「五分後の世界」村上龍 (幻冬舎文庫)2011.6.29読了。
●勝手に採点 8点(10点満点です)
●おおざっぱなあらすじ
5分のずれで現れたもう一つの日本。駐留する連合国相手に今もゲリラ戦を続ける。
●ひとこと感想
なんか、感動したぞっ!
今、読んでいる本の流れからして、そうさ、イフ小説だと思って読みだしたんだよ。旧日本軍が、第二次世界大戦でオキナワを犠牲にして、講和するんじゃなく、本土決戦を経て、文字通り地下にもぐってゲリラ戦を展開したら…。たしかにそういうストーリーではあるんだけど。
この本に書いてあるのは、そんなイフ戦記ではなく、「勇気」「プライド」「生き残ろうとする意志」。アメリカの属国に成り下がったこっちの日本人たちがなくしてしまった大切なものの数々だった。もうひとつの日本人の姿は、凛としていて、颯爽。涙が出た。
それと、どんな状況でも生き残ろうという主人公(小田桐)の意志に感動をおぼえる。
●勝手に採点 8点(10点満点です)
●おおざっぱなあらすじ
5分のずれで現れたもう一つの日本。駐留する連合国相手に今もゲリラ戦を続ける。
●ひとこと感想
なんか、感動したぞっ!
今、読んでいる本の流れからして、そうさ、イフ小説だと思って読みだしたんだよ。旧日本軍が、第二次世界大戦でオキナワを犠牲にして、講和するんじゃなく、本土決戦を経て、文字通り地下にもぐってゲリラ戦を展開したら…。たしかにそういうストーリーではあるんだけど。
この本に書いてあるのは、そんなイフ戦記ではなく、「勇気」「プライド」「生き残ろうとする意志」。アメリカの属国に成り下がったこっちの日本人たちがなくしてしまった大切なものの数々だった。もうひとつの日本人の姿は、凛としていて、颯爽。涙が出た。
それと、どんな状況でも生き残ろうという主人公(小田桐)の意志に感動をおぼえる。
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