迷宮なし
2005-03-31 | 人
もう10年以上も前に出会った人だが今でも時々思い出す人がいる。
音信不通というより連絡を取ろうとすら思うことすらなかった人だが時々思い出す。
そういう人って自分を映し出す鏡だとは思うがまず相容れることはないと思う。
職場の同僚で私より4つ年上の女性だった。物腰が柔らかくちょっとぽっちゃりしていてパステル調のフワリとしたワンピースをよく着ていた。スーツのイメージがない。使っていた香水もフローラルスウィートという少女のような人だった。
でも柔らかいイメージなのに言動は真反対。
印象に残った事を一つ。
彼女が結婚したのは平成3年の3月3日。ディズニーランドのそばのホテルで式をあげました。
私の住んでいた場所から目的地にいくには航空機を利用しても半日かかる。日程的に無理があるのに「せっかく来たのでみなさんにもディズニーランドを楽しんでもらいたい」といって航空券を用意してくれた。当然入場券はない。
フランス料理のコースが出たのだが料理にばくつく新婦さんを今まで見たのは初めてと列席していたものが言うぐらいにきれいに平らげていました。
そして彼女の口癖
「…した方がいいから。」
あらゆる事に対して私のしたいことはこれで、それは良いこと以外にあり得ないということが無意識のうちに備わっているのだ。周囲にどんなに影響を及ぼすとか自分がどのように見られているのかなどお構いなし。でも悪気がないから許される。
可能性を多岐にとか余力とか安全パイとかを考える私の物言いは
「…した方が良いと思う。」
道をたくさん作ることが迷いにつながるのか、より良いことをみつけようとすることが自分の中で消化しきれていないのか。
相容れないだろう彼女はどこでどうしているのだろう。
音信不通というより連絡を取ろうとすら思うことすらなかった人だが時々思い出す。
そういう人って自分を映し出す鏡だとは思うがまず相容れることはないと思う。
職場の同僚で私より4つ年上の女性だった。物腰が柔らかくちょっとぽっちゃりしていてパステル調のフワリとしたワンピースをよく着ていた。スーツのイメージがない。使っていた香水もフローラルスウィートという少女のような人だった。
でも柔らかいイメージなのに言動は真反対。
印象に残った事を一つ。
彼女が結婚したのは平成3年の3月3日。ディズニーランドのそばのホテルで式をあげました。
私の住んでいた場所から目的地にいくには航空機を利用しても半日かかる。日程的に無理があるのに「せっかく来たのでみなさんにもディズニーランドを楽しんでもらいたい」といって航空券を用意してくれた。当然入場券はない。
フランス料理のコースが出たのだが料理にばくつく新婦さんを今まで見たのは初めてと列席していたものが言うぐらいにきれいに平らげていました。
そして彼女の口癖
「…した方がいいから。」
あらゆる事に対して私のしたいことはこれで、それは良いこと以外にあり得ないということが無意識のうちに備わっているのだ。周囲にどんなに影響を及ぼすとか自分がどのように見られているのかなどお構いなし。でも悪気がないから許される。
可能性を多岐にとか余力とか安全パイとかを考える私の物言いは
「…した方が良いと思う。」
道をたくさん作ることが迷いにつながるのか、より良いことをみつけようとすることが自分の中で消化しきれていないのか。
相容れないだろう彼女はどこでどうしているのだろう。