エスペラントのアクセントは強弱アクセントで、後ろから2番目の母音が強く発音される。これもスペイン語やイタリア語などの一般的な特徴である。英語でも日本人名は後ろから2番目の母音が強く発音される。たとえば、田中さんは「タナーカ」になるし、黒田は「クローダ」になる。唯一、イチローのみ「イチーロ」とならないで、最後から3番目の音節の「イ」にアクセントが置かれている。
エスペラントは二重母音を認めていないので、「日本」の意味の Japonio は「ヤポニーオ」である。スペイン語的感覚では、 io が二重母音になるので、「ヤポーニオ」と言いたくなるのだが。
さて、アクセントはヨーロッパの言語では強弱アクセントが一般的だが、フランス語は他のヨーロッパ諸語とはちょっと違う。手元のフランス語の辞書を見ると、アクセント記号は書かれていない。ただ、最後の音節がはっきり発音されるようである。
一方、日本語は高低アクセントである。中国語やベトナム語などは声調言語と呼ばれ、強弱アクセントではない。
アクセントの点でも、エスペラントはヨーロッパの言語の発想を免れていない。
エスペラントをフランス語風、中国語風のアクセントで話して通じるかどうか、気になるところではある。
シンガポールでは英語も話されるが、中国系のシンガポール人の英語は、どうしても中国語風になりやすい。一度、“Be careful”が強弱アクセントではなく、中国語風の声調で発音されているのを聞いたことがあるが、足元に注意を要するような場面だったので、十分通じたのであるが。
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