【お知らせ】前回の記事の「怪しげな現在分詞形」に例を追加しましたので、ご覧ください。
ここで、ついでによくあるつづりの間違いを紹介しよう。irの現在分詞はyendoだが、これをllendoとつづる間違いをよく目にする。
本来はyは「ヤ」行の子音を表し、llは「リャ」行の子音を表すのだが、どちらも「ジャ」行で発音される地域も多い。
yはiが半子音に変化した場合がある。yendoも本来はiendoのはずである。そう考えれば、llでつづることはありえない。
一方、llはfl, cl, plなどが変化した場合もある。「鍵」の意味のllaveはclaveが変化した形である。ローマ法王を選出するcónclave (conclaveともつづる)は会議中部屋に「鍵をかけて(con llave)閉ざす」が語源だそうだが、これはcl → llの変化の一例である。
それはともかく、yでつづるべきところをllで表記する間違いはよく目にするのだが、その逆はそれほどでもないような気がする。
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スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
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