ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

はるかな尾瀬、遠い空8

2024-07-23 20:42:59 | 山行き

尾瀬を時間内で許されるほど歩き、
尾瀬歩きのツアーはほぼ終わりです。



ここから鳩待峠までの山道を
行きは下りだったので、
帰りは残念ながらのぼり中心に
戻っていきます。

さあもう少しですよという女ガイドさんの声も
ハアハア言ってますので、
もうこの辺では案内のイヤホンは
外すようにしました。

でもこういうツアーでは優れものでしたね。

またミセスは、借りてきたスティックが
とっても役に立ってて、
左右のバランスはこれでしっかり
とれるなあと喜んでいましたよ。

ツアーは何から何まで便利に
できていますねえ。
ありがたいことです。

さて、結構なスピードでわれらのグループは
鳩待峠に到着となりました。



集合時間に合わせて、
タイミングはぴったしでしたね。
こうしてミセスがずっと夢に描いていた
尾瀬歩きが終りました。

今まで、尾瀬と聞いても
実感としてわかなかった感覚が
これからはしっかりと
持つことができるわと
喜んでいます

「夏がくれば思い出す、春かな尾瀬遠い空」
の脳になったのですね。

すべてのグループが広場に集まったら、



さあバスに戻ってゆきましょう。
朝、出てきた宿にいったん戻るのですね。

席に座ってスタートする頃には、
あんな草原をのんびり歩いた
幸せ感にすっかり浸っています。
心は溶けているようです。



とはいえ車窓から景色は見たいけど、
幸せ感覚を味わいたい。
矛盾していますねえ。
起きているのか
寝ているのかわからないような
半分居眠りの状態で宿に向かいます。

宿に着いたら早速、
お風呂に飛び込みます。
まだ、ボーとしていて池塘に
飛び込んだ気分です。
入ったことはないけど。

ざっと汗を流してさあっぱりしましたよ。

このツアーはもう少し続きます。
また気持ちを引き締めて、
とりあえずは今日の宿である
越後湯沢のニューオータニを
目指してゆきましょう。

この辺りはもう旅行者任せなので、
地理的なところがよくわかりません。

越後湯沢と聞いたら、
関東の方の温泉やなあという
イメージがあります。

山のふもとで殺人事件があり、
デカがそちらをうろうろしつつ
犯人を捜すなんて光景が
浮かんできたりもしますねえ。

また一方で、ランニングの友達が
この辺り出身やったなあなんて
思い出したりもしましたね。

田舎道を走り、どんどん進んでいくと、
やがて結構大きなビルなんかが
建っている温泉地に到着です。

新幹線が街を変えたのでしょうかねえ。

どんどん山手の方に上がってゆくと、
でっかいホテルがあります。

名前に「ニューオータニ」が入っているので、
そのグループのホテルですねえ。

ここには温泉があります。
越後湯沢の街並みを見下ろし、
きれいな温泉で宿泊です。

夕食前に温泉に行きましたが、
あれ?さっき入ってきたばかりでしたねえ。
変なのと思いながらも、
またまたゆっくりしました。

時間的にも余裕があったので、
入浴後はホテルの周りを
歩きましたがもうまるで何もありません。

山手の空き地にポツンと立っている
そんな感じでした。

さあそれでは夕食の時間です。
昼間は尾瀬で食べた弁当で、
15分で書き込んだので、
ちょっぴりお腹がすいています。

晩飯はバイキング。
楽しみです。

続く

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はるかな尾瀬、遠い空7

2024-07-22 20:36:53 | 山行き

尾瀬のミズバショウ群落をみました。



よかったねえ。
夏山と違って、この花がこんなに見れるのは
選んだ時期が良かったですねえ。



ほかにもクルマバツクバネソウが
木道の合間に咲いていたり、



ニリンソウが群落をつくっていたりもして、
自然の様々な姿を確認しました。

尾瀬湿原にはまだついていませんが、
たっぷりな自然を満喫しながら歩いています。

鳩待峠から歩き続け、
3.3kmを約一時間半くらいで
山の鼻と言いう場所に到着します。



山小屋もありますね。

またここにはトイレがありますので休憩です。
有料トイレなんですがね。
で、時間はまだお昼になっていないので、
この山の鼻の当たりには
尾瀬の研究見本園もありますので、
まずはそちらを歩きに行きましょう。



ゲートを超えて入っていくと、
広い湿原が広がっています。



まあ普段失言だらけのdoironには
ぴったりかもしれません。

湿原にはミズバショウやワタスゲが
初夏の空の下で楽しそうに咲いています。



タテヤマリンドウもありますね。





そして遠くには至仏山の山もみえ、
尾瀬感満喫の景色です。



この辺りにある小さな池は
「池塘(ちとう)」と言われています。



高層湿原ができるときに、
泥炭層に水が張り小さな池になっています。
そこには鏡のように景色が映ったりしますね。
こんな感じ。



でもこれは立った位置が悪かったですね。
なので、ミセスにはこんな位置に
立ってもらいました。



まあいい感じ。

でも人が写ってしまいましたね。
なかなか思うようにいきません。

そんな風に遊びながら
30分くらい見本園を歩き回りました。



さあではいよいよ本物の尾瀬湿原の
方に行きましょう。
山の鼻の小屋の方に戻ってゆき、
そこから尾瀬沼の方に向って
いくことになります。

ここも池塘があったり、
湿原があったりと見本園と
同じ景色ですが、ここには
リュウキンカという花が咲いています。



時期が違えばニッコウキスゲなんかも
群落をつくりますねえ。

また「オゼソウ」「や「オゼコウホネ」
「オゼヌマアザミ」といった
この地域特産の花が咲いたりします。

そんな景色を頭に描きながら
尾瀬沼が遠くに見えるようなところまで
行くのかなと思いましたが、
我々普通グループはここまででした。
2キロは歩いていませんね。
高層湿原の中をまだまだ木道が
続いていくようですが、残念です。
でもまあ同じ景色がまだまだ続くんですね。
これでもガイドさんはかなり
進んでくれたようで、
早いグループよりも奥まで行きました。

それにしてもここの景色はいいですね。
奥に燧岳が見え、湿原に木道が
続いている景色がいかにも尾瀬です。



落ち着いたらここの絵でも描いて、
来年の六月に投稿してやろう
なんて考えています。

さあでは尾瀬ツアーも帰路に入りますが、
昼飯をまだ食べていません、
山の鼻まで戻ったら、
あらかじめもらってあった弁当を
開けましょう。

そしてガイドさんはこういいます。

「かなり遠方まで歩いたので
時間をかなり使いました。
バスへの帰宅時間を考えると
ここでの食事は15分間で食べてくださいね」
とのこと。
これは焦りましたね。
でもまあ、さほど空腹にもなっていないので
時間までゆっくりといただきました。

続く

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はるかな尾瀬、遠い空6

2024-07-21 20:42:13 | 山行き

鳩待峠を出発し、尾瀬ヶ原までの山道を



基本的に下ってゆきます。



前の日に添乗員に
「地図はもらえるんですか」と聞いてみました。
するとねえ、
「今回歩くのは、手のひらを
尾瀬ヶ原としたら、
爪ほども歩かないので
地図はいらんだろうと
ガイドが言ってましたので配っていません。
基本的に山部分を抜けたら尾瀬ヶ原で、
そこを時間に合わせて同じ景色の中を
歩くだけなので必要なしです」とのこと。

そうかあ、どこをどう歩いているのか
見たかったのですがねえ。
後ろから3番目位を歩いてゆくと、
後ろを歩いている女性が

「スティックを使うのは初めてなんですが、
これでいいですか」と聞いてきました。
後ろに回ってみていると
まあそんな感じでいいでしょう。
ただ後ろに振り回すような
使い方は危ないので
それは気を付けてください」
と説明しておきました。

そうなんです、ツアーでは
希望者はスティックを無料で
借りれるようになっていましたので、
ミセスもさっそく借りて
つかっていましたので、
そこで説明したのと同じように
事前に教えておきました。

「基本的の登りと下りで使いやすいように
長さも変えてね」
とも付け加えておきましたよ。

なんか、少し信頼されたのか
いろんな花の名前も聞いてきますので、



この三枚葉は「エンレイソウ」だよ、



とかこれは「ノビネチドリ」ですと
説明します。
ガイドさんも花の名前はあの人に
聞きましょうと言ってはりました。



おお~これはギンリョウソウの
つぼみではないですか。
蔵馬で見たのと同じです。

一日長い間歩きましたが、
この花はここでしか見ませんでしたね。
見れた人はラッキーでした。



そしてしばらく行くと、
耳に入れたガイドさんの案内の機械から
「このあたりからヤグルマソウが咲いています。」
と説明が流れてきます。

そして、「ああ、この辺りがシラネアオイ」
の群落地です。



ああ、だんだん高山植物に
なってきましたね。
ここは保護をされているようで、
金属製の柵で囲まれています。

またオオバキスミレが咲いていたり
といい雰囲気になってきました。



しかしねえ、森の部分が続きますよ。
なかなか草原のような感じではありません。
尾瀬に来たんだからなあと
思っていたら、ガイドさんの声で

「お待たせいたしました。
お待ちかねのミズバショウの群落です。」
という声が聞こえてきましたねえ。



今のミズバショウは
ピークを少し過ぎていますが、
まだまだきれいな個体もあります。



「後ろから歩いてこられる方は
鐘を鳴らしましょう」
という案内も付きます。
クマよけですね。
ミズバショウは少し毒分を持っています。
冬眠明けの熊はこれを食べに来て、
おなかの中を掃除するように
食べるそうです。
なのでクマが来やすいので
こういう鐘がミズバショウ畑の
各所に置かれているそうです。

それにしてもすごい数ですねえ。
パンフレットや旅案内で
尾瀬を紹介する時に必ず出てきそうな
ミズバショウ群です。

6月最初のころ、
ちょうどミズバショウの群落を
見に行くのにちょうどいい季節やな
と思いつつ出かけてきたので、
その思惑は見事に当たりました。



満喫してゆきましょう。

続く

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はるかな尾瀬、遠い空5

2024-07-20 20:36:57 | 山行き

人里を遠く離れた、ポツンと一軒ホテルで
夕食後もビールを飲んで過ごしました。

部屋からこんな景色が見えるわ
と友達にメールを送ったら、



UFOやと返事が来ました。
ん?それはどういうことと
写真を見直したらとてもそんな感じ。
部屋の明かりが景色に憑依していましたな。

あしたの尾瀬の天気が良くなりますように
とお祈りしつつ、なんかアルコール漬けで
ぐっすりと眠りましたよ。

さて翌日です。

天気はどうかというと、
おおいい感じです。



青空が多くて、たまに曇ってきても
青空も見えるタイプ。
いい感じです。

まあ今日はかさなしでも
行けそうな感じです。

安物の雨具をリュックに
詰めておけば行けるでしょう。
では宿の前からバスに乗って出発です。



途中こんな大きなダムの横を
通ったりしながら、どんどんと
山の中にはいってゆきます。



何となくはえている植物なんかも、
傾斜の高いところの植物みたいな
感じになって、到着したのが

「鳩待峠」というところです。



鳩が待ってる峠?



実はこの名前の語源には二つの説があります。



一つは、昔の武将が鳩を飛ばして
旅の吉凶を占ったという説で、
もう一つは鳩が鳴くときに
山で炭焼きや木こりに入った人たちが
帰って来るというところから
こういう名前になっているという説です。

この峠の名前はよく山岳小説なんかでも
現れるので、覚えておけばいいかもしれません。
となると、ついでに「尾瀬」の語源も
描いておきますと、
まあこれはわかりやすいですね。
尾瀬はもともとは生瀬という名前だったそうです。
浅い水湖中に草木が生えた状態から、
こんな名前になったそうです。

とにかくですな、
そんな語源のある鳩待峠に我々は到着しました。
ここからの歩きなんですが、
ツアーの40人が一団となって
尾瀬をワイワイと歩くのではありません。

道がほとんど.木道ですから
そんな団体がウロウロしていたら
邪魔になって仕方ありません。
なので、ツアー客を自らの親告で
「早い者グループ」と「遅い者グループ」
「普通グループ」に分けて、
それぞれのグループにガイドが一人つく
という仕組みになっていました。

doironが申告したのが普通グループです。

最初はこのグループが
一番多かったのですが、
早い者と遅い者に気を利かして
分かれて行って、
ほぼ15人くらいのグループに
うまくわかれました。

さあこれで行動はグループごとになります。

散策にあたっては、
ラジオのような小さな機械が与えられます。
それの番号をそれぞれのグループごとに
決めて首からぶら下げます。



イヤホンを耳に入れると、
ガイドの声が聞こえてくるという仕組みです。

また、グループごとの動きを調整するために、
それぞれのガイド同士も
番号を変えれば話もできるという
仕組みにもなっています。
うまくできていますね。

またそれぞれのグループで
すこしでも足に自信のある人をきくと、
「ああ、わしやな」という
おっさんがいるものです。
その人は最後尾について
様子を見ていてくださいねと
ガイドから指示が飛んでいました。

さあでは最初は準備運動から行いましょう。

ガイドの指示に従って足首や腰の動きなんかも行い、
さあそれではいよいよ尾瀬に向かって出発です。

続く

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はるかな尾瀬、遠い空4

2024-07-19 21:27:31 | 山行き

清津峡のすごい峡谷の景色を
しっかり見てきました。



あんなに深い谷がつくられるなんて
まあ自然の力ってすごいねえ。

さあ、では集合時間もありますので
トンネルを戻ってゆきましょう。
最初の秘境を満喫しました。



長いトンネルを出ますと、
バスでこちらへ向かっている時や、
峡谷をのぞいているときに、
振ってた雨も帰りは大丈夫でした。

傘もささずにバスへと戻ってゆきます。
さすがにねえ、何とかなる男ですねえ。

今日のツアーは一応ここまで。
これから宿である水上温泉に向かいましょう。
ああ、もう一日目が終わりかあと
思いつつバスに乗っていると、
これがねえまたまた一つの秘境ツアー。
町から山の中にはいり、
どんどんと進んでいきます。
右に揺れ、左に揺れ、飲んでるビールも
手に持っているような感じ。
やっとこさたどり着いた宿が
これがねえとってもすばらしい宿でした。



中にはいると七夕の飾りの
ようなものがありますし、
なんかとってもきれいです。

夕飯前に、別棟になっている
温泉に入りましょう。



まあ自分で運転しているわけでもないし、
ツアーを進行させているわけでもなく、
バスに揺れながらビールを
飲んでいるだけなので
さほど疲れはないのですが、
気持ちのいい湯につかり、
心の底まで癒された感じですねえ。

天気はうっすら雨が降っている状態です。

明日の尾瀬はどうなるのかなあ
と心配しながらも、添乗員さんが言うように
なるようにしかならないから
準備をしっかりして用意しておきましょう。

バスで、宿も変わるので
荷物は山の荷物と旅の荷物に分けて
用意していると、後ほど添乗員さんから
細かい説明がありました。

尾瀬に行く当日は、
旅の荷物は宿の集会所に集めておいて、
尾瀬後に戻ってきて、
ここでふろにも入れますとのこと。

ああ、それなら安心ですね。
そんな段取りで用意は進めていきます。

さあでは風呂も入ったし、
晩飯の時間ですね。

あらためて生ビールを飲み、
バイキングの食事を楽しみましょう。



こんな山の中でも刺身や
お寿司なんかもあってすごいね。
食事もなんか思いっきり楽しみました。
食堂の窓からくれてゆく空を見ていると、
近くに山が見えています。
大体この辺りの山の景色というのは
あまりなじみがありません。

100名山で、水上温泉と言えば
武尊山ということですが、
その時に見えていた山は何と
「谷川岳」です。

あの険しい岸壁で有名な山なんですが、
初心者コースもあるんだとのこと。
まあこの辺はもう少し勉強しないと
いけないですね。
でも初夏の空の下にデーンとそびえる谷川岳は、
とってもきれいでした。

添乗員さんも一緒の食事していたので、
山がきれいに見えますねと話すと、
「ああ~谷川岳ですねえ。
明日もこんな感じで、遠くの山が
見えるいい天気だといいですねえ」
とのこと。
そうですねえ。それから
少しずつですが、昔、尾瀬に来た頃のことも
思い出してきました。
頭の片隅に残っているのは、
広い尾瀬ヶ原の上から見た景色です。

尾瀬そのものを歩いている
記憶は全くないので、
多分当時は尾瀬の周りの山、
特に至仏山に登ったんやったなあ
とかを思い出したりしていました。

続く

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