桜花賞・雨に笑うのは…。

無観客で雨の中…。なんともなクラシック開幕戦となった。誰を恨むものでもないのだが。
昨日は10打数5安打で、回収率も170%と良かったが、今日は桜花賞のみで他はパスとしたい。牝馬戦線はさしたる離脱もなく、魅力ある馬が揃ったと思う。印が集まっている馬だけでも8頭。それだけでも難解だが、その他の馬が全然ダメという訳でもね。デアリングタクト本命という選択肢は充分だったけれど、結局は少し遠慮した。ただ渋った馬場が利につながれば、当然圧勝のシーンもあるのかなとは思うのだが。　人気と実績、個体のアビリティを勘案した結果、マジックキャッスルで攻めてみようと思う。とにかく精度の高いレースを繰り返しているし、阪神JF・チューリップという王道をパスして狙い定めた桜。母のレースも思い出すが、この舞台も似合っている1頭かと思う。不安な点は馬体重の維持と、テン乗りの浜中。昨日のレースをみても、決められぬというか、中途半端な騎乗も多かったからね。まあ桜のためにあえて運を使わなかった、という都合のいい解釈もあるにはあるが(笑)。そういえば母も桜花賞は13番だったらしい。　レシステンシアは外からスピードに乗せて行くが、スマイルが徹底なら、やはり喧嘩はね。武ちゃんが乗った新馬では3番手からの勝利。当然余裕を持って乗るのだろう。馬場さえ問題なければ当然有力だ。　リアアメリアの一発はどうか。デビュー戦は6頭立てで別として。アルテミスとJFは何してんだという道中の姿。府中は差し切ったが、阪神は勝負圏外からの追い込み。とはいえ上りは逃げたレシスより遅いという惨敗。川田の胸の内を覗いてみたいよね。ポテンシャルに敬意を表して単穴にした。　そして前記のデアリングもほぼ単穴扱いになるね。　あと実績から勝っても不思議ないのが、マルターズディオサとミヤマザクラ。共に私本命のマジックに勝っている。クラヴァシュドールも内容濃いレースを繰り返して、能力に関しては充分。ただミルコの連発あるかと、むしろ将来性を見込むというスタンスもあるのかな、と。勿論圏内だ。逃げると思われるスマイルカナも馬場状態次第ではチョイと不気味だし、ウーマンズハートもこれほど人気落ちれば妙味はあるけどね。そしてサンクテュエール。基本馬場の渋化は大丈夫と思うが、枠がね。馬場悪化の際は内から悪くなる。まあルメールマジックあれば差のないレースになるかもだが。当然心では応援している。
若手ジョッキーの話をした途端、昨日は西村淳が大活躍。岩田望も依然光っている。団野は印の薄い馬が多くて頑張りどころ。今日の福島は割といい馬揃った感じで、奮闘を期待したい。
雨の桜花賞。勝った者は称えられるが、負けた者も言い訳堂々、という桜になるね。これも競馬、これも世の常。