リアルなポテンシャル!

　　共同通信杯は◎をつけたリアルスティールが勝った。　ほぼ描いたようなレースだったが、それが出来るのはポテンシャルの高さの証明である。　スプリングS使うようだが、ダノンプラチナにも負けないような気がするね。　ドゥラメンテは惜しかったが、この血統ゆえスムーズに走れない面は織りこみ済みだろう。　Aグルーヴの仔をPOGで持ったことがあるが、レースにおいての内容の天地がハンパない。　それからすれば、ドゥラメンテはまともに走っている方と思う。　勿論能力も兄弟随一だが。　いちるの期待をしたティルナノーグは人気通りの着順だった。　スタート出遅れた時点で勝負にはならなかっただろうが、デビュー2戦が嘘のように反発力が消えている。　
　私が参加しているPOGでは、S氏がなんとシャイニングレイ、アダムスプリッジ、リアルスティール、ミッキークイーンを持っている。　ダブリなしの7頭持ちとしては、画期的な陣容といえる。　我が世の春というか、10年分の運といおうか(笑)
私は絶不調となったが、今週はサンマルティンが復帰する。　長期休養明けだし、蹄で休んだだけに半信半疑ではある。　おまけに500万の平場なのに、かなりの顔ぶれになりそう。　今のところ出走がいわれているのは、東スポ杯4着のエミネスク、ルージュバックが圧勝した百日草で、0.6差の4着だったコアプライト、シンザン記念1番人気で4着だった大物マル外ダッシングブレイズ…。　サンマルティンも含め、平場戦が信じられない豪華メンバーだ。　やはりこの時期の芝二千で、G1当日のレースだからね。　ハッキリ云ってOP特別でもいい一戦だよな。　付帯常連としてはサンマルティンが一番不利だし、気性面を加味するといきなりの二千も不安はある。　勝って毎日杯あたりに行きたいところだが、難しい戦いになるね。　追い切りを無事にこなして、あとはノリのスーパー騎乗に期待するしかない。
　京都記念はやはりイメージと現実の違いを見せつけられたレース。　多くは語らないが、キズナもハープも臆することなく、次のレースで真価を見せてほしい。　オグリだって情けないレースはしている(慰めにならないか)

さあ、2大根幹レースだ!!

先に共同通信杯から。　まず1着3700万円というのが問題だよな。　ノングレードのOP特別で少頭数の興味をそそらないレースが1900万とかなのに、この豪華メンバーでの低賞金は実情に即してない。　誰がどうみたって、秋の東スポ杯とこの共通は、クラシックへ直結するいわば根幹レースと云っていい。　昨年突如ホープフルSがG1に迫るような高賞金になったが、グレードに拘るなら、挙げた2つのレースはG2にしてもいい。　過去の出走メンバーから的外れな意見ではない筈。　私見としては4500-4800ぐらいが妥当と思う。　今のところ想定されている弥生賞のメンバーと比べても見劣りはしてないのだから。
　前置きが長くなった。　アヴニールマルシェはその東スポ杯で本命だった。　ゴール寸前で差されたとはいえ、人気馬として充分な内容。　ここは文句なく◎でいい…筈。　だがドゥラメンテという計り知れない逸材が登場してきた。　デビュー戦もよく追い込んできたな、とは思ったが、その後の2戦は圧勝の連発。　セントポーリアにしたって、決して恵まれたわけでもなく、あそこからグイグイ引き離したのは、間違いなくG1レベルの脚。　中１週で強行するからには、勝って皐月へ直行という図式か。　さらにリアルスティール。　これまたデビュー戦の内容は秀逸。　元々血統的に大きな期待をされていた馬だし、素質に関しては紛れもなく一級品。　まだ未完という面は否定できないが、それ以上に楽しみの方が大きい。
　あくまで予想ということで、リアルを本命にしたい。　一応三つ巴という感じなのだが、他の顔ぶれも結構な陣容だよね。　個人的には当然ティルナノーグ。　たしかにここ2戦の着順からは、このメンバーでは印が回らないところ。　ただ覚醒してくれることを願うのみだ。　ソールインパクト、ショウボートに△を付けた。
　京都記念。　どっちが勝つか? 焦点はそこに集まっている。　キズナは9ケ月ぶりでも、圧倒的な迫力で追い込んでくるのか。　ハープスターは前半どこに付けて、どこでスパートするのか。　3連ということでは、ハギノハイブリッドとトウシンモンステラを狙いたい。　あとはラブリーデイではあるが。　簡潔で失礼する。
　飛鳥S。　ここにはトーセンマタコイヤが出てくる。　ダービーを目指していたが骨折。　島川オーナーもスターダムと同じくらい期待していた様子だったね。　余談だが、私は仲間内のPOGで、ハープスター、スターダム、マタコイヤを持っていた。　ここは断然人気だけに馬券は妙味がない。　エアアンセムが復調気配なので、一応一騎打ちかとは思うが。
　大津特別。　10頭立てのダートの千九。　何か追い込みを買いたくなる。　メイショウシンシアでどうか。　着順からは強気になれないけど、約1年前は昇竜Sで1番人気だった程の馬。　スタート悪いので、結局勝負に参加できないようなレースが続いているけど、ならばこの頭数はプラス材料となる。　
　最終も穴狙いになるが、バコパの一発で行きたい。　長期休養を2度叩いての良化に期待だね。　レースぶりが安定しないタイプではあるけど、ここはそんなにレベルが高くないし、気楽に前半走れれば、見せ場もあるかと。　心配なのは私と四位の相性だ(笑)
府中に戻って雲雀S。　差し比べのレースになりそうだが、最後までめげずに追い込んで来るマカハに◎。　オメガ、マンボ、オースミと相手も強いが、ひと踏ん張りしてほしい。
　東京・10R 11-14 10-11 11-12 11-13 5-11 8-11 9-11
11R 1-8 1-3 1-2 1-6 1-9 2-8 2-3
京都・9R 1-10 1-4 1-8 1-9 1-3 1-2 4-10
10R 3-4
11R 4-7-8 4-8-11 6-7-8 6-8-11 7-8-11(3連複)
12R 3-4 4-6 4-8 4-15 4-16 4-7 4-13(ワイドも)

あたしの前に土曜は攻めるよ!!

気分は明日の2大レースに、だけど、今日のクイーンCも注目ではある。　ルージュバックの存在は圧倒的で、桜花賞に関しては見通しが良くなった。　ただオークスはルージュが出ない可能性も考えられるから、とにかく賞金を重ねることが肝要となるね。　阪神JFで1番人気だったロカ。　1勝馬で本命になると結構応えるケースが多いJFだが、ロカは8着。　しかしご存知の通りスタート大出遅れ。　結果はともかく4角あたりの進出には大物の片りんは感じた。　ここは素直にポテンシャルを信じたい。　ハービンジャー2頭目の重賞ウイナーとなってほしい。　今日は小倉のあすなろ賞に、クラージュシチーが出る。　ハービンジャー祭りを期待したい。　馬券的にはアンドリエッテが面白い。　前走はあの超スローを後方から差し切った。　素質はこのメンバーでも見劣りしないだろう。　カービングパス、ミッキークイーン、メイショウメイゲツ、シングウィズジョイ、キャットコインまでかな。
　テレビ山梨杯。サクラダムールは結構お買得の馬だよね。　なんというかキラリとしたバリューに欠くのかな。　父も母も母父もサクラのオンパレード。　でも能力は確かだし、シブトイ脚を使う。　ウインフェニックス、オコレマルーナは有力で、キミノナハ、カピオラニ、ラインハーディーと行きたい。
　最終はディープ産駒4頭の中で、アンレールに期待した。　休養明けだけど、好調教で府中の千八も良さそうだ。　相手は絞れないが、レッドオリヴィア、シュンドルボン、キュリオスティーをメインに流したい。
　京都のアルデバラン。　千九にしては結構前掛かりになりそう。　ここは一発サンマルデュークの追い込みに賭けたい。　3走前の花園の再現を狙うわけだが、そんなにうまく行くか? という懐疑もあるだろうが、競馬は「まだはもう、もうはまだ」という古典もある(笑) 岡田にとって特別勝ちした感触は鮮烈に残っている筈。　再現だ。　ランウェイ、マルカ、ソロルを厚めに、アスカノ、メイショウ、タイムズと行きたい。　ワイドもかな。
　最終も大穴狙い。　タンスチョキンとセレッソレアルの2本軸だ。　どうでもいいけど名前のタッチが全然違うね(笑) 　顔ぶれからはかなり流れが速くなりそうで、2転3転のゴール前と思う。　前走平場や500万を勝ってきた馬が大半。　舞鶴を使ってきたこの2頭、そんなに差はないと思うよ。　流しだね。

　東京・9R 9-10 5-10 3-10 6-10 10-15
11R 11-13 11-15 11-14 5-11 1-11 6-11
12R 4-10 2-4 4-11 4-5 4-13 4-9 1-4 4-7 2-10 2-11
京都・11R 3-15 3-14 3-6 1-3 3-9 3-10 6-14 6-15 (ワイドも)
12R 1-8 1-13 1-14 1-3 1-6 1-10 1-9 1-7 8-13 8-14 3-8 6-8 8-10 8-9 7-8

ドゥラメンテ出走! クラシック宣言は?

ドゥラメンテが出走に踏み切ったことにより、共同通信杯は必見のレースになった。　アヴニールマルシェは今年のクラシック世代のいい計りになる。　アヴニールに勝てないようではクラシックは望み薄になるし、アヴニールを負かせばクラシックのセンター争いに名を挙げる。　今回はリアルスティールとドゥラメンテが、アヴニールを飛び越えてクラシック奪取宣言を狙うわけだ。
　12頭とちょうど手頃なレースだが、強力先行馬がいない。　コスモナインボールが行きそうだが、そんなに速い感じの馬でもないしね(おっと、かつてのPO馬ハイアーゲームの仔だよ) 余談だが、キングカメハメハ、ハーツクライと種牡馬としても大活躍している。　またも思い出すあのダービー…。　ハイアーゲーム蛯名が動くと、本命キンカメ安勝も呼応しての捲り合戦。　600mぐらい続いたかなァ。　最後にハイアーが力尽きたところへハーツクライがきて2着。　当然ハイアーがあそこで動かなければ、①キンカメ　②ハイアーだった可能性は極めて高かった。　でも蛯名は本気でダービーを勝ちに行ったわけで、これは仕方ない。　それにしてもレベルの高いレースであった。　
　話を戻して、キンカメ産駒のドゥラメンテ。　とにかく前走は圧巻。決してすべてがうまく行ったレースではなかったのに、あそこまで圧倒するのは絶対能力の差としか云いようがない。　すんなり走れれば今回も勝つ可能性は高いだろうと思う。　しかしリアルスティールの才能もハンパではない。　デビュー戦の内容と、今回の追い切りから、限りなく本物っぽい雰囲気だね。　ゴール前はこの2頭が抜け出して、少し差がある3着争いという気はする。　アンビシャス、ダノンメジャー、ティルナノーグといった2勝馬に、ソールインパクト、ショウボート、ミュゼエイリアンの超500万組。　アヴニールを加えて結構いいメンバーではあるのだが、やはりドゥラとリアルのスケールは一枚上という気がしている。
　

日曜は東西で熱くなるよ。

　今週の競馬はほんと楽しみだね。　天候もどうやら大丈夫そうで、いよいよ大一番という雰囲気になってきた。
　京都記念のキズナ、どうやら体も大きくなっただけではなく、パワーそのものがスケールアップした印象。　普通に考えれば長期休養で、今回は無事に走ってくれれば、という一戦なのだが、そんなレベルの馬ではないのかもしれない。　一方ハープスターは順調といったところ。　まあ追い切りを消化して、出走態勢が整ったことでひと安心だ。　緩ペースが予想されるだけに、川田の乗り方が注目される。
　共同通信杯。　出否が注目のドゥラメンテ。　追い切りはいい動きだった様子。　一応明日の朝の状態をみて正式に決めるようだが、状況としては出走の可能性が高い。　新馬圧勝後のリアルスティール。　圧巻の追い切りで、血統も含めてのポテンシャルはシャイニングレイクラスという評価か。　アヴニールマルシェ、ダノンメジャー、ティルナノーグと、まずは無事に追い切った。　ドゥラメンテが出るとして、例年通りか例年以上のレベルといってよさそう。
　ティルナノーグはホーブフルのようなレースをしたら、勝ち負けは厳しいかな。　うまく流れに乗って、あまり大外に出さず中を割れれば、上位争いも期待したいが…。
　サンマルティンの1週前追い切り。　ノリが乗ったのかな。　もう少し速い時計を出すかと思ったが、やや軽い感じ。　ファームでどれくらい乗っていたかにもよるが、まだ7-8分の雰囲気はあるね。　それでも勝てちゃうほど能力が違うんだ、という妄想は出来るが(笑)