80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

鹿児島でマングースを捕獲・・・・今後どうする?

2009年07月08日 | 時事問題
去る6日、2匹が捕獲されました。かなり前から目撃情報はあったのです。
これで相当数、生息している事が証明されたのです。


ご存知の通り、明治時代から沖縄地方では猛毒蛇ハブが、
人畜に多大の被害を与えていたので、
その駆除の為世界の例に倣ってマングースが導入されたのです。

かって沖縄観光旅行で、「ハブとマングースの決闘」が観られました。

大きなガラス箱の中で死闘する残酷な見世物です。

ハブの天敵だと思っていたのですが、どうやらそうでもないらしい。

最初に入れられた若いマングースは、ハブの威嚇に、
必死になって箱の中を逃げ回ったのです。

係員は「こいつはまだ経験不足」とか言ってベテランに入替えました。
ベテランのマングースは流石に逃げず、あっという間に
ハブの頭に喰い付き2,3回振り回して、ハブがぐったりして終わり。

沖縄に入ったマングースは期待に反して、ハブを襲うよりも、
家畜や、絶滅危惧種の天然記念物、アマミノクロウサギ、トゲネズミ、
ヤンバルクイナまで皆喰い殺してしまう始末です。


これは困った事になった訳で、もうマングースを除く外はないと、
正に野生動物の生態系を勝手に乱した人間の横暴の結果です。

鹿児島のマングースが、船の荷物に紛れ込んで来たか、
不心得な人が隠して持ち込んだのでしょう。

鹿児島では、この動物は害獣以外の何ものでもありません。
出来るだけ早く絶滅させる方針だとか。

人間はこんな事を起こさない様に、今後は気を付けて貰いたいものですナ。
人間だけが棲む地球ではないのですから・・・。