WASJ逆転劇でゴール!

 WASJは大逆転で岩田望来が初V。康誠が18年前にWSJSを優勝しているので、継いだわけだ。すでに数年前の時点で父は、騎手としての才能は望来の方が全然上、と語っていたな。今年は現在JRAの全国リーディング5位の78勝。4位の戸崎とは2勝差。3位のヨコタケとは6勝差。今の勢いだと3位が見えてきた感じか。望来は2019年デビューだが、同期の菅原明が51勝で11位、そして団野大成もここへきて調子を上げて34勝の19位まで来た。ベスト20に3人は結構な活躍ぶりといえよう。　残念だったのは豪のレイチェル・キング。望来が勝ち星なしの③⑦②③で優勝だが、キングは①②⑧中止で、たったの1点差。不運ではあったね。仏のマリー・ヴェロンも第3戦を勝って総合も4位と大健闘。日本の女性Jもまだまだ上を目指せ! ということだろう。
　キーンランドCは人気のナムラクレアが実績通りに優勝。スプリンターズの有力馬として参戦する。もう1か月後だね。
　新潟2才Sはこれも人気のアスコリピチェーノが快勝。特に不利もなく他馬の様子を見ながらの追い出し。まずは完勝とおもうが、あとはレベル的なことだね。でも阪神JFに一歩踏み出したのは事実。
　今週は新潟の掉尾を飾る記念が行われる。ちょっとメンバーがね。正直低いっちゃ低い(笑)。おまけに先行馬も…まあサウンドウォリアーが行くのかな。ここを勝って秋天というのもローテとしてはあるが、厳しい。
　小倉と札幌も最後で2才S。小倉は望来で勝った2頭がいる。乗るのはアスクワンタイムなんだね。前走は共に7/15の中京戦で、2戦目のアスクが1.09.3。新馬のキャンシーエンゼルが1.08.7と結構違う。まあアスクはたしかに圧勝ではあったけど。血統精度からはパッシングシャワー、ミルテンベルクが注目される。あと未勝利だけど団野のフォルテローザあたり穴の匂いも。　札幌はルメがウールデュボヌール、武がガイアメンテなど距離からも先々を描く馬が走る。特にルメはこの夏の終わりに、土曜・札幌、日曜・新潟と忙しい。新潟記念のサリエラが勝負気配濃厚なのか、それとも日曜千八新馬の…コン、コンド、コンドライト…云ってしもた(笑)。これも注目なのか。私は今季初の応援馬デビューに、なんとルメが乗ってくれるだけで達成感ある。父ドゥラメンテ、母アエロリット。別にそんな大きな期待なんてしませんって。我が愛しのクロフネの名を高めてくれたアエロに感謝してるだけなんでね(本音か)。
　次の週からは中山・阪神の2場開催となる。4週間だが、続く東京・京都の初週も2場なので、合計5週間2場開催となる。じっくり取り組めるじゃあ～りまへんか。その前にまずは今週。さよならホームラン狙ってもいいんじゃ。皆さん、ご無事で。