大井の戸崎がJRAジョッキーになった。 これは大きな出来事と云えそうだ。 折しもアンカツが引退して、岩田、内田、小牧らが気持ちを新たにしたところ。 物事は新しいムーヴに反応するもの。 戸崎の騎乗は数字の上でもちょいとした旋風を巻き起こす筈。
さて今週は共同通信杯。 週頭ではつばき賞という話もあったメイケイペガスターが挑戦を決めた。 まあ一枚加わって面白くはなったか。 その分つばき賞はサトノノブレスの独壇場になりそうだね。
そして話は飛び越えて、3月3日の弥生賞。 現時点での主な出走予定馬は。
エピファネイア(福永) コディーノ(横山典) キズナ(武豊) カミノタサハラ(-----) バッドボーイ(勝浦) ダービーフィズ(-----) ミヤジタイガ(和田) ヘミングウェイ(浜中)
まだこれから向かってくる馬もいるだろうが、これだけでも錚錚たるメンバーである。 カミノタサハラとダービーフィズは今のところ騎手未定。 要するに蛯名がどっちに乗るか、という話だ。 共同通信のマンボネフューもいるし、モテる男がどういう判断をするのか注目ではある。 昨今の傾向として、主戦が乗れない方は、外人ジョッキーで一発を狙うという図式。 しかし戸崎の参入で、カミノタサハラ、ダービーフィズのどちらかに戸崎という手が出てきた。 勿論これはその他のレースにも反映してくることだろう。
形としては内田を追ってという流れの戸崎だが、より硬質でひたむきな騎乗姿勢は評価が高い。 今年のJRAで、ひとつのポイントになってきたのが、戸崎圭太の存在である。