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コスタリカ 2018年(13)toronja(トロンハ)は「グレープフルーツ」ではない

2018-09-22 16:39:07 | コスタリカ
8月19日(日)
 まだまだ時差ぼけが治らない。昨晩10時に寝たのだが、深夜2時に目が覚めた。尿意を催したわけではないが、ついでだからトイレに行く。また寝る。7時半ごろ目が覚めた。晴れている。
 夜は意外と涼しかった。扇風機がないので心配だったが、逆に寒いぐらいでシーツを掛け布団代わりにした。
 8時朝食。gallo pinto、トマトの卵とじ、コーヒーにマンゴー。マンゴーは大きくて甘い。日本で買うと1000円はしそうである。食前にレモンを1個かじる。すっぱいが健康のためである。
 この日のお昼は義母のための母の日のパーティーがある。母の日はコスタリカでは8月15日で祝日であるが、参加者の都合でこの日にセットされた。すでに玄関前のテーブルには花が飾られている。
 
 
 昼までにはまだまだ時間があるので、花が飾られたテーブルのそばのロッキングチェアーに座って、日本から持ってきた本を読む。庭に出て写真も撮った。
 
 3年前にあったココナッツの木は切られていた。枯れたのだろうか。もう1本あるが、あまり実は落ちていなかった。落ちていたのは傷んでいて、ジュースを飲むことはできなかった。この写真の部分の庭は実はパン屋を営む義弟の土地である。いずれ家を建てて、人に貸す予定だという。
 
 toronja(トロンハ)の木。てっきりグレープフルーツだと思っていたが、違うとのこと。小学館『西和中辞典』には「(1)ザボン(朱欒)(2)グレープフルーツ pomelo」とあった。
 女房殿の解説によると、グレープフルーツはそのままで食べられるが、toronja はそのままでは食べないとのこと。詳しくはウィキペディア「ブンタン」と「グレープフルーツ」をご覧いただきたい。
 こちらの写真の庭は女房殿の名義の土地になっている。将来はどうなることか。
 晴れていると、さすがに外は暑い。
 ところで、毎週日曜日には姉妹が交代で義母の世話をしている。平日の昼間は近所に住むおばさんが来てくれている。彼女は信頼の置ける人物である。他にももう1人いるが、こちらの方はあまり程度がよくない。平日の夜はヘルパーたち(といっても、専門知識を持っているわけではなく、素人のお手伝いさんである)を雇っている。こちらの方も仕事ぶりは芳しくない。
 次の日曜日は女房殿が担当することになったので、あと1週間グアピレスに滞在する。
 義母の目が覚めたので、挨拶する。以前からお腹が出っ張っていたが、ますます出てきた。単なる肥満にしてはおかしい。他の部分は決して太っていないのである。実は子宮ガンで、腎臓も半分以上、摘出したらしい。全身に転移していて、もう手術は無理とのこと。声も弱弱しくなっている。記憶もおかしくなってきている。筆者のことは認識できるが、名前が出てこない。実の娘たちも認識できるものの名前が出てこない。
 

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