ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

北陸シーンカーンセーン6

2024-05-03 21:04:05 | 旅行

新幹線の越前たけふの駅から、
旧北陸線で今はハピライン福井線の
武生駅を目指して歩いてきました。



全然観光地でもなかった
普通の街だったけれど、
それとなく昔から人々が
住んでいる雪国の街でした。

日野川を超えると、
駅はもうすぐそこです。

線路の地下道を超えたら



駅前の方に出てゆきます。
昔ここに来た時には
いろいろと歩きましたね。

岩崎ちひろの記念館も有りましたね。

神社のところに並んでいるお店で
ボルガライスをいただきましたね。

さて駅前はというと、
全然繁華街ではなくて、
商売の複合ビルが一つありましたね。
それ以外はもう普通の生活駅です。

敦賀で有名なカツ丼も
食べられなかったし、
4キロくらい歩いてきたので
おなかもすきましたね。
仕方ないので複合ビルの一階にある
お店で、越前そばをいただくことにしました。



このそばには大根おろしが
入っていますね。

昔昭和天皇が武生に来た時にも
このそばを食べておいしいと
言われたそうで、
話の中で「越前のそば」という言葉が
よく出てきて、越前そばという
名前になったそうです。

あ、もしかしたらこれも
doironの大根の絵の
一つのきっかけになったかもしれません。

そしてそばにはもちろん
おいしそうなビール付きです。
そばは結構コシがあり、
ピリッとした感じで、
とてもおいしかったです。
武生の駅前で、そばをつつきながら
ビールを飲んでいるおっさんの姿。
なにかと戦争問題が各地で
大変なことになっている世の中で、
もう考えられない平和な
姿なのでありました。



さあでは、電車が出るような時間です。



敦賀に向かうのは一時間に
一本ぐらいだったでしょうか。
二両編成です。

丁度学校が終わるような
時間帯ですかねえ。
高校生がたくさん載っていました。
席は空ていませんが、
一駅で目の前のひとが
下りたので座ることができました。

ガタンガタンと揺られていきます。

駅の数で行ったら7つめで
敦賀に到着です。



時間はまだ3時くらいですから、
もうすこし眺めてゆきましょう。

商店街には、銀河鉄道なんかに
関する人形がところどころに
置かれてあります。



一つ一つ写真を撮りましたが、



なんかもうここにきて
じっくりと見て回るには
かなり疲れています。



一つ一つに結構外国人が
たむろしていますしね。
なんかもうおっさんの
出番じゃないって感じです。

駅に戻り、缶ビールを一本買って
ホームで電車待ちです。

ここで座れば、大阪まで
そのままいけます。

でその電車が入ってきましたよ。

敦賀市初ですから、
全然余裕で座れました。
湖西で琵琶湖の真ん中ぐらいから、
隣にひとが座りましたが、
もうそのころにはビールも飲んで、
半分眠ったような状態です。

こうして北陸新幹線の旅は、
電車居眠りで終わってゆきました。
北陸新幹線もいい電車でしたね。

ちなみにタイトルの

「シーンカーンセーン」

というのは、心旅で火野正平が
新幹線に向かって叫んでいる
言葉からきていますので、
注釈しときます。

このシーンカーンセーンで
金沢から上田によって、
東京見学して帰ってくる
なんていいじゃないですか。
なんかdoironの人生を
たどる旅のような感じです。
また機会を見つけて
行けたらいいなあと思いつつ、
このシリーズを終わります。

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北陸シーンカーンセーン5

2024-05-02 21:00:05 | 旅行

北陸の田舎の街に日本最先端の
スピード音が響き渡ります。

ふーんと思いつつ見てて、
あ、写真撮らなきゃと思った時には
もうその姿は見えませんでした。



いやあ、もうおっさんの脳の力も
新幹線には及びません。
やれやれと思いながら足元を見ると、
超びっくりです。



つくしの大群落です。



もう溝が埋まるくらい大量に生えています。



武生の名物はつくしなんじゃないか
というくらい見事です。
家が近所なら春には採集に
きてるやろなあって感じです。

これは歩いているからこそ見える景色で、
かっ飛ぶ新幹線からは絶対
見えないでしょうねえ。
ま、見えても仕方ないけどね。

歩くおっさんはつよい春を
感じて進みましょう。

さて、ぼちぼち観光案内所の
お姉さんが武生駅へ向かうために
曲がる必要があるという話を
してた交差点が近づいてきたので、
のどかな田んぼ道から
自動車道へとでていきましよう。



とはいえ自動車道と言っても
時折車が通るくらいの静かな道です。
進んで行くとそこには立派な
ホテルがありますよ。
こんな田舎にねえ、
それでもいろんな需要があるんやなあ
って感じです。
外国人向けかなあ。
でも駐車場もわりと車があったから、
外国人だけでもないでしょうねえ。

ここへきて宿を取って止まるなんて
まあ、新幹線は田舎の街を
想像できない形に変えていきますね。

その先で道案内通りに交差点を
左折して街中に向かって行きましょう。
その道は古い感じの通りで
昔の家が残っていたりします。

そういえば、大学の時に
山登りの会の後輩が
この辺の出身でしたね。
彼は福井の県庁で働いていたけど、
年齢考えたら
もう引退しているでしょうねえ。

昔、福井マラソンというのに
出たことがあります。
多分制限が3時間10分の
厳しいレースでした。
そのレースに応援にきてくれました。

あれはどの辺を走っていたのか
もうわからないけど、
武生の思い出と言ったら
そんな感じです。



マンホールはこんな感じ。



歩道や道は広くて、
敦賀同様冬の雪を意識した
構造になっているようです。

あるいていると、NHKの
大河ドラマの影響もあって、
紫式部がポスターなんかでも
よく登場します。
道標でも紫式部の公園なんかが
あることがわかります。

彼女は子供のころに
父とともにこの地域に
住んでいたんだそうです。

その公園なんかは
予約制になっているほどで、
大河は地域の観光も
掘り起こしているようです。

たけふの静かな町の様子を
少しづつ感じています。
この辺りまで3キロくらいは
歩いてきたかんじです。



道が少し上り道になってきましたね。
山じゃないんですけど、
大きな川を渡るようになっています。
日野川、です。

夜叉が池を起点とする九頭竜系の
一級河川で、日本海にそそいでいます。
上り坂を堤防に上ってゆくと
大きな橋がかけられています。



万代橋です。



この橋にも「紫式部の武生です」と
大きく書かれていました。

長めのいい川ですねえ。



よく見たら河原に桜が
たくさん植わっているようで、
まだ咲いてはいないけど、
つぼみのせいでほんのり
ピンク色に染まろうって
感じでしたね。

続く

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北陸シーンカーンセーン4

2024-05-01 21:16:47 | 旅行

北陸新幹線の「越前たけふ」の
駅があるのは、越前市です。



もともとはこのあたりは
「武生市」という地名だったのですが
2005年に今立町と合併して
越前市と名乗るようになったそうです。

竹が生えていて竹生からきている
地名だったそうですが、
合併時にあまり希望が多くなかった
「越前市」になったようです。

なので「武生(たけふ)」の市名は
消えてしまって、とても残念がってた
市民は多くいたようです。
そういう経過のある市ですから、
あらたにできた駅に「たけふ」の
名前が残ったのを喜ぶ人が多かったようです。

旧在来線の駅にはこんな看板が
立っています。



そんな「越前たけふ」の駅で降りたので、
駅の周りをウロウロしようと
思っていたのですが、
もうまるで田んぼの中にポツンと
あるような駅でした。



駅から出ると、大きなロータリーがあります。

立派なバスやタクシー乗り場がありますね。
ここからだと乗り物に乗らないと、
人里にはいけない感じです。

そんなロータリーのところには、
食堂、お土産屋さんなどが
入っている建物があります。
のぞいてみましょう。

食堂もこれっというのはなかったです。
doironにはね。

お土産売り場はよかったですね、
とろろ昆布を買いました。

で、その一画に観光案内所がありますので、
入ってみましょう。
色々パンフレットをいただきました。

そうそう、ここから従来の
北陸線の武生駅までの
道を確認しておきましょう。

新幹線が開通して、
従来の北陸線はハピラインふくい線に
変わっています。
なので18切符は使えないのですが、
敦賀まで戻る必要がありますから、
その線まで歩いて移動しないと
いけないのです。

案内の人に
「ハピラインの武生までは遠いですか?」
と聞くと
「いや近いですよ。車で10分半くらいです。
バスも出てますし、タクシーに乗っても
500円という取り決めになっています。」

「そうですか、でも歩いて行くので
道を教えてください」というと

「え〜〜」とびっくりこいてはりました。

「遠いですよ。4キロくらいあると思いますが」
「いやいやそれくらいなら全然大丈夫です」
と返事すると、頑張って教えてくれはりました。

それにしても歩いて行くって、
新幹線に乗ってきた人が
いうセリフじゃないよという感じです。

まあ、新幹線なんかできると、
いろんな人が集まるんやなあ
と思っていたでしょうね。

では行ってきますというと
「気をつけて」と丁寧に
見送ってくれはりました。



駅横の駐車場を出ますと
もう道はいきなり
田んぼの中の田舎道です。
向こうのほうに広い道が見えて、
それを右折してその道を
歩いてくださいと説明してくれていたので、



その道と平行になるように、
田んぼ道を進みました。

といいましても車は通れるような道ですよ。



しっかりした田んぼ道で
水仙が植わっていたり、



こんな水路が走っていたりと地域の
農業を支えているような道です。



時折こんな大きな石が
置かれていたりもして、
地域の農業の人たちが
笑いながら通っていくようなみちです。

あ、その時です。
500mくらい離れている線路を、



新幹線が「シーンカーンセーン」と
音を立てて通っていくのが見えました。

続く

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北陸シーンカーンセーン3

2024-04-30 21:09:22 | 旅行

新幹線で、敦賀から一番近い
「越前たけふ」まで行くことにしましょう。

切符売り場に行くと、
すごくしっかりした社員が
てきぱきと仕事をこなしています。
家族連れと若い乗客二人が
僕の前で切符を買っていますよ。
最初の家族はどこまで行くのかな。
家族4人で8万円ほど払っていましたね。
あとの若い乗客は九州まで行くようで、
3万円ほど払ってました。

こういう窓口ってすごいお金が動くんですねえ。

で、僕の後ろにも3組ほど
順番待ちで客が並んでいるんですが、
「越前たけふまで、はくたかの自由席で」
というと1470円でした。
なんか自販機で買えよって
言われそうな気がしましたね。



それでもdoironはえらそうな顔をして
改札を抜けていきます。
今から東京に行ってひとはた揚げるんだぜ、
みたいな感じで入ってゆきます。

敦賀から乗る新幹線には
「はくたか」「つるぎ」「かがやき」
があります。
はくたかとつるぎは「こだま」のように
各停っぽい動きで、
つるぎは富山まで、はくたかは東京まで。
そしてかがやきが、まあひかりのように
何駅か飛ばして東京へ行くやつです。
あとは長野スタートで東京へ行く
「あさま」という電車があります。

で、doironが今回乗ったのは「はくたか」です。

越前たけふまで13分の各停です。
ホームに入ってゆくと、
すでにそのはくたかが止まっています。

前方に自由席があるので
乗っていきますと、あれ?
乗客がいないぞ。



これは倉庫行きかなと一瞬あせったのですが、
その後二組客が乗っているのを
確認して落ち着きました。



車内の案内も「はくたか」の
音声案内がありました。

それにしてもこんな新しい新幹線ですから、
もっといっぱいかと思ったのですが
意外でしたね。

海側の左側に席を取り、
座席を倒して準備オッケーです。
さっそく大阪で買ったビールを
取り出して飲み始めます。



なにせ13分しかないのですから
あわてて飲んでゆきます。

席は、きれいなえんじ色と
グレーのシートで、



USBの差込口があったりします。



さあ、動き出しましたよ。



街がきれいに流れてゆきます。
海が目の前に見えるところまでは
走りませんでしたね。
席を思いっきり倒したりしながら、
各種点検におっさんは忙しいのです。



合間にビールもぐびぐびと飲みます。

とかなんとかしているうちに、
もう駅に到着しそうです。

慌ててビールを飲み干し、
席も元に戻して用意をしてゆきます。
動きはとてもスムーズですね。
阪和線のようにエンジン音が
響いたりはしません。
すい~と駅に入ってゆきます。



慌てて下りて、電車が駅を出ていく姿を
見送るのです。



ほんの束の間でしたが、
今や最先端の電車を思いっきり
満喫してきました。

空っぽになった缶ビールを
ホームで捨てましたが、
車両の中で捨てたらよかったですね。
空き缶は東京まで行ったんでしょうねえ。

出ていく電車を見送った後だと、
ホームにはもう人が誰もいません。



う~ん、こんなんでやっていけるのかなあ。
赤字路線を廃線にする前に
もう少しやることがほかにも
あるんと違いますか、JRさん!
となんか言いたくなってしまいました。

続く

 

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北陸シーンカーンセーン2

2024-04-29 20:39:00 | 旅行

大阪を出て、湖西線を通り敦賀まできました。

いやあ気持ちいい電車旅ですね。
桜はこの時はまだまだって感じですが、
線路沿いの滋賀の里山も、
新緑が綺麗なかんじでした。

てことでこんな絵つぶやきもかけそうです。
楠と新芽を描いて、
「樹齢千年。でも新芽は若い」
心にはいつも若さを持っていたいね
ってこんなのどうかなあ。
も少し推敲すればいいかな。

かつての日本海の物産の拠点
である敦賀の街です。
少し前に車に自転車を積んで、
ここを走り回るツアーをしましたねえ。
意外に奥深くいいところでした。
そしてずっとずっと以前は
マラソンできたことがあります。
その時は距離的にも長く、
初めての20kmを走るレース
ということでしたが、
暑くてまあ地獄を見たレースでした。
ガソリンスタンドで水をかぶったよと
一緒に行った友達に話したら
わしは観客の飲んでるポカリスエットを
それ頂戴と言ってもらったよ、だって。
地獄ですねえ。

そんな風にそこそこ思い出のある地域です。

新しくできた綺麗な駅で新快速を降りて、
まず3月16日に開通した
北陸新幹線を見に行こうと思いましたが、
いやいや待ってください。
知り合いに敦賀のヨーロッパ軒の
トンカツはぜひ食べとかなきゃ
と勧められていたので、
そちらを優先することにしました。

場所はどこかなあ。
とりあえず観光案内所で聞いてみるかと思い、
駅を出て看板の上がっているそこに
向かっていると、観光案内地図が
立っているではないですか。
もしかしたらここに書かれているかも
と思い見てみると、おお〜地図に
びしっと書かれていますよ。

この通りをまっすぐ行って、



大きな交差点に来たら
よっこらしょと右折です。
そしてそれをまっすぐ500mくらい
行ったとこにあるとのこと。

わかりやすそうですね。
では行ってみましょう。
この駅前通りは、かつてダホンの
自転車で走ったことがありますので
懐かしいです。

とても広い車道や歩道がありますが、
これは冬の雪を意識した
道路設計なんでしょうね。
交差点まで来て右折すると、
向うの方に「カツ丼」と書かれた
看板が見えます。



周りを観光客風にきょろきょろしながら
歩いていきますと「ヨーロッパ軒」と
書かれてあるではないですか。



そこはねえ、人気店で人の行列が
あるからねと聞いていたのですが、
この時は静かでした。
それもそのはず、玄関に回ると・・



ウヒャーなんと本日は休みです。
曜日も調べていったのですが、
臨時のお休みなんだそうです。
ガックシですねえ。
ここのカツ丼は量が多くて
食べきれないよと言われていて、
楽しみにしていたのになあ。
残念でした。

こうなったら、昼飯は別に考えないと
いけませんね。
とりあえず新幹線で武生まで行き、
そこで人気のボルガライスでも食べるか
と思い直し、また敦賀駅にもどることにしました。



歩きながら、駅前近くに並んでいる
お土産やさんもチェックしました。
新幹線の開通に向けて、
テレビでは北陸の旅番組が多くて、
よく出てきていたのが
「カブラ寿司」でした。

これが好きでねえ。
おなじ北陸だから福井でもあるかな
と思い探していたのですが
見つかりませんでした。
またまたガックシでした。

この辺のお土産で多かったのが
羽二重餅でしたね。
買わなかったですけど
いろんな製品が出ているようでした。

敦賀に戻ると、さっそく切符を
買わないといけません。
18切符では新幹線に乗れないからです。

続く

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