郡上八幡の食堂で、
ケイちゃんをいただく夕飯を食べています。
川の流れる音や、若い女性たちの
会話の端々を聞きながら
「うまいなあ」とつぶやいていたのです。
横に座った若いお兄ちゃんは、
黙々とアユを食べているようです。
旅人かなあ、それとも地元の人?
なんかとっつきにくそうな
人だったので話しかけはしませんでした。
そうしているうちに、
ほかのお客さんたちも入ってきて
賑わい始めます。
店の人とここの地域の事とか
いろいろ話したかったけど、
一寸そんな雰囲気はなかったですね。
「ごちそうさん」と大阪弁で言って
店を後にします。
そのまま旅館に帰ってゆっくりでも
よかったのですが、もう一か所
行っておきたい場所があるので、
そちらに向かってぶらぶらと
あるいてゆきましょう。
ここ郡上八幡で子供たちが
吉田川に飛び込む音は、
日本の音風景100選に選ばれています。
地域を代表する音として
取り上げられているんですね。
それにならんで、環境省が
日本の名水100選というのを
選んでいて、その第1号となった湧き水が
ここにあるのです。
「宗祇水(そうぎすい)」といいます。
室町時代の連歌の達人である飯尾宗祇が
この湧水の傍らで庵を結んで
愛用したことから「宗祇水」
と呼ばれるようになった、由緒ある泉です。
「水舟」という独特の
水利用形態が昔からあり、
これは今なお現存し、
住民が組合を組織して保全しています。
郡上八幡をネットで探ると
出てくる泉です。
祠のようなところから
水がわき出しており、
その横には味のある石畳の
坂道があります。
そこを歩いている人と泉の写真が
とっても味のある雰囲気に写ります。
これは是非とも行っておきたい
場所ですので向かいました。
その石畳の坂道の上には、
こんな提灯も飾られていますよ。
そこは小駄良川と吉田川が合流する地点です。
50mほどおりてゆきますと
右側に柳の木で飾られた祠があらわれます。
ここが日本の名水に選ばれた
水のわく場所です。
残念ながら写真の細かい技術がないので、
うまく撮れなかったのですが
とっても味のある場所ですね。
まあパワースポットの一つです。
湧き水で手を洗い、
雰囲気を十分味わいましたね。
ここもまた絵にしておきたい場所ですね。
さあ、ではこれで旅の初日に
行っておきたい場所は、
おおむね行きましたね。
旅行に行きたい気持ちを
積み上げてきたかいがあったなあ。
上機嫌で帰り道、
ビールを買いながら宿へと
戻っていったのでした。
宿は残念ながら温泉ではありません。
沸かし湯です。
でも川の音を窓のすぐそばに聞きながら、
湯船に揺られていると、
なんかとっても癒されますねえ。
部屋でテレビを見ながら、
ふたたびビール。
ざあ~っていう川の音を聞きながら、
すごい音やなあと思ったら
突然のゲリラ雨。
なんかもう異世界にいるような
特別な気分です。
地図もみながら明日の計画もしましたよ。
午前中は城に行って、
あと博物館に行き古い町並みも歩きます。
それから食品サンプルのお店と
「やなか水のこみち」をたずね、
駅にも行く予定です。
そして午後は東海北陸道の少し先である
ひるがの高原に行ってから帰宅の予定。
宿で川の音に揺られながら
眠りについたdoironだったのでした。
続く
最新の画像[もっと見る]
-
川の流れる郡上八幡を旅した9 7日前
-
川の流れる郡上八幡を旅した9 7日前
-
川の流れる郡上八幡を旅した9 7日前
-
川の流れる郡上八幡を旅した9 7日前
-
川の流れる郡上八幡を旅した9 7日前
-
川の流れる郡上八幡を旅した9 7日前
-
川の流れる郡上八幡を旅した9 7日前
-
川の流れる郡上八幡を旅した9 7日前
-
川の流れる郡上八幡を旅した9 7日前
-
川の流れる郡上八幡を旅した8 1週間前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます