カレンダーに掲載する予定の絵も
8月まで決まりました。
8月はねえ、毎日新聞に掲載していただいた
バラ園の絵もいいかなあと思ったのですが、
こちらは言葉も少ないし、
表紙、裏表紙など別のところに
配置しようかなあと思っています。
9月はねえ、言葉の方が先に
浮かんできた絵つぶやきです。
「我慢することがあっても、
あとでいいことが待っている」
というつぶやきを描きたかったのです。
何の絵を描こうかなあと、
言葉を抱えながらずっと
考えていたのですが、
ふと出かけて行った野菜の市場で
向こうの方から「描いて~」と
迫ってきましたね。
それが唐辛子でした。
辛くてもつらくても、
あとでいいことが待っているよという、
絵つぶやきの趣旨にピッタリなんで、
ミセスに買ってと頼んだ野菜?でした。
10月はというと、これも言葉が
先に浮かんできました。
気候のいい中、テレビの旅番組を
時々見ているのですが、
中でも自転車の「こころ旅」や
六角精児の「呑み鉄本線」なんかは大好きです。
彼らが出かけて行った旅先を
選んで旅行したりもします。
そんな意味で、旅はdoironの暮らしにも
大きく影響していますね。
そしてそこから浮かんできた言葉が、
「人生まだまだ旅の途中」
という言葉でした。
そうですよねえ。
人生ずっと旅の途中って
いい感じじゃないですか。
気楽に楽しんで、夢や希望に向かって行けたら、
こんなに素敵な旅はありません。
そんな思いで言葉を描くのに、
さあでは何を書こうかと迷いました。
電車、車、靴なんかがいいかな
とも思いましたが、最終やはり
出てきたのは自分の旅グッズです。
帽子やサングラスは欠かさず
持ってゆきます。
じゃそれを描こう。
そして人生を表すには・・時計ですね。
そうしようとしてモデルに持ってきた時計は
おやじの遺品の時計です。
もう動かないんですが、
捨てることはできないものです。
でも絵にしたら動かないって
バレませんね。
普通の時計には見えますが、
doironには様々な思い出の詰まった
時計なんで、そこに広大な
時間をこめています。
10時10分あたりをさしているのは、
故障しているけど、
針の動きを自然に見せるための
こまかいテクニックです。
どの絵もさりげない絵ですが、
そんな風にdoironの思惑も
意外に詰まっていて
あとで見るだけでも楽しかったり
するのは変な感じです。
さあ、カレンダーの絵も後2か月分です。
つぎは11月分ですね。
これは、お絵かきのテーマや
素材を探しつつ散歩をしているときに
気が付いたものです。
「ひっつき虫」という植物ですね。
一般にひっつき虫といっても
いろんなものがありますね。
アメリカセンダンハギとかは
細かくて嫌ですね。
でもこれはあまり絵にはなりません。
よく子どもの遊びなんかに
使われたりするのがオナモミですね。
でもねえオナモミそのものも
少なくなりました。
実際にはオオオナモミが目につきますね。
ではこれを、テーマに絵を描きましょう。
そして最後12月が夕焼けの写真です。
高層マンションに住む友達の家から
見える夕焼けの景色で、
飲み会の時に見える夕日が
格段に美しいのです。
太陽が
「今日も1日終わったよ。
幸せだったかい」と
問いかけてくるようです。
1年終わりの月に
ちょうどいいかもしれません。
夕暮の景色なんかも描くのは
難しかったけど、何とかそれらしく
かけたかなあと思っています。
小技で海に浮かぶ船や
明石海峡大橋なんかも描き込んでいます。
こうして12種類が決まりましましたね。
今のところはこんな配置になる予定ですが
また、いい作品ができたら
差し替えになるかもしれません。
とりあえずカレンダーづくりは
次の作業になってゆきます。
まずカレンダー日付欄の製作ですが、
それはまたこの次に紹介してゆきましょう。