昨日のブログの続きなんです。 もし昨日読んでなければ先に読んでネ。
著者、池上司さんのデビュー作品「雷撃深度十九・五」の内容を
少し紹介させて頂きます。 ほんのさわりだけ。
日本新鋭潜水艦、伊ー58号は人間魚雷艇「回天」6基を搭載して終戦の年の7月16日、
呉軍港を出発します。フィリッピン、レイテ沖で、米軍艦を待ち伏せするのです。
終戦日の18日前、7月29日に米、重巡洋艦インディアナポリス
(原爆2発を米本土からテニアン島に届ける極秘使命を帯びている)と遭遇し、
海の上下で海戦が行われます。
潜水艦は度重なる爆雷攻撃で瀕死の被害を蒙りながらも、最後に魚雷4本を発射、
ことごとく命中して、米艦は原爆諸共海の藻屑と化したのです。
このストーリーは肝心な処でフィクションです。
インディアナポリスは原爆を運送し終えてから(2発共日本に投下された!)、
レイテへの帰路に撃沈されたのですから。
それに回天には乗員を乗せずに、囮として発射するのですが、
史実では回天乗組員6名は帰らぬ人になっています。(小説では戦死2名だけ)
終戦の3日後、8月18日に呉港にひっそりと帰国しました。
兎に角、索敵、欺瞞行動、待ち伏せ、追跡、反攻、囮作戦、生か死かの激戦、等々
次々と秘術を尽くしての戦術を織り込んで、
息をも継がせぬ迫力ある場面の連続となります。 全くのエンターテイメント小説。
小(弱)が大(強)を制する、皮を切らせて骨を切る、
日本人としてまことに痛快なストーリーですね。
映画ではどの程度に迫真的なシーンになっていますやら・・・。
観た後で又、映画評でも書いてみたいと思います。
著者、池上司さんのデビュー作品「雷撃深度十九・五」の内容を
少し紹介させて頂きます。 ほんのさわりだけ。
日本新鋭潜水艦、伊ー58号は人間魚雷艇「回天」6基を搭載して終戦の年の7月16日、
呉軍港を出発します。フィリッピン、レイテ沖で、米軍艦を待ち伏せするのです。
終戦日の18日前、7月29日に米、重巡洋艦インディアナポリス
(原爆2発を米本土からテニアン島に届ける極秘使命を帯びている)と遭遇し、
海の上下で海戦が行われます。
潜水艦は度重なる爆雷攻撃で瀕死の被害を蒙りながらも、最後に魚雷4本を発射、
ことごとく命中して、米艦は原爆諸共海の藻屑と化したのです。
このストーリーは肝心な処でフィクションです。
インディアナポリスは原爆を運送し終えてから(2発共日本に投下された!)、
レイテへの帰路に撃沈されたのですから。
それに回天には乗員を乗せずに、囮として発射するのですが、
史実では回天乗組員6名は帰らぬ人になっています。(小説では戦死2名だけ)
終戦の3日後、8月18日に呉港にひっそりと帰国しました。
兎に角、索敵、欺瞞行動、待ち伏せ、追跡、反攻、囮作戦、生か死かの激戦、等々
次々と秘術を尽くしての戦術を織り込んで、
息をも継がせぬ迫力ある場面の連続となります。 全くのエンターテイメント小説。
小(弱)が大(強)を制する、皮を切らせて骨を切る、
日本人としてまことに痛快なストーリーですね。
映画ではどの程度に迫真的なシーンになっていますやら・・・。
観た後で又、映画評でも書いてみたいと思います。