ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

海辺の博物館で自然と戯れた4

2024-03-17 20:43:47 | プチ旅行

自然遊学館で展示されている動物のうち、
田んぼにいてるタガメとかは印象的ですねえ。



子どものころは田んぼに
入ってよく遊びました。
ミズスマシなんかはよくいましたねえ。

街中にある小さなため池には、
多分タガメなんかも
いたような気がします。

アメリカザリガニ、
アマガエルなんかは
たっぷりいてよく遊びましたねえ。
そんな生き物たちも、
当然ここでは飼われています。

そしてたくさんあったのが
「蝶」の標本です。



あの我が家のレモンを
食い尽くしそうになった
アゲハももちろんいます。

我が家の近くの神社には
クスノキがたくさんあるので、
それを食草とする
アオスジアゲハも標本になっています。

じゃ、ギフ蝶はどうなんでしょう。
標本をグルっと見て回りましたが、
標本はありません。
すぐ横に、館の人がいたので
「ギフ蝶はいないんですか?」
と聞いたら、
「貝塚市内ではまだ見つかっていません」
とのこと。

食草はイズミカンアオイですね。

「岸和田の山でカンアオイは
見つけたのですがね」
と神於山を思い出して
話ははずんでいきます。

「和歌山にもいるんですが、
移動させて着たやつですからね」
とああ、見事に説明されています。

「そうそう僕も竜門山で見ましたよ。
もし貝塚市内で見かけたら報告しますね」
と言っておきました。

昔は二上山とかにも
すごいいてたそうですから、
きっと昔は普通だったのでしょう。

まずは食草のカンアオイがあるかどうか、
その辺から調査ですね。

さて展示はまだまだ続いていきますよ。
この辺りの山にもブナの木が
あるんですねえ。
そんな展示がされており、
植物の写真の展示もありました。



カキノハグサやセトウチホトトギス、
そしてなんとイズミカンアオイも
あるじゃないですか。



きっとこの辺りにも昔は
ギフ蝶いたんでしょうね。
寒いところで飛ぶ蝶ですから
温暖化が影響しているのか、
あるいはカタクリなどの成蝶の
食べ物なんかも減ってきたから
かもしれませんね。

お、これはスズメバチの巣です。



キイロスズメバチのもので
その横には小型スズメバチの巣もありました。
恐ろしいですねえ。
日本で人を殺す野生動物で
最も多いのがスズメバチですねえ。
これはぜったい避けないといけませんね。

こんな風に日本の自然を
代表するような生き物が
ここにはたくさんいますね。

でももう一つ気を付けないといけないのが、
外来植物です。

港湾の発達する場所ですから、
海外の植物などもたくさんあります。
シロバナシナガワハギなんかも
その一つで、植物に興味を
持ち始めたころには
変わった植物やなあと思っていました。
もういまは雑草のように生えています。

また環境を大きく変えていく
外来種の植物も増えてきて、
警戒されています。

桃の木なんかにはびこる
「クビアカツヤカミキリ」は
駆除したら100円で
買い取ってくれる自治体もあるそうです。



また在来種のオンブバッタが
少なくなるほど
「アカハネオンブバッタ」が
増えたそうです。
そしていきものでは
「セアカコケグモ」も
おおいそうです。

とまあこの辺で展示は終了。
色々と自然に関して
勉強になりました。

時折見に行ってはいろいろ
勉強するのもいいかもしれませんね。
無料だしね。

なんかすこし勉強したなって
感じでうれしい散策でした。



遊学館の周りを海を見たり、



こんなマンホールを見たりしながら、



帰宅してゆくdoironなのでありました。

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海辺の博物館で自然と戯れた3

2024-03-16 21:17:32 | プチ旅行

貝塚の自然遊学館に来ています。

入場無料で先ほど入館しました。
もういきなりいろんな展示が
始まっていますね。
そんな展示を見ながら
ふと上部を見るとウミガメが
展示されています。



説明によると、大阪湾には
意外にウミガメも多いようです。
定置網に引っ掛かり
亡くなる固体も多いとか。



これは2009年に
二色の浜に死体漂着した
アカウミガメです。

ウミガメ多いってなんか意外でしたねえ。

そしてその横にはオニバスの
葉っぱが展示されています。
海から湖へと何のためらいもなく
移動してゆくのはすごいですねえ。
ここは自然を学ぶ場所ですから。
それに市営の勉強場ですから、
どんどん紹介していきますよ
という熱い意気込みを感じますね。



オニバスというのは絶滅危惧種の
一つですね。



危惧種のランクは色々ありますが、
まあ地域的に貴重な植物であるわけです。
新潟の瓢湖には思いっきり
生えていましたね。

昔doironが働いていた市にも、
なんか市内に宣伝になるようなことはないかと、
仕事の合間に市内広報パトロールをしたときに、
わずかですが残っているのを発見しました。
これは珍しいと写真を撮り、
環境展で展示をしたら、
びっくり仰天で来た人が
すごい驚いていたのを思い出します。

あまりに反響が大きかったので、
新聞に投稿したら
これもばっちり掲載されましたし、
なんと市史にもその辺の記載が
乗るという大事件だったのでした。

貴重な自然発見者として、



名前を残してほしかったですねえ。

まあ広報だから仕事なんですけどね。

この後市内の新しくできた公園に、
オニバスが生息する広場なんて
できた時はうれしかったです。
今はどうなっているのかなあ。
この自然遊学館でも、
オニバスは市内の状況を
あらわす自然指標として
大きく展示されていました。

貝塚市は水間方面などの山もありますし、
二色の浜などの海辺もあります。
だから自然は豊富ですねえ。
こんな鳥類もいろいろと
羽ばたいています。



これはカワセミですね。

ではこれはなんていう鳥かわかりますか。



ジャジャーン、
うぐいすです。

うぐいす色じゃないんですねえ。

山とかでも声はよく聞こえるのですが、
なかなか姿を現さない鳥です。
目立たないということもあるのですがね。
最近俎石山に行ったときに
姿を見た時はとてもうれしかった
記憶があります。

貝塚市内には、大きな川が
三本流れています。
北から津田川、近木川、見出川です。

昔、高校でこれらの川の
水質検査をしたことがあります。
自転車でサンプリングの容器をもって、
真夏に走り回ったのを
思い出します。
まあいろんな自然が
たっぷりあったところですね。



ここには昆虫類も多くいます。



ミセスも大阪市内で育ったので、
余り昆虫も見なかったそうで、
今は近所の神社で見る昆虫なんかも、
とても珍しいと思っているようです。
ヤマトタマムシなんかを見つけた時は
興奮していましたね。
ここ貝塚市にもこういう昆虫は
かなりいるようです。

続く

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海辺の博物館で自然と戯れた2

2024-03-15 21:10:20 | プチ旅行

この臨海の場所に行くのは
二年ぶりくらいかなあ。
ミセスが庭でレモンを育てたいので、
買いに行こうと言い出しました。
貝塚のこの臨海地区には
国華園という商店がありますので、
そこへ株を買いに行った時以来です。

結局レモンは小さな実を
一つ収穫しただけで、
時折飛んでくるアゲハの幼虫に
葉っぱを散々食われて、
燦々たるものでした。

その店に向かう途中にあった
自然遊学館に今回はやってきたのです。
あのレモンを食べた蝶々の
標本とかもきっとるんでしょう。
駐車場には車は10台くらい
いたでしょうか。
半分くらい埋まっています。



でもここは公園の駐車場にも



なっているので、散歩する人なんかも
止めているのでしょう。



問題はバスが一台とまっていることです。
きっと幼稚園なんかの集団が
来ているのでしょう。

変なおっさんやあと言われんように
気合を入れていきましょう。

歩いていると、でっかい貝殻の
置物があります。



これがステージのバックに
なっているのですね。
このグランドのところで
マラソン大会がありました。



そんなのを見ながら進んでいくと、
ここが自然遊学館入り口です。



なんか過去にやったイベントの



ポスターやチラシなんかも
飾られています。



そしてその横にはトノサマガエルも・・・
おっとこれは冬眠中でした。



では入場してゆきましょう。
ここは何と入場料は無料です。
年金生活者も気軽に入ってゆけます。

で、入り口のところには
もう幼稚園児があふれています。
なかには、doironを展示会の人と
勘違いして話しかけてきます。

貝類の展示物の横では、
さっき触ったよ~とか
言ってきますが、
触らないようにねえと
言ったら泣きそうな顔になっていました。
え~泣かないでねえ、
こんなところでウェーンと泣かれたら、
幼稚園の先生に
危ないおっちゃんがいてるぞと
見られそうです。

「手を挟まれたら抜けなくなるよ」
と優しくいってあげたら
「死んでるで」と周りの子が言い出します。
こ、これはまずいパターンです。
もうどんどん進んでいきましょう。



あ、これはアマモですね。
昔は日本の各地にもあったようです。
あのジュゴンが住むところですねえ。
もう今は日本では沖縄周辺に
わずかにいるだけの絶滅危惧種ですねえ。
むかしはこの辺にもいたのでしょうか。

「これって食べられるの」
と話しかけてきたので、
後ろを見ると幼稚園児が
5人くらいついてきています。

これはやばいです。

「あのねえ、おっちゃんは
展示館の人じゃないんで、
向うに立っているおっちゃんが
ちゃんと説明しているから
向うで聞いてねえ」というと
「なあんや」と去っていくではないですか。
ほっとしましたが、
若干寂しい気持ちも残りましたねえ。

孫を連れてきたときの予行演習を
した方が良かったかなあ
なんて思いつつも、
気を取り直して進んで
いくことにしましょう。

そのあとにあったのが
「アカテガニ」の標本です。



子どもがいてたら、
「これ旨いのになあ」なんて
言ってるかもしれません。
残念ながら説明ボードには

食べたらどうやなんてことは
一切かかれていなかったですね。

どんどん進んでいきましょう。

続く

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海辺の博物館で自然と戯れた1

2024-03-13 20:51:12 | プチ旅行

昔から、貝塚市というところは、
人々が食べた貝の殻が捨てられている
塚のあったところから
こういう名前なんだと聞いていた。

「ああ、あの辺は貝がいっぱいとれたんやなあ。」
とか
「貝を食べて続けて元気だったんかあ」などと
変な妄想を抱いていた。

それにしても貝殻がいっぱいの塚って
どんなんやろなあという疑問も持っていた。
そして大人になって、
貝塚の市内を歩いてブログに
書こうと色々調べてみると、
どうも貝塚を伴った遺跡は
発掘されていないことが分かった。

え~、なんでって感じである。

小中で学校の先生が教えていた話は
嘘だったのかあとガックリした
思い出があるのだ。

じゃ、貝塚市という名前は
どうしてできたのかとなると、
実はこれが定まっていないのだそうだ。
まあ海辺の方に海塚という地名があって
「かいづか」と読んだりするので、
なんかこの辺の絡みもあったりするのか
という説もあるようなので
まあこの市の成り立ちには
何となく落ち着かないものがある。

始まりの歴史に関しては
そういうところなんですが、
最近はというと、doironが
昔公務員をしていたころは、
ここには連続10期をつとめた
市長がいたところでした。

なんか懐かしいですねえ。

そしてぶらぶら歩こうとした今だったら、
ここはどういうところかというと、
水間なんかのいろんな歴史的なところや
文化施設もいろいろある、
まあブラブラおじさん的には
面白いところです。
それにdoiron的には、
ここの臨海地区の大会で走った
10kmの記録が自分の自己ベスト
だという楽しい記憶もあるところです。

で、じつはその臨海地区にある施設で、
前から訪ねてみたかったところが
一か所あるのです。

それが「貝塚市立自然遊学館」
という施設です。



自然について学び、理解を深めていく
という施設です。
この奥の臨海地区で、
自転車に乗ったりランニングをしたり、
あるいは植木販売している
民間のスーパーがあったり
するところなので、
横を通ったりすることがよくあります。

そんなときになんか変な形の
建物があるなあと思っていたのです。
それが、この自然遊学館です。



どうもその形は、貝塚市の蕎原で発掘された、
アンモナイトをもとに作られた
建物の様です。
あの10期市長をつとめた市長が
建てたんでしょうねえ。

ここができたのが平成5年の10月で、
今から思えばdoironが



この遊学館横の広場で開催された
貝塚コスモスマラソン10kmを
走ったのが平成5年の11月でしたから、
どうもこの辺りが開発されて、
貝塚市の臨海地区として
発展を始める最初のころだった
のかもしれません。

大会では自己ベストで走り、
記録の残っているのが
38分10秒で46位だったようです。
もうあれから30年たちます。
あの時の走りが、doironの
10キロ最速だったんですねえ。

そう思えばやはり
思い出の地ではあります。

あの時は海辺であまり建物もなく
とっても寒かったのを覚えています。

そんな思い出の地のところにある
自然遊学館にこのたび行ってみようと思い、
車で出かけて行ったのでありました。

続く

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大和を写真に残した人の展示会6

2024-03-01 20:58:53 | プチ旅行

奈良の写真記念館に来ています。



こういう写真展に展示する写真は、
現像した本物なんでしょうか。



とまあ、そんなこと考えたら、
昔のフィルムで撮った写真の
データってどんなふうに
残されていたりするんでしょうか。
という疑問に突き当たりました。

この前の安井さんの写真展の時は
残っていたネガとか本からとか
言ってたと思うんやけど、
そんなリメイクの展示も多いんでしょうねえ。

あ、ちなみにドイロンの絵は、
展示の時は新聞社に投稿したのは、
原本を投稿しているので、
その作品はデジタル化した絵つぶやきなんです。

安っぽいかなあ。すみません。

でもまあ雰囲気は感じてくださいね。
しかしまあこんな入江さんのような
素敵な写真も、いまはデジタル化
されていたりするのでしょうねえ。

デジカメで写真の世界も
大きく変わりました。
こんなデジカメ再生期に、
入江さんや土門拳さんがいてたら
どんな対応をしたのでしょうね。

最近、電車をテーマにして
いい写真を撮るよなあと
思っているのは、中井精也さん。
彼は見事にデジカメ写真を
連射で撮影したりしています。

まあ今風の写真家は
そんな感じなんでしょうかねえ。

この日の奈良写真記念館では、
入江泰吉の賞をもらった
カメラマンの写真展も開催されていました。

彼はもうデジカメなんでしょうねえ。

さあこれで今日の目的は果たしました。
では自分が大和を映すんなら
どんな景色かなあなんて
考えながら戻ってゆきましょう。
とはいえ時間的にはもうお昼です。
静かな庭が見渡せる昔風の食堂で、
和食でもいただくかと言いながらも
「オムライス」の看板にひかれて
レストランに入りました。

え~とねえ、ここでは
インスタグラムで紹介すれば、
コーヒーなどの飲み物が無料です。
ああ、最近はこんなサービスを
しているところもあるんですねえ。
いただいたのが、これ。



久しぶりのオムライスで
おいしかったなあ。
かえってミセスに話したら、
先週くらいに作ったやん
と言われてしまいました。
減点減点だあ

さあでは奈良も歩き回ったし、
初めての新薬師寺にも行きました。
入江さんの写真展では、
最近の写真データーって
どんな風に保存されているんやろと
疑問を感じましたね。
またすこしずつ勉強してゆきましょう。

では車に乗って帰宅です。



帰り道に、以前から気になっていた
「ピーナッツ店」に寄りました。



こんな看板が立っているので、
ずっと気になっていたのです。

結構車の入っているお店に突入です。
するとねえ、ここはピーナッツばかり
並んでいるのかと思っていたら、
柿の種や時期的に雛あられなんかも
並んでいましたよ。
そしてこれらがとても安い。

まあ雛あられなんで
お土産にと買って帰りました。

うろうろしているけど
抑えるべきところは抑えているでしょ。

今度奈良にはいつ行けるかなあ。
お水取りも見たいしなあ。
それがだめなら、花見かな?

うろうろの帰り道は、
次のうろうろを考えながら
安全運転で帰っていくdoironなのでした。

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