今日のドン言

私の競馬ファイル。POGをはじめ競馬に関することを違和感感知カメラでとらえた世界です。他に社会問題、スポーツ、芸能etc

阪神JF・涼しい顔して勝った背中のいい馬。

2016-12-12 | 競馬
いやァー昨日は疲れたね。 なんかまだ整理できてない(笑)。 まずは阪神JF。金曜から枠順のことが話題になったが、結果的にも象徴的なレースだった。ソウルスターリングは普通のスタートだったけど、内枠を意識したルメールの手綱で、自分のポジションを確保。決して遅いペースではないが、余裕で追走できる。 他馬に対しても、存在感を見せつけるような道中だったな。 あの形ではそのまま内ラチ沿いを進むしかないわけで、前の馬のバテを見つつ、後ろからの追撃も確認して、堂々と抜け出しての完勝。 何も問題はなかったね。 ゲートでは隣のエムオービーナスがしきりに立ち上がろうとしていたので、ちょいと汗かいたけど、それも問題なかった。汗かいたのはこちらだけで、まことに涼しい馬だ(笑)。 さて、来年はどうするのかな。 勝ったら皐月賞→ダービーという噂もあったが、レース後はむしろ牝馬路線の論調が多いみたい。 現状なら、牡馬クラシックへ行っても通用すると思うが、これから台頭してくる大物牡馬はいる筈。 朝日杯をみて、というニュアンスもあったが、その次のホープフルもみてが正解だろうと思う。 精度の高さと、ゆったりした背中のラインから、距離も問題ない馬で、あとは無事にと云うしかない。
 軸には無難といったリスグラシュー。出遅れての2着だから、これから行った人も正解ということになろう。単勝、馬単、3連単を買った人にしてみれば、スタート良ければ…という思いだろうが、ソウルも目一杯のレースではないからね。もっとリスが切迫してきたら、対応する余裕はあった筈で、これは一概には云えない。 ただ、今日のメンバーでは2頭の力は抜けている。 唯一ヴゼットジョリーは少しだけ可能性を残すかな。久々でレースも不利あったし、掲示板確保は底力の証しだろう。
 香港。ヴァーズはなんとサトノクラウンの金星となった。 ハイランドリールは普通に勝ちパターンのレースではあったけど、途中仕掛けてきた馬(ビッグオレンジだっけ)がいたのは余計だったかな。とはいえ後続を大きく引き離しているから、サトノクラウンの大駆けを褒めるしかなさそうだ。 それにしてもサトノクラウンは不思議な馬だね。デビューしばらくはただ強い馬という印象だったが、今や凄い一発屋のイメージ。 とにかくレース結果に天と地ほどの差がある。いい時は超一流馬で、ダメな時は500万の馬に見えてしまう。 弟のサトノヴィクトリーはデビュー戦惨敗でガックシだったが、復帰する来年は一変したレースをするかも。まあ可能性は少ないと思うけど(笑)。
 スプリントとマイルはザックが連勝だ。勿論パートンはいいジョッキーだけど、ちょいと出来過ぎ感も。マイルで期待されたサトノアラジン。 なんかレースを見ていて、ハープスターの凱旋門を思い出したのは私だけだろうか。 あの時川田クンの騎乗について、あちらのマスコミは、「日本から来た若いお嬢さんは凄い能力を持っていた。しかし、あの乗り方では凱旋門は勝てない」 香港へ行ったミルコと川田。香港を断ってJF制したルメール。世の中はいつも光と影だ。
 そして真打ち登場のカップ。 モーリスは出が悪く、この日乗りきれないムーアでイヤな感じだったけど、4角の捌きなんかもうムーアはムーアだった。コースを見つけて締めて回るだけで、一気にポジションを上げた。こうなればモーリスの脚力とスピリットは負けない。 珍しくムーアに心からの喜びと安堵を感じたのは、やはりそれまでのレースでの落ち込み感を一掃したからに他ならない。 しかしモーリス、引退は勿体ないなァ。
 朝日杯。ミスエルテが人気だろうか。 サングレーザーは出る場合は岩田になったらしい。 ディーグランデのデビューも楽しみだ。JFで熟練の腕を見せた正義。頼むよ。
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