ハープスターJF直行?

  台風の後、定石通り安定した天候となっている。　湿度が低いとほんとに楽だよね。　
　ローズSはデニムアンドルビーが体内を流れる血の凄さを見せつけた。　普通なら負けているレース。　本番は安心して迎えられそうだね。
　セントライトはユールシンキングの鬼脚が制した。　500万クラスでみせた脚をそのまま披露したわけだが、逆に云えばこのセントライト、おさむいメンバー構成だったとも云えそう。　大体ヒラボクディープが1番人気。　本来ダービーの有力候補だったカミノタサハラが、屈腱炎に消えて、同厩・同騎手のヒラボクが青葉賞を勝ったことで、まるでタサハラとすり替わったかのように考える人もいたようだが、その能力のスケールはまったく違う。　もう一度青葉賞をやったらヒラボクは勝てないかも、という程度の馬。　仮にタサハラが弥生賞(エピファネイア、キズナ出走)を勝たなかったら、皐月賞スルーで青葉からダービーというのが、既定の青写真。　タサハラが走り過ぎたことから、運命の道筋が変わってしまったわけだ。　とはいえ勝者は称えられるべき、ユールは菊花賞でも頑張ってほしいね。
　ハープスターはどうやら直行の雰囲気だ。　ファンタジーは千四だし、アルテミスは輸送と、踏み込みにくい要素もある。　でも新潟2才Sから3ケ月半ぶりでJF、そしてまた3ケ月ぶりでチューリップとなる。　松田博厩舎としては、その間にレーヴデトワールを走らせ、JFでのワンツー狙い、ということなのだろうか。　しかし、あのハープスターの脚を見る機会がほんと少なくなってしまうね。　単純にチョイと寂しい。
　牝馬はハープ以外にも、クリスマス、レッドリヴェール、ホウライアキコ、グランシェリー、マイネグレヴィルなど、駒は揃っている。　ハープ直行なら、尚更JFが待ち遠しいね。

　

ローズS・エバー軸も穴なら…。

  関東はかなりの降雨になっている。　この後は一旦小康状態になる地域が多いようなので、今日の開催は大丈夫だろう。　ただ今晩遅くからはまた激しい雨が予想されている。　中山などは明日の昼過ぎまで風雨が強い見込みで、果たしてセントライトなど無事行われるか。
　昨日終了の時点で、遂に川田が首位騎手となった。　浜中、内田、福永と、写真判定のような激戦なのだが、唯一連対率3割の川田。　彼のレースを見るだけでも、結構間が持っちゃう感じだ。　さてローズS。　その川田のレッドオーヴァルから入る手も充分ある。　オークスは距離論外だし、気性面から長距離輸送も響いたかも。　　素質は当然デニムアンドルビー。　ある程度馬体重増が望ましいね。　ただ1枠だから内田がどう乗るか。　エバーブロッサムもヒケはとらない。　今回は阪神の外回りだし、1勝1敗のデニムに勝ち越すチャンスかと思う。　穴っぽいところではノボリディアーナ。　パンパンの良ではさすがに切れ負けしそうだが、渋った馬場を見方にできそうな存在なので、幸の一発もにおうね。　さらに大穴ならアサクサティアラ。　休養明けの西海では思わぬ大敗で、ここはノーマークになってしまったが、デビュー4戦の内容は高い評価。　元よりDIXミルグレインだから、重賞級の馬であっても驚けない。　あとはマンボだけどね。
　ここは一応戸崎エバー中心で、レッド、アサクサ、デニム、ノボリを相手とした。　デニムからの返しも押さえにはほしいかな。　スケベなら10-12 10-16 12-16 だけどね。
　中山はあまり買いたくないけど、ラジオ日本はグラッツィアを少し応援しよう。　前走の阿蘇が次を期待させるものだった。　強敵相手だがなんとか3着に潜り込めないか。

　

台風が気になる3日間…。

  台風がやってきそうで、日曜と祝日は開催自体も心配だね。　競輪のオールスター(京王閣)も、日曜準決、祝日決勝という日程。　かなり憂慮される。
　中山のレインボーS。　素質はDIのエックスマーク、ディサイファで問題ない感じ。　ステイゴールドXアサティスという血統通りに、渋太いレースが売りのマイネルメダリスト。　穴なら７トーセンジャガーの一変という手もあるにはあるが…。
　阪神のエニフS。　ノングレードの闘将という感じのエアウルフ。　前走はG3で4着。　とにかくいつも頑張っている印象の馬だ。　アドマイヤサガスもまだ躍進が見込める。　調教の走りも一皮むけた感じだし、連勝した阪神千四なら崩れることは考えにくい。　そしてノーザンリバー。　母ソニンクだから元々期待されていた馬と思うが、ちょっと決め手不足のタイプだった。　ただダートならそれも解消され、結構いい脚を使う。　ここも人気の2頭にヒケをとらないレースを期待したい。　松山が思い切った騎乗をすればサンライズブレッドの一発も。
　野路菊Sはいい馬が揃ったね。　もう少しでPOで獲っていたかものフェルメッツァ。　牡馬は東スポ杯へ行くサトノアラジンが大将格だが、まだ形が整っていない。　フェルメッツァもここを勝てば勇躍だ。　重賞を経たオールステイ、マイネルメリエンダは、当然巻き返しも充分。　新馬を質実剛健に勝ったウインフルブルーム、シャンパーニュ、血統馬ジャックトマメノキ…。注目のレースである。
　それにしても明日の天気が気になるね。　　

ハープスター次走は?

  まだハープスターのローテが決まってない。　直行なのか、アルテミス他を叩くのか。　私見としては、どうせ阪神JFの後は、3月のチューリップまで間があくのだから、やはりひとつ使ってJFの方がいいと思う。　新潟2才Sからチューリップ賞までは半年間もあるのに、JFひとつというのは物足りない。　大事にというのは大義名分としてあるけど、馬だってもう少し走りたいだろう(笑)
　同厩で注目されているレーヴデトワールは、ゲート試験落ちてるようだが、10月の内には出てくる見込み。　サングレアルは入厩までもう少し時間がかかりそうなので、JFには拘ってないのかも。　今年は牝馬が豊作なので、JFについても1勝馬の出走は厳しい形になるね。
　そのJF出走を目指しているレヴアップスピンは、結局府中開幕のサフラン賞になりそう。　私としては今月末の芙蓉Sへ行ってほしかったが…。　サフラン賞はすでに結構手強い馬が名乗りを挙げている(名前ド忘れ)　まあレヴアップ自体は精度の高い馬なので、いい競馬はするだろう。　勝っても負けても内容さえ良ければ、強気にアルテミスへぶつけてほしい。
　新馬戦でレース中に落鉄したというレッドメイヴ。　放牧地ではかなり速い時計も出ているので、できるだけ早く帰厩してほしいね。　10月後半にでも復帰できれば、まだJF出走への望みもある。　なんとかPO馬3頭出しの快挙達成を(笑)　　　
　

ローズS・中心は当然素質ピカ一のあの馬!

  ハクサンムーンは強かったね。　たしかにスプリント戦にしては逃げ馬が少なくて、展開はハクサンだったけど、私はひょっとしてスタート悪い場合?とスケベ心もあった。　それで単穴的な順番にしたけど、そのひょっとしてが当たったのに勝たれてしまった。　これは素直に脱帽だ。　ロードカナロアもそれなりの形のレースはした。　岩田が負けない、と云っていたことからすれば、物足りない結果だろうが、他の馬は置き去りにしているしね。　一角崩しを期待したドリームバレンチノは、その置き去りにされたクチ。　ただ、あと1ハロンを切った時点では、あの2頭に引き離され、馬券圏内はなくなったと見えたのに、結果3着。　まあ弱くはないのだが、何とも云いようが…。
　秋の大一番へ向けての重要なTR戦がある。　セントライトも楽しみではあるが、やはりローズSの方がそそられるね。　オークス馬メイショウマンボ。　なんとなく期待の空気をはぐらかすタイプの馬だが、勝った時のレースは内容としてもかなりのもの。　ただ叩いての方がいいのかな、という気もする。　素質からはデニムアンドルビー。　結果としてオークスは勝機のない競馬になったけど、それでも普通なら着外でもおかしくないケース。　体内を流れている血のスケールからも、今後が非常に楽しみな馬である。　阪神の外回りだし、やはりデニム中心だろう。　レッドオーヴァル、トーセンソレイユを始めなかなか多士済々の顔ぶれ。　アユサンは残念だが、その分台頭する馬にも期待したい。