イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

proof of life

2006年12月04日 | Weblog
◇今日は一昨日の記事でも少し触れた、『木のきいた展覧会』(@横
浜赤レンガ倉庫1号館)について。
読んで字の如く?木製の家具や灯り、玩具など、10人の作家が手が
けた、創造性溢れる様々な作品が展示されていました。

この展覧会に足を運んだのは、以前僕に陶芸の手解きをしてくれた先生も参加してい
る事を、知人から聞いた事がきっかけでした。
…ま、自分でやった事と言えば、粘土をこねて造型したり、作品に釉薬を塗ったり色付
けをしたり…と、肝心の作品を焼く作業は先生にお任せだったので、「教わっていた」と
言うと少し大袈裟な表現になるかもしれません(汗)
ただ、作業中は思いのほか手がけている作品に集中する事が出来て、「オレにもこん
なに集中力があったのか」と、我ながら感心する事も幾度もありました。
そして完成した自分の作品を手にした時の喜びは、それがどんなに稚拙な作品であっ
たとしても、何物にも換え難いものがありました。

展覧会でお話した時、先生はこんな事をおっしゃっていました。曰く、「俺は象を成すも
のを作っていろんな人たちに見てもらってるけど、皆もモノ作りでなくとも、自分がやっ
て来た事や考えている事を何らかの形で残しておいて、いろんな人たちに見てもらえ
たら面白いと思うよ」
…奇しくも、僕はこうしてブログを始めて、自分が「これは!」と思った事を書き留めて
いる。今後どうなって行くかは分からないけど、先生が考えている通りの事を知らず知
らずのうちに自分でやっていたんだなぁと思えて、何とは無しに嬉しさがこみ上げて来
たのです。

◇残念ながら展覧会は昨日を以って終了してしまったのですが、先生は来月に都内
で行われる展覧会に参加するとの事―こちらにも折りを見て顔を出せたらなぁと思っ
ています。

P.S.写真は、件の先生による縄文土器です。繊細さと大胆さを併せ持った模様の質
感が、写真ではなかなか伝わらないのが残念です(汗)


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