ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「いくつになっても 江戸の粋」 アンソロジー/細谷正充・編

2024年03月06日 19時20分41秒 | 作家 あ行
いくつになっても 江戸の粋 (光文社文庫) 2024.3.6読了。
細谷正充 (編)

現代よりだいぶ早くに隠居し、余生を生きた江戸の人々。
悠々と生きる者、ひと癖ある知恵者、嫌われ者、虐げられた者。
己の場で、江戸のお年寄りたちが魅せる命と心の輝き。
そして次の世代に伝えてゆく、自らの意気と生き様とは。
名手たちによる短編3編と、書下ろし短編3編を収録。
笑えて、泣けて。年を取るのも悪くないと思えてくる、傑作ばかりの時代小説アンソロジー。
【収録作品一覧】
三筋界隈 青山文平
つはものの女 永井紗耶子
いくばくも 泉 ゆたか (書下ろし)
ひと夏  志川節子 (書下ろし)
ほおずき長屋のお豪 坂井希久子 (書下ろし)
五郎治殿御始末  浅田次郎
編・解説 細谷正充



浅田さんお目当てで読みましたが、まあ、期待したほどでは。5点。