ここで、スペイン語に目を転じるが、スペイン語では英語同様、自動詞と他動詞で形が変わることはない。ただし、他動詞に“se”という語をつけると自動詞の意味になる。この “se”はフランス語と同じく、再帰動詞で「行為が自分自身に跳ね返る」ときに用いられる。
たとえば、「(彼は)ドアを開ける」は“abre la puerta”だが、 「ドアが開く」は“se abre la puerta”となる。受身的な表現といってもいいだろう。この“se”の用法はいろいろあり、結構難しい。大雑把に言うと、「受身」、「完了(てしまう)」、「相互」、 「非人称(一般的に誰でも)」などがあるが、詳しいことはスペイン語入門の本にでも当たってもらいたい。
とにかく、筆者の言いたいことは、自動詞表現がスペイン語では“se”を使った受身表現と同じ形で表されるということだ。
たとえば、「(彼は)ドアを開ける」は“abre la puerta”だが、 「ドアが開く」は“se abre la puerta”となる。受身的な表現といってもいいだろう。この“se”の用法はいろいろあり、結構難しい。大雑把に言うと、「受身」、「完了(てしまう)」、「相互」、 「非人称(一般的に誰でも)」などがあるが、詳しいことはスペイン語入門の本にでも当たってもらいたい。
とにかく、筆者の言いたいことは、自動詞表現がスペイン語では“se”を使った受身表現と同じ形で表されるということだ。