続いてここに入れる言葉を
考えないといけませんね。
とはいえ被害を受けている方も
たくさんおられるので、
あまりやんちゃなことはかけませんよ。
「くまった、くまった」
なんて書いてはいけません。
言葉で一つ描きたかったのは、
現地でよく見かけるあの
「熊出没」の言葉です。
こわい熊の絵なんかも一緒に
描かれていたりしますね。
人間にしてみたら迫力十分です。
クマにはわからんやろけどね。
でもまあもうこの言葉自体にも
警戒感が含まれてますから、
つぶやきとしては入れておきたいですね。
難しいのはその後の言葉です。
熊が全面的に悪いのではない。
野生やからね。
食べものを求めるのは仕方ない
という気持ちもあるし、
それにしても人に近づきすぎた
という面もあります。
もちろん人も気をつけて
近寄らないようにしないといけないが、
野生と人里の区切りが
うまく行ってないところも多いんやろねえ。
だったら
「全集中で通行注意!」
と鬼滅に少しあやかってみるか
と考えもしたのですが、
なんかつぶやきが浅いです。
さて、どうしょうかというのを
頭の片隅に置いて、
しばらく普通に生活をしていました。
生活の中で何かをきっかけに
言葉が浮かんでくるかも
しれませんからね。
ヘタしたら夢の中で
言葉が出てくることさえあるのです。
そのうち何とかなるかと
暮らしつつ、それが浮かんだのは
8月末のある時です。
ミセスが前の職場の友達と
花火鑑賞で東北に旅をしていました。
いやあ、たのしそうです。
こんな熊注意のメールも送ってきましたが、
なかでも食事のメールが超豪華で、
家で焼きそば食べながら
「おいしそー」と眺めている
おっさんがおりましたとさ。
そして花火本番の日です。
「こんな景色の中で昼花火が
始まっている」と写メールがありました。
夜が早いですねえ。
まだ明るいこちらとはかなり
雰囲気もちがいます。
思わず打った返事の言葉が、
「思えば遠くに行ったもんだ」でした。
ん?待てよ、クマの絵つぶやきに
これをうまく使えないかと、
脳の一部が動きましたよ。
そして浮かんだのが、
「思えば近くに来たもんだ」です。
人と野生動物は意外に近いんだよ、
だから気をつけようね
という気持ちがここには
含まれてませんか?
そうしてできたのが
この絵つぶやきです。
まあ何とか木彫り感は出たかなあ。
カラーになるものがないので、
白黒で寂しいのですが、
子熊も入れてみて
まあたまにはこんなのも
いいかなって感じです。
今年は本当にクマの出現の
ニュースが多い年です。
後にそんな年もあったなあと、
この絵つぶやきを見て
振り返ってみてくれたりしたら
いいのかもしれません。
また高知旅はお休み。
絵つぶやきの話を書いておきましょう。
ーーーーーーー
最近、よく報道されるのは
熊が各地で出没しているというニュースです。
怖いねえ。
山登りも趣味にしていると、
こんなニュースはあって欲しくない。
友達からは何度も熊を目にした
というのを聞いているからねえ。
doironがこれまで一番熊に近かったのは、
5人で大峰に行った時だ。
山に向かって歩いていると、
前から降りてきた人が、
「その先の沢のところで熊の鳴き声
聞いたから気をつけてね」
というアドバイスをいただいたことがある。
えー、その先の沢のところで
テントを張ってキャンプしよう
と思っているのになあと、
とても不安になったのだが、
枯れ木で火を炊くので
逃げて行くだろうと
安易に考える仲間だったので、
不安を抱えつつも突っ込んで
行くことにした。
夜、テントの周りを動物が
歩く気配を感じたが、
ピーと泣いている声をきいたので、
それは鹿の様でした。
幸い熊と格闘することもなく
楽しいキャンプを過ごしたのだが、
今考えればあやうい
遊びだったかもしれない。
そんなことを考えつつ、
今はニュースを目にするたびに
考えているのが、熊の絵を描くことだ。
何か絵つぶやきの素材に
ならないかと考えていたら、
ふと頭に浮かんだのが、木彫りの熊だ。
まあこわい熊を描くのは
得意ではないが、木彫りだと
まあなんとか描けるでしょう。
では取り組みましょう。
えーっと、確か家に木彫りの熊は
あったか考えてみましたが、
何年か前に処分したのを思い出しました。
小さな熊だったけど、
他の雑物と合わせて捨てた
という記憶があるのです。
仕方ないのでネットで
「木彫りの熊 絵手紙」で探ってみると、
これは色々と出てきました。
でもねえ、その映像を見ると、
多くが熊の口にしゃけをくわえている姿です。
今のニュースに対応して描くには、
口の魚はいりませんね。
省きましょう。
でもねえ黒いクマだけでは
色に味がありません。
新聞なんかだと白黒で掲載される
ことも多いので、慣れてると言えば
慣れていますけどね。
だったらどうしましょうか。
少しでも絵に味を出すのなら、
子どもの木彫り熊も
あわせて描いてみるかと考えたのです。
とまあ、構想はスムーズに
行くのですが、木彫りの絵となると
果たして今の技術でかけるのだろうかと
かなり不安になってきたので、
これはまずは下書きで書いてみるのが
いいでしょう。
100均のお得スケッチブックに描いてみます。
しかし生き物は難しいね、
なかなかデザインがうまくいかないようです。
へんな形の熊ですが、
とりあえずは木彫りの感じを
出せるかやってみましょう。
熊の木彫りといえば
荒い感じの彫り跡が残っているから、
墨でざざっと堀跡をつけてみましょう。
こんな感じかな。
そこに光の感じを加えるなら、
白と灰色で塗ればいいかと
こんどは薄墨の筆ペンで、
白い部分ものこしつつ塗り込んでいくと、
ああ何とか雰囲気が出てきましたね。
それにしてもどんな絵を描くにしても、
技術がないからなんか
あやふやですねえ。
それでもまあ頭の中の思い付きで、
なんとか木彫り熊の
雰囲気が出てきましたから、
この絵をもう少しデザインを
しっかりして描きましょう。
何とか木彫りに見えたら
それでよしとしといてください。
続く
昨日は、誕生日テーマの絵を
一つ紹介しましたね。
お絵描きに向かっては、
少し間がありましたので、
お気楽に取り組みました。
今日はちょっと頑張る絵に挑戦です。
描こうとしているのは、
な、なんとウナギです。
蒲焼の絵は昨年描きましたね。
あまりいい出来ではなかったのですが、
まあそれなりにかけました。
今年はねえ、蒲焼ではなく
生きているうなぎの絵に挑戦です。
とまあそう考えただけで、
難しさが湧き上がってきます。
どんな難しさかというと、
生のウナギですと、
ヌルヌル感が必要となってきますね。
白と黒の微妙な塗り分けが
ひつようでしょう。
色々検討しましょう。
また曲がりくねったデザインも難しいです。
そもそも、生のウナギって
なかなか眼にするものではないので、
かなり想像を働かせることになるでしょう。
では何匹描きましょうかね。
複数描くとなるとなんか
ごちゃごちゃ感が出るような気がします。
いらない紙でまずはいろいろ
試し書きをしてみましょう。
うなぎが顔を上げているやつ。
尻尾を振っているやつも
描きましたが、気を抜いて描くと
穴子とドジョウみたいになってきます。
それと書く言葉も考えて
いかないといけません、
こうして作品に向かって
ボチボチ進んでいくんですね。
頭の中にうなぎをイメージしながら
考えていくと言葉は
「うなぎのぼり」がなんか良さそうです。
「つかみどころがない」とか
「ヌメヌメしてる」なんかは
マイナスイメージにつながりそうだから、
ここは明るく「うなぎのぼり」と
いきましょう。
で、色々描いたりしているうちに、
うなぎの「う」をウナギ本体で
表現するのが、まあひと工夫で
いいかもと考え始めました。
そしたら何をウナギ登りさせるか
という段階に思索は突入してゆきます。
うなぎだからなあ、
土用の丑も過ぎたけど
まずはおいしさですね、
それから何となく持っている
そのパワーから、気力の向上かな、
いやいやまとめて「元気」で
表現すれば気持ちも入っていいかなあ。
こうしてウナギの絵の案が
固まってきましたので、
では本格的に描き始めることにしましょう。
顔の部分、ひれの部分、腹の部分、尾の部分。
色はなんとなく濃い緑が元気そう。
そして腹の白い部分の見せ方。
全体的に「う」の形になるくねり具合。
またところどころに白を当てこんで
ぬめり感の表現。
そして「う」の字の上の点は
印鑑で表しましょう。
そうして描き込んで、
ようやくできました。
こんな作品です。
うんうん、何となくぬめり感も
元気感も出ていいかもね。
初めてのウナギの絵でしたが、
それなりにかけたなあと喜んでいます。
さあ、いろんな仕事が
少し落ち着いたところで、今日は
絵つぶやきの話を書きましょう。
doironがドラマあんぱんの男主人公みたく、
よく応募するのが、S新聞の読者欄です。
Ⅿ新聞もたまにしますが
登校数は少ないです。
これら新聞に絵を掲載してもらうのは
なかなかの高い競争率です。
でもまあS新聞は最初に掲載していただいたし
絵は縦位置に限るという制約もないから
投稿の対象とすることが多いです。
なのでそのS新聞への投稿のことについて
今日は少し書いてみます。
S新聞は現在の誌面から言うと、
週に2回、掲載のチャンスがあります。
水曜日と木曜日です。
もし応募が日に100枚くらいあるなら、
週で700枚のうち2枚ですから、
競争率は350分の1という高確率になります。
いやあ、大変ですねえ。
それだけに、画力、字の力、話題性、
ユーモアと、投稿作品には思いっきり
チカラを注いでおります。
では、絵の掲載は週に2回だけか
というとそうではありません。
月曜日は10歳くらいの子供の絵を載せ、
火曜日はなんとテーマに合わせた
絵を掲載することになっているようです。
なので火曜日に掲載してもらおうとすれば、
そのテーマに合わせた絵を
描いて送る必要があるのです。
例えばビールをテーマに絵を
投稿してください。とあれば
そんな絵を描いて送るのです。
これはどんな確率なんがわかりませんが、
たまにここにも応募します。
先日出したのはテーマが
「誕生日」だったので、
doironのカレンダー8月の絵のケーキを
「おめでとうクラッカー」
に変えて投稿することにしました。
こんな感じ。
テーマに合わせて、再利用作成です。
ちゃっかりしているかなあ
残念ながら採用には
ならなかったようですが、
まあ、こんなテーマ投稿にも
挑んで楽しく遊んだりもしています。
最近、連続テレビドラマの
「あんぱん」を続けてみています。
この物語の背景は、皆さんも
よくご存知だとおもいます。
漫画を描くことに熱心な若者と
綺麗な奥さんの人生の話ですね。
この連続ドラマシリーズは少し前に
放映していた牧野富太郎が
モデルの時も見ていました。
すごい彼の才能に、人生の端々で
doiron自身が出会っていたことが、
追い風になっていました。
彼の図鑑も持っています。
楽しいドラマでした。
そして、今回のあんぱんの話も、
doironの若い時の人生に
少し絡んでいるのです。
実は彼が編集して出してた本を、
学生時代には少ない仕送りの中で
苦労して毎月買っていたのです。
ごちゃごちゃした青春時代の中で、
その本からは唯一しっとりと癒される
いい時間をもらったなあと思っています。
だからそんな思い出と相まって、
とっても懐かしいし、
気持ちがよみがえったりします。
そしてこれがねえ、
最近絵を描くようになったdoironの
動きにとっても似ているのです。
なんか人生って不思議やねえ。
例えば、描いた絵が新聞や雑誌に
取り上げられるなんてコーナーは、
まるっきり自分に重ねてしまいます。
まあ、向こうは人生の話で、
こちらは趣味の話と重さは違いますが、
でも掲載が決まった時の喜びは
なあんかとっても共通するものがあります。
絵手紙で少しでも友達が喜んでくれたり、
告別式で亡くなった人のことを
絵つぶやきにしたりもしましたが、
これもなんか彼の動きに
似ているじゃあありませんか。
これから彼の絵はドラマの中でどんどん社会に
出ていくんでしょうねえ。
絵を通じて人を喜ばすなんてことも
しているように、なんとなくすこしでも
そのドラマのストーリーに
自分を重ねて、よろこんだりしているから、
楽しんで行けるのは、
なんか自分て都合のいい人間なんやなあ
と思ったりもしています。
このドラマ「あんぱん」の中で、
またなんか自分に重なるようなことが
出てこないかなあと、
変な期待をしながら楽しんでいる
今日このごろなのです。