ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

中央アルプスの夏休み6

2022-08-23 20:45:46 | 旅行

私たちが宿泊した宿の近くに
光前寺という名の天台宗のお寺があります。
この寺には夜になったら
うっすらとひかり輝く
ヒカリゴケなんかも生えているそうで、
機会があれば見に行きたいな
と思っていたのですが、
夜になるともうビール三昧で
出かけていくなんて
そんな罰当たりなことは
できませんでした。

そのお寺に700年くらい前に
とても強い山犬が飼われていました。
ある時、僧が静岡県の磐田にいる若い娘を
人身御供で獲物にする老ヒヒを
この犬にやっつけてもらいたいと
連れて行ったところ、
見事にやっつけたんだそうです。

その犬もそのあとすぐに息絶えたんだそうですが、
その犬の名前はこの地区の温泉の
名前として残りました。

その犬の名前は「早太郎」です。

そんな早太郎温泉にある有名な
ホテルであります「二人静」に
我々は宿泊しました。



「二人静」ってなんかラブホに
使われそうな名前なんですが、
そんなんではありません。

能楽「二人静」というのがありまして、
葉の間から生えている2本の花穂が
静御前とその守護霊の舞姿に
見立てられたということから、
お客様に寄り添う店という事で
つけられた温泉宿です。



実際ここはロープウェイの切符や
バスの切符を用意してくれる宿でしたし、
チャックアウト後でも山登り後に
温泉に入らせてくれたりと優しい宿でした。

また朝食も、こちらの希望で
山に登るときのお弁当に
してくれるなどありがたい
サービスもありましたね。

割りと早いうちにその宿に着いたので、
もうさっそくdoironは
ビールをいっぱいいただきました。

窓から見える八ヶ岳の景色、
すぐ横の川の流れを見ながら
山里の景色に乾杯でーす。

あ~あぁ、一日運転の緊張した心が
どんどん休まってゆきます。

でも旅の歓びはまだまだこれから。
では温泉へと入ってゆきましょう。

ここの温泉は泉質は
「アルカリ性単純温泉」です。

無色透明でにおいもなく、
アルカリ性でやわらかい肌触りを
実感できるそうです。

温泉の効能が体にしっかり浸透し、
お肌はしっとりすべすべになる
といいます。

爽やかな高原の澄みきった空気のなかで
「美肌の湯」が実感できるとか。
また「早太郎」という強い山犬の
名前を付けています。
この犬は走るのもとても速かったようで、
あす山で頑張ってもらう自分の
カモシカのような足に
力を注いでおきましょう。

露天風呂も気持ちいいですねえ。
しかしここにはかなり虫が浮かんでいました。
目の前にカゲロウが流れてきたり、
でっかい蛾がお風呂の片隅に
浮かんでいました。

まあ自然たっぷりなところの
露天風呂だから仕方ないですね。
そこに見えている山の斜面に「二人静」が
植えられているようですが、
残念ながらもう花の季節は
すっかり終わっていました。

そして宿泊客もこの日は割と多いようで、
おふろも結構にぎわっていました。

今回は山に登る人が多いと見えて、
結構体格のしっかりした
おっちゃんが多かったですね。

体が溶けるほどゆっくり
させていただきました。

さあ、では温泉を満喫したら
食事までに宿内を探索ですね。
ビールの自販機はないなあ。
そうここでビールを手に
入れようとしたら、
ルームサービスで注文しないと
いけませんね。

「はい。たくさん頼まれても
十分備えてますからどうぞ」と
言われてしまいましたよ。

え~そんなに飲むように見えるかなあ。

まあ、ワンセットは後で注文して、
とりあえずは持ち込みビールを
いただきましょう。

続く

コメント
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