クラシック番付を見て。

　それにしても大雨だね。　1ケ月分の雨量が、ほんの1日2日で降る地域が多い。　災害に注意するのは勿論、競馬にも影響が少ないことを願いたい。
　N紙の「クラシック番付」が出ていた。　牡は横綱・ロードクエスト、大関・アドマイヤエイカン、関脇・プロフェット、小結・シュウジ、以下・シルバーステート、ポルトフォイユ、プロディガルサン、ロスカボス、アストラエンブレムが選抜入り(笑)
牝馬は横綱・ブランボヌール、大関・ウインファビラス、関脇・アドマイヤリード、小結・クロコスミア、以下・ペルソナリテ、マシェリガール、メジャーエンブレム、エスティタート、キリシマオジョウとなっている。
　基本、番付とか年度代表とかは、出ている結果に対しての評価だから、実際にタイトルにあるクラシック…に素直に結びつくかは微妙。　デビュー戦で負けたままの馬は、当然組み込まれないが、現実には初戦負けても後々大成する馬は結構いる。　例えばヴァンキッシュランあたりだって、来年花開く可能性もあるだろう。　私はこの番付に、牡馬ではレプランシュ、牝馬ではサプルマインドを追加したい。　レプランシュの鬼脚も際立っていたし、サプルマインドも楽勝だった。　420k台とちょい小さいが、今後成長して440kぐらいになれば、牝馬だしさほど問題ないかな。
　この番付で気付くのは、やはり牝馬勢の手薄さだね。　幸い私の「応援馬」ブランボヌールが横綱なのだが、勿論かつての「応援馬」であるブエナビスタやハープスターとは違う。　まだまだ好素材が出てきてほしいところ。　そういう意味では、7月小倉で圧勝デビューの予定だったリボンフラワーの回避、頓挫は悔やまれる。　おっとこれも私の「応援馬」だった(笑) 　ついでに云っちゃうと、ライラムーンが入厩したので、阪神JFへの期待も賭けたい。　私はこの系統(ライラプス-フサイチエアデール)については、どっちかというと対岸にいたのだが、今回はライラムーンを「応援馬」にした。　ちょっとしたヒラメキなのだが、果たしてどうかな。　この血統はムラというか、レースで表現するものの天地があまりに大きい。　アナスタシアブルーにしても、プロクリスにしても、これは強い! と驚かせるレースがある一方、なんだこりゃ、と信じられない大敗をしたり。　つまり高い筈のポテンシャルが素直に露出できない、成就していないのだ。　今回は私が目を付けたということで、一段ステージ上がってくれるといいのだが。　ま、自画自賛になってるな(笑)　　

2才馬はポンポン状態、レベル高い?

　新潟記念は荒れたね。　私の大穴馬ロンギングダンサーも健闘したが…。　てっきり大外をブン回してくるかと思ったら、直線4分どころを突いてきた。　あと300ぐらいの地点で結構いい脚使っていたので、こりゃ3着あるぞ! と乗り出した(複勝負だったもんで) 最後はガス欠になったか、伸び切れずの4着。　馬券的には最悪だが、二桁人気の馬を本命にしたのだから、諦めるしかない。　ま、走った方だろう。
　今週から秋競馬なのだが、天候がね。　なんか秋の長雨の雰囲気。　2才馬はポンポンと大物っぽい馬が出ている。　ロードクエストはさすがに見つけるのは難しかった。　同じ父の(つまり全兄弟)の兄は、新潟2才Sの半月ほど前に地方競馬の条件戦を走って、なんの見せ場もなくブービー。　こりゃ見つけられない(笑)
シュウジの強さも圧巻だったね。　なんか荒っぽいレースをしたけど、汲めども尽きぬ泉の如し。　能力の底がまったく見えない。　こちらは上もちょいと走っているし、早くからソコソコの評判はあった。　それにしてもマツリダにキンシャサ。　これはこれ清涼感あるか。
　では良血馬たちはどうか。　次走決まっているのは、プロディガルサンが9/27の芙蓉S。　アストラエンブレム、イモータルは重賞のサウジアラビア。　シルバーステートが紫菊賞。　ポルトフォイユは萩Sを予定している。
　結構使い分けの雰囲気。　クラブ馬や、金子さんの馬などはやはり考慮するだろう。　調教師から見てみれば、マツパクのアラバスターは朝日杯なのだろうが、成長が追いつくかだね。　むしろ橋口のシュウジが朝日杯へ気分も盛り上がっているだろう。　最後のG1、やはり獲りたいよなァ。
　私の「応援馬」ライラムーンが入厩した。　ゲート試験まだだったかな。　リオンディーズも今月中に入厩する見込み。　こちらはやはり大望を賭けたいね。　この2頭かなりデカイらしい。　持て余すようでは困るが、規格外の大物であってほしい。　

新潟記念・最後だし無印からのバイバイゴール!

札幌2才S。応援馬を4番手評価に落とした人でなしは私です(笑) 　とにかくレース週に入ってからの流れが悪くて、これは運を掴めてない、という判断をした。　スタートのやや出負けも然るべき。　それで本命にした馬が見当違いだと大恥だったが、幸いにも◎付けたAエイカンの優勝。　オレッてやる? プロフェットは惜しかったね。　ルメールは勝ったと思ったレースだろう。　アラバスターはやはりそんなに切れる脚はなさそう。　でも結構しっかりした走りをするので、今後の成長次第ではソコソコ楽しめそうだ。
　新潟記念。　なんか当てもの的な雰囲気も。　結構悩んで、予想も二転三転。　結論として本命はロンギングダンサー!! 格下だし当然自信はあまりないが、53kで今の勢いならひょっとして…という思い。勿論レースがモツれてくれなければ、だね。　ミュゼスルタン、メドウラークを相手に、バラバラ行きたい。　やはり3連やワイドも視野に入れなくては。
　小倉2才S。　昨日の札幌は岩田とルメールの叩き合い。　ここも岩田シュウジVSルメール・レッドカーペットという図式。　北の大地から、小倉で度胸千両となる。　なんか予定調和っぽくて、天邪鬼としては逆らいたい。　一角崩しとして和田コウエイテンマに期待しよう。　ま、これも人気っちゃ人気なんだけど、シュウジへ行って5倍ちょい、レッドなら25倍ぐらい。　スケベでレッドラウダ、ブンブンブラウも押さえたい。
　丹頂S。　札幌も昨日の決戦で終わったムードだが、馬券は一緒。　二六にしては結構流れそうな顔ぶれ。　ヒラボクディープに◎。　この馬に重い印を付けた記憶はあまりない。　なんというか、ちょっとドンくさい馬なんだよね(失礼) 要するに自分で勝ちに行けないというか。　ここは距離・展開から久しぶりのチャンスなんじゃ、という抜擢だ。　ヴァーゲン、ゴッド、Aフライトへ行って、プランスと残った場合のタマモ、スピリッツまで。
新潟・10-13 13-16 13-17 6-13 9-13 7-13 12-13 13-15
小倉・3-8 6-8 4-8 8-9
札幌・3-5 3-13 3-10 3-11 3-6 1-3 5-13 5-10

隙「アラバスター」、鞍上は「ヒッシダ」

　札幌2才S。　特別登録の時点では、ちょい小粒かなと思っていたが、こうして出馬表を見ると、それなりのメンバーという気もする。　
　この稿のタイトルと矛盾するが、本命はアドマイヤエイカンにした。　初戦と追い切りから相当なスピードを持っている。　重賞だからある程度息が入るか、という点も少し気にはなるが、スケール感もあるし軸としたい。　馬場がね。　これから回復に向かうとしても、決していい状態ではないだろう。　そういった意味からは枠も考え、アフターダーク、プロフェットにも充分チャンスがある。　新種牡馬ワークフォース、去年のハービンジャー。　共に母方もDダーク、ギムレットと底力タイプ。　三つ巴という輪郭でいいか。　問題のアラバスター。　デビュー戦は馬場が結構走りにくい感じだったから、単純に時計が劣ると決めつけられないが、流れが来てない感じが。　あの追い切りを受けてのこの枠順。　なんか運を掴めなかった気がする。　事前に8番か10番がいいな、と思っていたら、そこにはアフターとプロフェット。　その落差感もね。　母のイメージよりは結構パワーがありそうで、実戦タイプという妄想を必死に押さえこんで☆印とした。　スパーキングジョイ、リアルキング、ラヴアンドポップに△。　クロコスミアもちょい気にはなるが。
　日高特別。　ここは丸田メイショウブシンの追い込みに期待。　中間再調整の雰囲気だが、追っての安定感はかなり。あとはうまく捌けるかだろう。　Aガスト、インナーアージ、ネオリアリズムへ。　押さえはマイネと1枠勢。
　札幌スポニチ。　大きく狙えばルメールのレッドシャンクス。　今年は結果が出てないが、血統面からもちょっと難しいところはある。　前走は不利もあったが、差し脚は徐々に良くなってきた。　鞍上込みで穴狙い。　ホッコー、シンフォニア相手も激戦だけに、バラバラ流したい。
　長岡S。　軸は迷ったが、結局ダンスアミーガにした。　脚の使いどころが難しいが、その気になればこのメンバーなら上位の筈。　大野を応援したいね。　オコレ、カレン、ダノンを相手に、アイライン、タイセイ、カバー、そして2枠勢まで。　それにしてもタイセイドリームは良く使うね。
　北九州短距離S。　佐世保組が6頭いるね。　思い切ってシンジュボシから穴狙い。　近走着は悪いが、本来小倉はいいし、53kは魅力的。　8枠両馬を相手に、ゴーハン、カシノワルツ、シルクまで。
札幌・10R 8-11 11-14 5-11 11-16 3-11 9-11 10-11 4-11 6-11 8-14
11R 8-11 10-11 3-11 11-13 1-11 5-11 8-10
12R 8-14 8-12 8-9 8-13 2-8 1-8 12-14 9-14}
新潟・11R 6-14 6-12 6-16 3-6 6-13 6-15 4-6 6-10
小倉・11R 6-10 6-11 2-6 6-7 1-6
新潟の新馬にヒルトンヘッドが出てくる。　そのスピードをとくと拝見したい。

札幌２才S・追い切り結構明暗?

　昨日の追い切り。札幌2才S組では、芝のアドマイヤエイカン、アフターダーク、プロフェット、ラヴアンドポップがいい感じ。　特にエイカンは圧巻だね(笑)
ダートではリアルキングが一変の動き。　明らかにデビュー当時とは違うね。　ただまた四位かという点はあるけど。　アラバスターは時計も遅い上に遅れと、まあ盛り下がる動き。　一応芝の実戦タイプという見立てにはなっているが、ややマイナス材料か。
　デビュー戦逃げてる馬が多いので、展開もポイントにはなる。　岩田エイカン、ルメール・プロフェットは逃げないような気がする。　将来的にも先行に拘る馬ではないよね。　アフターダーク、ラシーム、リッジマンあたりのハナ争いになりそう。　中間かなりの降水量みたいで、土曜は回復しても馬場は少しタフになるかも。
　小倉2才Sは、どうみてもコウエイテンマVSシュウジという感じだなァ。　追い切りでは動きのいい馬が多くて、多少視線は散ってくるけど、前記2頭も順調だしね。　サイモンゼーレとレッドラウダあたりが一角崩しを狙う雰囲気か。
　新潟記念は大激戦。　前走函館の16番枠だったマイネルミラノの逃げが、ひとつのポイントになるかな。　穴ならスイートサルサのいきなり、という手もあるにはあるが…。