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コスタリカ再訪(116)プンタレーナスで海鮮料理を食す

2016-09-16 18:07:26 | コスタリカ
  プンタレーナスのホテルに到着したのが5時半。部屋に入って、少々休憩。プンタレーナスではエアコンをつけないと、我慢できない。エアコンをつけたばかりなので、まだ熱気がこもっている。落ち着いたところで、夕食に出ることにした。ホテルの中でも食べられるが、近くにもレストランはある。
 プンタレーナスはグアナカステ方面への中継地点である。アラフエラからグアナカステ方面へは幹線道路でプンタレーナスに出て、それからパン・アメリカン・ハイウェイを利用するのが一番早い。
 
 プンタレーナスは港町なので、新鮮な魚介類が楽しみである。36年前は、物流があまりよくなく、首都サンホセでは
新鮮な魚介類はあまり食べられなかった。初めてプンタレーナスに来たとき、食べた魚料理は忘れられない。
 また、知人もいるので、訪問しようと思った。しかし、36年ぶりである。当時、40歳ぐらいだっただろうから、存命なら75歳ぐらい。下手すると、もう亡くなっているかもしれない。それに、大体の場所は覚えているが、正確な住所はわからない。それに名前も知らないのである。知っているのはニックネームだけ。彼を知っている日本人の友人たちも彼の本名は知らない。それでも、小さな町だから、知っている人はいるだろうと楽観していた。
 
 夕食のためにホテルを出るとき、フロントの支配人らしきおじさんに聞いてみた。しかしながら、地元の人間ではないので、わからないとのこと。
 そのまま、近くのレストランに行って、そこで聞いてみることにした。
 ものの5分も歩かないうちに、1軒見つけて、入った。
 
 夜はいくらか涼しくなるので、オープンテラスで食事することにした。中は扇風機だけで、冷房はなさそうである。
 何人かウェイターがいたので、聞いてみると、そのうちの一人が知っていた。自宅もそこから5分もかからないところである。
 さて、海鮮料理は意外とバリエーションが少なかったが、筆者は写真手前の魚丸ごと一匹、女房殿は魚の向こうに小さく写っているエビ料理を注文した。
 
 この魚はたぶん corvina (スズキの一種)で、pargo (鯛の仲間)とともにコスタリカの切手に描かれている。
 
 【corvina】
 
 【pargo、2枚とも筆者所有の切手】
 最近でこそ、サーモンも売られるようになったが、コスタリカで取れる代表的な海水魚はこの2種である。
 久しぶりの魚料理に舌鼓を打ち、カードで支払う。2人で約7,000円だった。昔に比べると、ずいぶん物価が上がった。
 いよいよ36年ぶりの知人訪問に向かう。
 

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