今日のドン言

私の競馬ファイル。POGをはじめ競馬に関することを違和感感知カメラでとらえた世界です。他に社会問題、スポーツ、芸能etc

雪前日の府中で大物登場

2008-02-04 | 競馬

 雪で開催順延というアクシデントはあったが、その前日の府中で、注目すべき馬が2頭登場した。 まず新馬で圧勝した藤沢厩舎のレッドシューターだ。武豊を鞍上に芝千八を1.48.5で勝った。千m通過が61.0だが、たしかに速くはないけど、千八の新馬戦としては決して遅くはない。それでいて再加速した直線2ハロンを、11.3  11.2で上ってきた。520kの馬のデビュー戦にしては、その瞬発力は秀逸。 父レッドランサムのマル外なのだが、肌はサドラーズウェルズで、クラシックを圧勝した馬もいるファミリーと、血統も筋が通っている。たしかにレース自体は好発から終始前で余裕充分と、開幕週もあって恵まれた形ではあるけど、そういうレベルではない可能性もあるね。 そしてもう1頭が500万を勝ったマゼラン。こちらはディアデラノビアの弟ということで、話が早いかな。実はひとつ上のクルサードという馬をPOで持っていて、昨年ダービーを狙っていた。角居師も密かに期待していたようだが、屈腱炎を発症してジエンド。その弟で父がクロフネ(これもPOで持っていた) 私としても他人のような気がしない馬なのだが、今回マゼランをPOで取らなかったのは、勝手にデビューがかなり遅いのでは? と思い込んでいたからだ。まあ愚痴はさておき、このレースは千m通過が60.2。500万の二四戦としてはやや速め。それを外を回して差し切って、自身の上りは34.5である。開幕週という点を考慮しても立派な内容と思う。 これまではマゼランがどう走ろうと、クルサードほどのポテンシャルはあるわけない。とタカをくくっていたが、ちょっと不気味な感じになってきたよ。 混戦クラシック・G1路線へ、まだまだ色んな展開がありそうだ。それは勿論楽しみなことに違いはない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする