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ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

アンパンマンに会いに行く5

2025-08-25 20:52:56 | 旅行

施設の中には、写真撮影のできる
大きなアンパンマンの人形もいます。
ああ、じゃあここで似ている姿を
写真に撮っておきましょうと、
ポーズを作ったその時です。
扉でカメラを抱えているミセスの横を
通り過ぎて中に入ってこようとする
中国人がいます。
アンパンマンの写真を撮影しようというのに、
よこからチューカマンが割り込んできます。
中国語はよくわからないので、
doironが侵入を遮った言葉は
「ストップ、ストップ」でした。

ようやくわかったようで、退いていきました。
なんとも浮かばれない顔で
撮影していますねえ。
おでこがきらりと光ています。



ドイロンマンはねえ、
怒るとおでこから強烈光線を
発するんだあ。なあんてね。・・・

シクシク・・・

泣くなあ〜。

他にもここに飾られているある資料には,
ドイロンマンだけでなく、
アンパンマンに登場する
いろんなキャラクターも書かれていますよ。



バイキンマン、ドキンチャンとか
ショクパンマン、中にはヤカンマンもいますよ。
何かをフミツケるダダンダンなんてまあ、
作者の発想の広さをうかがえますねえ。

どんどんと中を移動してゆきましょう。
別の階にはいろんな感謝状とかが並んでいました。



彼は地方の鉄道の駅ごとの
キャラクターを作ったりもしていたようです。



また他にも、テレビドラマで、
主人公が着ていた衣装なんかも
並んでいましたね。


今田ミオがねえ。

そこにいたスタッフの人に、
主人公の二人はここに来たの?
って聞いてみたら、来られましたよ、
とのこと。

「へえ〜あったの」ってさらに聞いたら
「なんとその日は私の休みの日でして」
と半分泣きそうな顔で
言ってたのが忘れられません。
なんか、「もう一つのアンパンマン」
なんていうドラマが作れそうですね。

どんどん進んでいくと、
絵が描かれていた階段の上に出てきます。
そこを降りてゆくと、お土産コーナーが
あったりするのですが、
まあ年寄りには向いていそうなものは
ないですねえ。

そんなのを見ながら、
もしdoironがミュージアムを作ったら、
どんなお土産にするかなあ
なんて考えてしまいましたよ。

さあ、では他の記念館の方にも回りましょう。

この奥に、詩とメルヘンの
記念館もあったようです。

雨はというと、小降りになっていますが、
まあ高知に来て初めて傘を使いました。

こんなアンパンマンの人形が
置かれた通路を通り、



歩いていくと巨大なアンパンマンの
絵が描かれている建物があったので、
ここでも撮影していきましょう。



「やってきたぞー、アンパンマン」

そしてさらにその奥に、
詩とメルヘンの記念館があります。

中に入ると、おお~並んでいます。
歴代の「詩とメルヘン」ですね。

自分が学生だった頃の年代を見ますと、
おお~なんか見た表紙ですねえ。
この時に買った詩とメルヘンは、
ほとんどが下宿を引き払うときに
処分をしてきました。

おいていたら値打ちが
あったかもしれませんね。
何日も山にこもり、
髪も肩まで伸びていたあの頃。

雪の中も風の中も毎日風呂屋に通い、
貸本屋さんで本を借りては読んでいたあの頃に、
なけなしの仕送りをはたいて
「詩とメルヘン」を買ってた学生さんって
まあそれだけでなんとも
「詩とメルヘン」な学生時代やったなあ
って振り返ったりします。

続く

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アンパンマンに会いに行く4

2025-08-23 20:44:00 | 旅行

さあ、早朝から大波で揺れるフェリーに乗り、
豪雨の山の中を車で走りつつ
やっと香美市にやってきました。

こんな雨だと、剣山のふもとで
大雨になる高知で天候不順のため、
世間は明日はどうなるかわからない
ような感じなので、予約の日にちを
1日前倒しにして
アンパンマンミュージアムに行く
予定にしたのです。

雨で顔が濡れても何とかなるでしょうがね。
そしてここはねえ、
以前の八十八ヶ所参りの時や、
絵手紙展に備えての下見旅行で、
現地の確認で近くまで来ていましたが、
当時はテレビドラマのあんぱんマンも
やってないし、ここはどうも子供の
行くところみたいやったので、
その時は立ち寄りもしなかったのです。

あんぱんまーんとか言いながら
子供が叫び回るところを
大人がふむふむと歩き回るって
全然想像できなかったからねえ。
なので避けてきたのですが、
今は違いますね。
人気俳優がその生涯を演じるドラマが、
毎朝花盛りです。
きっと大人もたくさんきてるだろうと
見越してやってきたのです。

実は、やなせたかしは
アンパンマンだけではありません。
doironが学生だった頃に、
なんと「詩とメルヘン」という月刊雑誌を
出していたのです。

多感だった頃に、この雑誌には
心をくすぐられましたねえ。
今の絵つぶやきにも少し影響している
かもしれませんね。
この雑誌には今も日本の詩界にいる
重鎮も参加していましたよ。
ほんとに若い頃の心の一部は
この本に癒されていました。

僕の絵つぶやきも少しはこの影響を受けて、
見る人の心にすこしは刺激を
与えているかなあなんて思います。

このミュージアムにきっと
今来る大人も、少なからずそんな
リリカルな思い出を持っていたり
するんやないかなあと思うのです。



街中に入ってしばらく走ると、
右手の山の中の方に大きな
建物がみえてきました。
道路案内にも表示が出てきます。

ここがアンパンマンミュージアムですね。

駐車場に車を止めると、
その近くに建物がいっぱいありますよ。



それらはすべて関連施設の様です。
まずは一番手前の方にあるメインの方に、
一応傘を持ってあるいて入ってゆきます。

晴れおじさんおばさんの登場です。
その時はあまり降っていませんでした。
建物の前の広場には鉄製の
アンパンマン人形がマントを
翻していますよ。



「来たよ、アンパンマン。
大阪から会いにきましたあ」

建物の入り口では、
予約のチェックをします。
担当の人はアンパンマン風ではなくて、
どちらかと言えばショクパンマン風です。

「悪い奴はチェックするぞ」
と言ってるわけではありません。
予約を確認し、どうぞと通されます。



目の前には大きな階段があって、
そこに絵が描かれています。
いいですねえ。孫と一緒だったりしたら
喜ばれるでしょうね。

周りを見ると、確かに小さな子供を
連れた若い家族が多かったですが、
同年配の夫婦や若い恋人たち、
女の子同士のグループなんかも
多かったです。
そしてやっぱり驚くのは、
中華系の外国人も結構いましたね。

アンパンマンを韓国語や中国語にしたら、
なんて呼ばれるんでしょうか。
もしかしたら「ゲッペイマン」とか
いるのかもしれんなあ。

ではエレベーターで最上階まで行って、
降りてくるように回りましょう。

続く

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アンパンマンに会いに行く3

2025-08-22 21:16:12 | 旅行

徳島で船を降り、
車は高速道路で高地に向かっています。

途中で、吉野川スマートICに入りました。
ここはねえ大きなサービスエリアで、
キャンプ場や風呂屋があったりします。

まあここで、なにか食べるかあ
と考えたのですが、残念ながら
食堂はまだ空いていません。
まだ9時を少し過ぎただけやもんなあ。
仕方ないのでお土産チェックをしておきましょう。
まあ四国のお土産というのも、
八十八箇所のお参りの時には
かなり勉強しましたからね。
ざ~ッと見てもう早速出発です。

車は高知へ向かう有料道路へと
分岐してゆきます。
う~ん、雨はかなり強いですねえ。
山の中に入ったころにはもう豪雨です。

有料道路の案内板にも大雨警報
といった文字が出てきます。
これじゃアンパンマンも飛び立てないですね。
バイキンマンが「ウヒョヒョのヒョ―」と
笑っているはずです。

途中、立川のサービスエリアで
トイレ休憩です。
たまたまこの時は雨も降っていませんでしたが、
いつドバーと来るのかわからないので
傘をもってトイレに行きました。
用事を済ませて出てくると、
まだ雨は降っていません。

ああ、晴れ女と晴れ男は大雨警報の中でも
雨に打たれることはありません。
よしよしと車に乗り込み、
サービスエリアを出たとたんです。
ミセスが「ああ~傘を忘れた」と
叫んでいます。

ウヒャーと言ってももう戻ることはできません。
あと10秒早かったら間に合ったのに
って感じです。
やはり逆行はあきませんね。
せっかく透明傘で少しデザインの入ったのを
ネットで買ったばかりなのに、
残念だあと嘆いていますが、
晴れ女も高齢のうかつには勝てませんね。
あきらめてもらいましょう。

アンパンマンミュージアムは
明日に行く予定で予約していたのですが、
こんな雨が続いたらどうなるかわかりません。
行けるうちに行っとこーと
予定を変更することにしました。
最寄りのインターチェンジで降りて
向かっていると、道の駅があったので、
これは食事もできるだろうから
ちょうどいいわあと立ち寄りました。

アンパンマンミュージアムで
あんぱんでも食べるかと思っていたのですが、
ここにします。

まずはネットで今から一時間後に
入館できるように予約変更です。
それから、食事タイムに突入。
おいしそうなラーメン屋さんがあったので、
入ることにしました。
店に入るなりミセスが、
事前に地元野菜コーナーで
おいしそうな炊き込みご飯の
おにぎりを買っていたので、
「そこで買ったのでこれ食べていい?」
と店員に確認です。
「知らなかったことにしとくからどうぞ」
と許してくれましたよ。
大阪のおばちゃんパワーは、すごいです。
アンパンマンも叶いませんなあ。
アンパンマンにはドキンちゃんという
キャラクターがいるのですが、
ヒョウ柄の服を着た「大阪のおばちゃん」
なんていうのが、出てきたら
特別ヒロインやでなあと
はやし立てておきました。



ラーメンは適度な海鮮出汁で旨かったですよ。
もちろん、買い置きのおにぎりも最高でした。

「僕らはみんな食べている~。
食べているから最強なんだ」
なんてガラガラの店の隅で
歌いながら喜んでいます。

いやあ、まったく大阪のおっちゃん
おばちゃんは最強です。

続く

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アンパンマンに会いに行く2

2025-08-21 20:51:49 | 旅行

朝の早い船、しかも豪雨の天気の中、
ガラガラの船に乗船しました。



ここから2時間10分くらいで徳島に到着です。
100㎡くらいある乗船スペースを
独占して座りました。
進行方向に向かって右側のスペースです。
いまは豪雨なんですが、
途中雨もやんで淡路島の沼島も
見れるかもしれないなあと見込んで、
そっちに座り込みました。

幸い、さっきまでの豪雨も
小降りになってきました。
いい傾向です。

時間が来て、船は静かに港を出ていきますが、
沖に行くにつれ船の揺れがすごいです。
常に体のどこかに力を入れていないと、
なんか地獄の底に舞い降りて
ゆきそうです。
あまり乗り物酔いのないdoironなので、
すごいなあ、こんなに揺れて、
積み込んだ軽自動車は大丈夫かなあ
と心配になります。
晴れ男になって雨は何とか
やり過ごせそうなんですが、
吹いている強烈な風と波の大きさに
翻弄される2時間でした。

ミセスはというと、悪戦苦闘です。
おいてある座布団で布団を作ったり、
椅子に腰かけたり、船内を壁伝いに
歩き回ったりしながら、
気持ちを紛らわせています。

あのねえ、こんな面白い話があるんやけど
とか言いながらこちらもほぐそうとしたりします。

「アンパンマンは体が濡れると、
力が出なくなるんだよ。
でもねえ必殺技はねえ、
顔を食べさせることではなくて、
いざとなったらおしりから
アンコを放出するんだ」
なんて言いながら、気持ちをまぎらわせます。

そしてねえ、そういう時のアンパンマンには
特別な名前があるんだよ。

最強「あんパーンツ!」

なんてね。
「そんな失礼なこと言ったらあかんで、
でもあんたらしいわ」と
大笑いしていました。

まわりのスペースを見ると、
あの女子大生が横のスペースで
友達と床に寝っ転がって
苦悶してはります。

ああ、船は雨でも関係なく走るんやろ
と思って安心していたのですが、
そうかあこういうことがあったのですね。

途中、気分転換に淡路の方を
眺めたりもしましたが、
あまり視界はよくなかったです。
船の真ん中辺りは揺れも少ないだろうと、
そちらに移動したりもしました。

そうしながらdoiron自身は
なんか楽しそうにしているのを見て
ミセスはほんまにこいつの体は
どうなっているんやとあきれ返っていましたね。

「いやあ、大丈夫。もっと激しく
揺れる人生でしたから」なあんて
言いながら、気持ちを紛らわせようとする
夫なのでありました。



そうして大きな波に揺られながら、
ドンブラコと船は徳島に到着です。
船の中の車は無事でした。
だって運行しながら、ドーンとか
ガシャガシャとか大音量の音が
流れていたので心配していましたからね。
無事になにごともなく動き出した車は、
徳島港を走ってゆきます。

朝は早かったのでなんかもう
お腹がすき始めましたが、
とりあえずは高知までの順調な
運航状態に入りましょう。
それに乗り物酔いのミセスに
食べ物の話はできませんね。

天気は、緩やかに雨が降っています。
傘がいるかなどうかなって感じです。
高速道路を車で走りながら、
以前の四国八十八ヵ所参りの時は
ここはよく走ったなあって感じです。

一度近くを台風が通過している時にも
来たことがあったなあ。
でも対して雨も降らず、
長靴を履いてお参りしてたのを、
お参りの同行者に笑われたことがあったなあ。
なんか四国って、いちどお詣りしただけですが、
何となく思い出が空海色に
染まっている感じです。

続く

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アンパンマンに会いに行く1

2025-08-20 20:57:22 | 旅行

テレビで人気の朝ドラを
毎日楽しみに見ています。

そんな中、アンパンマン夫婦と
言われるような地蔵のお菓子事件が
あったりとまあ、
最近はアンパンマンブームです。



で、実は先日、高知県まで
行ってきたのです。

目的は2つ。

アンパンマンミュージアムに行くことと、
テレビの呑み鉄で六角さんが
美味しそうに食べてたカツオ、
ウツボの料理をいただくことでした。

古希を迎えたミセスの誕生日祝いを兼ねてです。

え?それがいちばんの目的やん
と怒られそうですね。
なるほどその通りです。

交通手段は軽自動車で、
和歌山からフェリーで徳島に行き、
そこから高速を使って高知に行く
という算段です。

フェリーの時間を見ると、
結構頻繁に出ており、
朝5時半の便があるので
それに乗るべく、朝4時に
家を出ることにしました。

まあ、年寄りは朝早いので
その辺は平気です。

問題は天気です。

どうも、その頃は低気圧の影響で、
雨っぽい雰囲気です。
宿を高知の商店街にあるホテルを
取っているので変更はできません。
ミュージアムの休みでない曜日で、
doironの市役所仕事がない日や
村の用事がない日、
近辺の遊び予定がない日、
そしてミセスの福祉仕事の許される日
などを厳選して決めた日程ですから、
頑張って行くことにしました。

まあ、ミセスは部類の晴れ女ですし、
doiron自身もなんとかなる男から
最近は晴れ男に昇格しようか
という感じですから、
乗り越えられるだろうと
行くことにしました。

フェリーに乗るために家を出て、
和歌山インターを経て乗り場に向かいました。

昔、このフェリーはランニングチームの
合宿なんかで使いましたし、
四国のお絵描き展の準備のために
この船で徳島に向かったので
もうお馴染みです。

家を出る頃は、こぶりの雨でしたが、
乗船する頃は土砂降りでしたね。
でもまあ今すぐ運転するわけではないので、
気持ち的には余裕で向かいます。

まずは、乗船券を購入しますが、
南海電車の株券サービスで
大幅な割引が使えました。

ああ、絵の展示会に行くために
南海電車株で無料券をもらっていたので、
その延長サービスが使えるのも、
大変ありがたかったです。

切符を買って車に戻ろうとすると、
若い綺麗なお姉ちゃんが追いかけてきました。
見かけは大学生っぽいです。

ミセスもいるので間違いが
あってはいけません。
お誘いは柔らかく断ろうと、

「連絡先は事務所に聞いてね」

と言おうとしたら、「薬落としましたよ」
と渡してくれました。
ああ、芸能人と勘違いしたのでは
なかったんですね。
あまりに朝が早いので、
朝に飲む薬をポケットに入れてあったのが、
切符購入時に落ちたんですね。

若い女性の介護心をくすぐったんですね。
いやあ、ありがたいありがたい。

親切な女子大生のおかげで、
doironの心筋梗塞、脳梗塞は
無事に防げてよかったです。

とまあ、そんな胸ときめくことがある中、
(ってどこにときめくねん)
豪雨の中無事に乗船することができました。

まあ、これで昇格晴れ男は
雨でも問題なく旅の船に乗船だあ、
とホット一息つきましたが、
実は問題は雨だけではなかったのですね。

もう一つ深刻な状況が待ち受けていたのです。

続く

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