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コスタリカ再訪(162)Zarcero(サルセロ)にて休憩

2016-11-03 17:32:13 | コスタリカ
 
 【Chocolate Tour のトイレにあった飾り。どこかの土産物屋で売っていたようだが、かさばるので買わなかった。】
 Chocolate Tour を見学したあと、いよいよ目的地である Bajos del Toro(バホス・デル・トロ、「雄牛の低地」)に向かって出発する。
 
 Autopista (幹線道路)からCiudad Quesada 方面のわき道に入ると、くねくねした山道になる。景色はいいが、運転は大変である。近いわりに時間がかかる。途中の Zarcero(サルセロ。「テリア犬」の意)で義妹が空腹を覚え、昼食のフライド・チキンを買う。筆者たちもお付き合いでロースト・チキンを買う。車の中で腹ごしらえである。本来の予定では Bajos del Toro の釣り堀で釣ったマスが昼食になるはずだったのだが。 
Zarcero の町は Ciudad Quesada 方面へ行くときには必ず寄り道したところである。
    
 【「Zarcero の画像」より】
 教会前の公園の木がいろいろな形に剪定されているからである。昔はのんびり鑑賞できたものだが、今ではここも車が多く、車を停めるのにも苦労する上、何だか落ち着かない。
 上の写真以外にも「Zarcero の画像」にたくさんアップされているので、ご覧いただきたい。
 町の名前、Zarcero は「(猟犬の)テリア」という意味だが、その由来について深く考えたことはない。今回の記事を書くに当たって、初めてネットで調べてみた。「テリア」の産地か、それとも Zarcero という人名に由来するのかと想像していたが、見事に外れた。
 ウィキペディアによると、Zarcero の名前はもともと zarzapariilla (サルサパリージャ。和名は「サルトリイバラ」)という植物に由来する。
 
 【zarzaparrilla。ウィキペディアより】
 ただ、この言葉は長いので、zarcero(zarcear「イバラを用いて管の中を清掃する」、「犬が獲物を追ってイバラの茂みに入る」の関連語?)と呼ばれるようになり、それが今では正式名称になったとか。植物が動物に変身したわけであるが、zarzaparrilla(サルトリイバラ)も zarcero も、どちらも「イバラ」に関連しているようなので、無理な変身というわけでもない。
 それはともかく、テリアにはいろいろな種類がある(画像参照)が、コスタリカではあまり小さい犬は見かけなかった。Zarcero にもテリアはあまりいないのではないかと想像する。


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