初めてと列席していたものが言うぐらいにきれいに平らげていました。

そして彼女の口癖
「…した方がいいから。」
あらゆる事に対して私のしたいことはこれで、それは良いこと以外にあり得ないということが無意識のうちに備わっているのだ。周囲にどんなに影響を及ぼすとか自分がどのように見られているのかなどお構いなし。でも悪気がないから許される。

可能性を多岐にとか余力とか安全パイとかを考える私の物言いは
「…した方が良いと思う。」
道をたくさん作ることが迷いにつながるのか、より良いことをみつけようとすることが自分の中で消化しきれていないのか。

相容れないだろう彼女はどこでどうしているのだろう。

七五三

2005-03-30 | 社会
今の学校教育の現状。
どのような意味があるかお分かりですか。

学校での授業を理解している割合だそうです。
小学校では7割が中学校では半数が高等学校では3割が学校での授業内容を理解し残りは零れているらしいのだ。学力低下が世界の中の子どもたちと比較して顕著であるといわれているがこのような割合を知ると改めて思い知らされる。
 数字だけでもびっくりするが、ちょっと待って!もし小学校1年生の時に不幸にしてつまづいてしまったらどうなるのだろう。何をしてるかわからないまま11年か12年もの長い間過ごしていくのかと思う。劣等意識を持ち子どものまま次第に大人の顔をつくりながら。そんな長い時間を耐えられますか。そしてそんな時にいじめにあってしまったりしたら学校なんて面白い訳がない。いじめる方になるのかもしれない。劣等意識にさいなまれながら人に対する優しさを子どもが持てるというのだろうか。勉強しようという向学心も生まれてくるはずもない。優しい心を持てないから平気で自分のエゴだけで他人を傷つけこんなことで殺人事件になるのというような悲惨な事件にまで発展してしまうのだ。
 ゆとり教育の見直しや学習指導要領の見直しをはかろうとする動きがあるが、その中から不幸にしてこぼれてしまった時の対応をあわせて考えることをお願いしたい。またそんな時でも安らかな心のままでいられる精神面での教育も併せてすることも。
 それにしても7割が理解できない学校教育って…必然的に高等学校、大学入試のレベルが下がってくるわけだ。ついでにいうと社会に送り出される人間のレベルも。すでに社会に出て活躍している人のレベルも。声をあげなきゃそのまんま。国民総倒れ状態。

See You Again

2005-03-29 | 
新しい生活のスタートの4月を前に別れがあった。
不意におとずれた事柄に自分の中の不安定さをみるのではないかと思っていたが不思議と動揺はなかった。

月に1度定期的に通院している総合病院の主治医がその病院をこの3月でやめられ開業されることを聞いた。
病院はたくさんあってどこでも良いという訳ではないということを以前のブログでも紹介した。だから少々の距離なら新しく開業される所に通院しようと考えたがそうはいかなかった。

開業して事務所にあたる建物は建てるが外来診療はしない。通院できないお年寄りに対しての在宅診療のみにしていくというのだ。外来診療がないことを少々残念に思いはしたものの、この主治医らしさを見たような気がして微笑んでしまっていた。
医者も生き残っていくのが厳しい時代で既存のことをしていては先んじたした人に追いつくのが難しい。新たな場所で新たな顧客を獲得するのはかなりの労力が必要であるし設備投資費や人件費なども莫大必要だ。さらに開業した病院の経営と診療とを同時にこなす事は、2世のお医者さまでもない限り負担が大きい。そういう説明はさすがに受けはしませんが何となく意図するところがわかるような気がした。新しいやり方での診療を始めようとしているのだ。


別れだ。もう患者と主治医として会うことはない。
1つだけ聞いた。
「先生おいくつだったんですか。」
大体は想像していた。
「40歳」
私の方が少し下だが
「お互い頑張らなきゃいけない年齢ですよね。」
激励が餞(はなむけ)だと思った。

新しい世界で活躍することを祈り、
自身の奮起を考えた別れでした。幸せな別れでした。

そしていつの日か
See You Again
どこかで頑張ってるあなたにいつか会えることを信じています。

不明

2005-03-28 | 
分かっていることは次のことだけです。

名前はケンタリウム・エリスレア。名前の前の部分が同じ
仲間にコマチリンドウがある。花だけ見ると見えなくはな
い。和名はベニバナセンブリ。ということはリンドウでは
ないの?そしてどうやって使うのかと思いつつなくなって
しまったお花です。

今思えば…雑草か。ロゼットが力強かったことだけ記憶に
残っています。

お楽しみ劇場

2005-03-27 | 悲しいあなた→

サトちゃん :「邪魔するでいっ」
サト子ちゃん:「邪魔するんやったら帰って~」

              <協力-佐藤製薬、吉本興業>

 パクリまくりで済みません。
 女の子はサト子ちゃんでした。なかなか名前を思い
 出すことができませんでした。
 時々見ると楽しくなる存在ですね。

レイヤード

2005-03-27 | Weblog
髪型のことじゃなかったのね。

レイヤード=「重ね着」。
若者達って上手にレイヤードスタイル取り入れてますよね。
っていうかやってみたいと思うのだが、おばさんにはどこ
まで許されるのか。
スパッツ+スカートの格好はある程度スリムじゃないと
「ガンダム」みたくなってしまうしね。
豊満なウェストをどうやって重ね着で隠すか。この季節か
らのおばさんの悩みですよね。
「レイヤードスタイル」 研究してみます。

社会人必需品?

2005-03-26 | Weblog
社会人になる前に受け取り方の練習をしたようなしてないような…
「名刺」ってそんなに必要なものなのでしょうか。
必要だからできたのでしょうね。-「名刺自動販売機
何でも自販機で作れる世の中だよね。

名刺を持って仕事をしたことってそういえばあまりないなぁ。
そういう職種だったのだと思いますが。
名刺って肩書きとともに会社につくってもらうものだと思うので自販機を使ってまで
作るっていうのは何だか違うと思います。会社が作ってくれたものじゃないと意味ない
ような…。でも今はほぼ自宅仕事をしているようなものなので必要といえば必要なんで
すよね。外出する際には手作り名刺なるものを持ってはいますね。

そういえばみなさんは名刺に携帯電話の番号やメールアドレスなど載せていますか。
プライベートを仕事に出すことになるわけですが私のは載っています。

思えば名刺交換って社会人ならではのことなのでしょうが、個人情報を自ら流出させて
いる恐ろしい慣習なんですね。振り込め詐欺をしてる人たちが携帯電話番号まで知って
いるのは名刺のせいかもしれない…

雪桜

2005-03-25 | 
桜んぼの花です。
今朝の雪はさぞびっくりしたことでしょう。
梅に雪は降り積もっても桜にはなかったことです。
雪桜いや氷桜かな。
誰か歌を詠んで欲しい。

マジックミラー

2005-03-25 | 社会
この鏡は人間の2つの姿を映し出している。
1つは見たままあるがまま鏡の前に立っている姿を映す。
もう一つは鏡の向こう側から。
鏡の前に立つ人にはその姿を見ることはできません。
鏡を隔てて2つの世界が存在するのです。
2つの世界を隔てているのは様々なものがありますが、
若者は果敢にチャレンジして自分が属していない鏡の向こう
の世界に飛びだすのです。


これ学生の卒業旅行のことです。
社会人になる前に自由な時間をゆっくり味わうのと見聞を深
めるために卒業旅行でヨーロッパなどの海外にという学生が
かなりいるらしいが、どうやら海外にいくと日本人の若者だ
ってすぐわかるらしい。人種的特徴でいえば中国人や朝鮮民
族だっているはずなのだが何故か日本人の若者はすぐわかる。
-若いというより幼い。いつも楽しそうというより馬鹿にみ
えるらしいのだ。
そしてそれは大学の卒業旅行で来ていると説明すると「あれ
が大学生か、学校で何を学んでいるのか」と問われるという。
でも自国と同じように学校教育に限界があることも知ってい
て学校に責任を問うのではなく家庭教育が原因だともしてい
る。社会に出てしまっては直しようがないので若いうちから
しっかり家庭教育を行わなければならないのだ。

現在の日本はどうだろう。学校も投げる。家庭でも第3者に
教育を依存していることが多くなってしまっている。そして
若者は世界に出ていくだけ。

「セーターが裏表逆だよ!」とか「ストッキングがひけてるよ」
とか「まだ顔が寝てるよ」とか鏡のこちら側でみだしなみチェッ
クをする誰かが必要なんです。それが学校かな。
でもそれを直すのは本人達ですから、聞く耳持たない人はそれで
も出ていくだろうし、それではまずいのならもっと強力に言い聞
かせるのが家庭ということになるのでしょうか。


裸の王子さまやお姫さまがたくさんマジックミラーの向こうの世界
を訪れている現状をみなさんどう感じますか。