「純愛小説」 (角川文庫) 篠田 節子 (著) 2013.10.3読了 。
純愛小説で出世した女性編集者を待ち受ける罠と驚愕の結末、影のように慎ましく生きてきた女性が抱く最初で最後の狂おしい想い、息子の恋人に抱いてしまったときめき、年齢を超え理不尽なまでの磁力で惹かれあう男女…成熟したからこそ逃れがたい「恋」という名の愚行がときに苦く、ときに危険なほど甘やかに綴られる4篇の物語。直木賞作家、円熟の筆が冴える、ほんとうの大人のための“ロマンティック・ラヴ”。
まれにみるハイペース。本読むのが。篠田節子さんがおもしろいのか? はたまた短編だからか? 仕事がひまなのか?
「純愛小説」「鞍馬」「知恵熱」「蜂蜜色の女神」の4篇を収録。恋愛小説なのかホラーなのか? 怖いのか、悲しいのか? 今回も面白かったっす。特に「鞍馬」、かなしっす。…7点。