ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

中央アルプスの夏休み4

2022-08-21 21:05:12 | 旅行

妻籠の食堂の多くは
五平餅とお蕎麦というのが
定番のお店となっています。



逆にここの食堂で海鮮丼や
松阪牛定食なんかがあると、
違和感がありますね。

あ、あるかもしれませんけどね。

でもここにきてって感じは
否めないところです。

じゃあ、その定番を食べよう
とするわけですが、一人だけ
お蕎麦の弱いアレルギーがおられます。
じゃ、その人だけうどんで、
といっても同じ鍋で茹でる
わけにはいきません。

蕎麦と別茹でで作ってもらわないといけません。

「別茹で可能ですか?」
と事前に聞いてみるのですが、
たいていのところはいける
と言ってくれますね。
メニューの中にうどんが
あるお店がいいかなと思います。

今回入ったお店もそんな感じで、
気持よく別茹でのうどんを
作ってくれました。



では、この旅最初の食事をいただきましょう。

五平餅が初体験の人もいましたが、
評判は悪くなかったですねえ。
食べ終わった後、
五平餅の芯の棒に

「当たり。もう一本」
と書かれてあっても二本は無理かなあ
とか言いながら、大阪の人間は
コロナ騒ぎの中でもワイワイ言います。
そんなもう一本サービスはありませんけどね。

ま、他にあまり客もいなかったので
少々騒いでもいいでしょう。



そうして木曽の名物をいただいた、
満足な昼食でした。
さあ、ではまだもう少し
奥まである妻籠の街道を
歩いていきましょう。

中山道の道標が建っているあたりは、
道が直角に折れ曲がっています。

これは「桝形」と言われる街道の作りです。

そもそも宿場は城塞の役目も
持って作られていました。
街道を二度直角に曲げて作られた道は
外敵が侵入しにくいように作られているんですね。
ここにもその痕跡がくっきりと
残っています。



あれ?軒先や街頭に白い切れや
テープがぶら下げられていますよ。
これは何でしょうか?
宗教的な意味があるのかなあ
と思ったら、多分ツバメ除けでしょうと
地元の人への聞き込みで判明しました。



ツバメはよけられているのかも
しれませんが、
蜂にまでは効果はなかったようです。



街道を突き当りで引き返して、
車のところへ戻っていきます。



途中で酒屋がありましたよ。
少しのぞいてみますと、
目についたのは「七笑」というお酒です。



リーダーのお家でこの中央アルプスの
打ち合わせをするときに、
木曽の酒ということで
メンバーが買ってきてくれたお酒です。

「旅の苦労は旨し酒で七回笑って吹き飛ばす」

という事で作られた
お酒なんだそうです。

まあ、旅行は日々楽しいので
苦労はないですけどね。
そしてもう一つのお酒が、
先ほど車の中で「中乗さん」て
誰やろうと話題になった
「中乗さん」という名前がついています。

「武士の名前ちゃうか」
とか言ってたけど、
結局、川で木を浮かべて
運ぶ人たちのことだと知りました。

木曽の水、木曽のお米、
木曽の情熱で作られたお酒なんだそうです。

これは飲まないといけませんね。
二本買っておきました。

さあ、これで妻籠の中山道を
歩きましたね。
では引き続いて、「馬籠宿」の
方へと車で移動してゆきましょう。

車に乗って移動してゆくと、
結構、山深いところですねえ。
時おり「中山道」と書かれた
道を横切りますが、
かなりハードそうな道です。

東京から42番目と43番目の
宿の間なんですが、昔の人は
苦労したんでしょうねえ。
我々は快適に進んでいきます。

今夜はもう宿に入って温泉と
旨い料理とお酒三昧ですから、
気持はすっかり旅心で
うきうきしています。

遠くに恵那山の姿なんかを望みながら、
車は馬籠の駐車場へと入ってゆきます。

続く

コメント
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