皐月賞、勝敗はやはり馬場に…。

今日のポイントはやはり馬場状態だった。　中山の芝のレースを見ていて、明らかな先行有利の馬場で、４角から直線へ差し馬が一旦迫ってきても、また内の先行馬が脚を伸ばす、というパターンのレースが続いた。　湘南かノットが楽に単騎でハナを切ったら、かなり有利かな、と思っていたが、勝負をかけたのは川田だった。　ロケットスタートを切ると、なんと手綱をしごいて、完全な単騎逃げを主張した。　キャプトは馬体重が大幅に減っており、仮に負けていたら調整ミスと云われかねないところ。　結果的に究極の仕上げという評価になる。　実はこの馬、１週前追いを２日ずらして金曜に行い、今週は普通に水曜の追い切り。　つまり中４日で２度速い時計を出したのだ。　そりゃ体重も減るわな、だよね。　中山への輸送前の段階で、４６０Ｋソコソコという話だったので、４５２Ｋ位で出走かな、と思っていたけど、それ以上に減ってしまった。　ま、結果オーライだろう。　調教ではやれば凄いタイムをいくらでも出してしまうスピードスター。　人馬ともに前だけを向いた姿勢が、見事大金星に結びついたと思う。　逆にいえば他の人馬は、少し考えすぎたかな。　それでもチャールズを始めチラッと脚は見せたので、ダービー戦線がまた新たな興味を呼ぶ。　何より皐月賞馬キャプトはどう考えても二四は長いと思われるだけにね。　角度を変えれば、青葉やプリンシパル組にもチャンスが広がった、といえようか。　　私、実はキャプトのＰＯなので、ささやかに祝杯をあげよう。　２３日（水）に病院の検査があるので、あまり飲めないんだけど…。