DOKKENBARへようこそ

DOKKENBARへようこそ

続・迷える古羊、どこへ行く/潔さ

2007-11-05 16:55:01 | お店の話
11月4日(日)、
出かけるのがつい遅くなった。民主党の小沢が代表を辞めるという記者会見が4時からあったからである。しかも実際には40分ほどずれ込んだ。前の日の夜、小沢が自民党との連立に前向きだったことに関して、民主党内で小沢の進退問題がでていると聞いた時には、それは無いだろう、それをしたら一番損をするのは民主党自身だから、と思っていた。だから最初に小沢があっさりと辞意を表明したと聞いた時には驚いた。

いつも昼行灯(あんどん)のようなのらりくらりの小沢が、珍しくハキハキと喋っている。
福田とのトップ会談で、福田が2点重要な約束をした、とその内容を口にしたのには驚いた。また、民主党に政権担当能力があるのかということに関しても、自ら疑問視するなど、随分正直だなと思った。
ある意味で、彼が辞意を固めるに至った説明は分かりやすかった。

皆さんにも小沢の辞意表明に関していろいろな感想があるだろう。政治に対してもいろいろなスタンスがあると思う。どん様に関していえば、政治家はこの世の中で一番自分とは相容れない人種だと思っているし、小沢も福田もまるで興味が無いのだが、ただ一つ、小沢の会見を聞いていて感心したことがある。

それは彼が潔(いさぎよ)かったことである。実際にはいろいろ複雑な面もあるだろうが、乱暴に一言で言ってしまえば、小沢は自分の考え方が党内で受け容れられないと判断して、さっさと代表を降りる決心をしてしまった。

どん様もかつてこんな経験がある。
今から15年前、1992年12月1日、月曜日、朝8時45分、社長も含めた朝礼の時、詳細は省くが、同僚の1人が、私の仕事を非難した。その仕事の内容は社員全員に関することで、結果は他の多くの人からは高く評価されていたし、その同僚のことも決して蔑(ないがし)ろにしたわけではない。社長の考えに敢えて反対し、それじゃお前やってみろと社長から任された仕事を、とに角「全員公平」(むしろ自分が一番不利)を最優先にして、自信を持ってやった仕事であった。社長にも承認されていた。

それを、その同僚が異を唱えた。世の中にはいろいろな意見がある。いくら自分が完璧だと思っていても、そう思わない人もいる。それはそれでしょうがない。
その場で同僚及び全員には説明はした。が同僚は納得しなかった。話の流れで、
「それって、僕に会社を辞めろっていうこと?」
「そう受け取ってもらって構わない」
「はい、それじゃこれで朝礼は終わり」

朝礼を終わらせる立場の人間ではないのに、勝手に朝礼を終わらせてしまった。
その5分後、社長にさっさと辞表を提出した。

何故辞めようと思ったか。それは自分が絶対的に信念を持ってやったことが否定されたからである。公平に、皆のために、(以前はそうではなかった)と思ってやったことが、完全には理解されていなかったのだ。決して説明の出来ないことではないが、たとえ1人ではあっても自分の仕事を理解しない人がいた。自分を信頼しない人がいた。最早自分にとっては、会社は仕事の場ではなかった。

だから潔く辞めた。(小沢がさっさと辞めた気持ち、何となく分かるような気がする)

93年3月30日、退社。
同、4月24日、渋谷DOKKENオープン。

以後、転落の人生が始まる・・・

『4日のお客様、5名様でした』
N夫妻、先ほど街でお2人にお会いした。連荘ですね。
M子さん、3連荘。
Tさん、MEGADETHの帰りに寄ってくださった。
Mさん、MEGADETHの帰りじゃないけど寄ってくださった。METAL BLADEのコンピDVDを頂いた。映像を頂くと本当に嬉しい。

終了後、ヴェトナムのガイドブックを読む。DVD編集も気になるが・・・