That's awesome

海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

The Night Manager あらすじと感想 #4

2016-11-12 22:52:17 | ナイトマネージャー
Episode4


前回はこちら。
The Night Manager あらすじと感想 #2 #3


ローパーは取引き相手のブローカーにパインを紹介し、武器売買の計画が着々と進んでいきます。
売買に使用する資金の口座はパインの網膜で認証するよう登録も済ませました。
一方でお互いに惹かれ合うジェドとパインはローパーが不在の夜に結ばれます。
例のHiddlebumの場面です。

(小さめの画像で・・・)

蚊帳の外に置かれたコーキーはレストランで怒りを爆発させてしまいます。
隣の席に座っていた客が怒りだしますが、パインがこれをうまく収めます。
その客がル・カレです。
この場面はル・カレを出すために作られたような気がします。


アンジェラはリストからリバーハウスやロンドンのCIAが関わっている事を突き止め、
メイヒューやリバーハウスの知人の協力を得て全貌を明らかにしていきます。
それを知ったロンドンのCIA、パメラがメイヒューに探りを入れるとCIAが関わっている事を知らないメイヒューは
彼女にリストを見せ、リバーハウスのドロムグールに伝わります。
リバーハウスやローパーはスパイの存在を知りますがそれが誰なのかはまだわかっていません。


ローパーたちがイスタンブールに向かった事を知ったアンジェラは部下を行かせます。
その夜、パインがホテルの部屋で寝ているとジェドから電話がかかってきます。
寂しいと言うジェドですがパインはすぐに電話を切ります。

情報がアポーストルから漏れたと思ったローパーはアポーストルを殺し弁護士をトルコ人に変えます。
まとめると、
ローパーは国務省公認の武器を購入し
パインは武器(表向きは農業機器)を購入するトレードパス社の代表として、
トルコ人の弁護士は武器を輸出するファラーゴ社の代理人として取引きをしますが
ファラーゴ社はフロントカンパニー(ダミー会社)です。
リバーハウスは違法な手続きを承認し、その手数料を貰っています。
と、こんな感じなのかな。このあたり、難しくてよくわかりません。


トルコ人の弁護士は契約書をよく読んでからでないとサインはしないと言い出しますが
この場もパインの機転で好転します。
ローパーはパインの働きに満足そうです。


網膜をスマホでも使用できるよう登録をしたパインは口座の残高を確認します。
口座には300万ドル入っていました。


その夜、イスタンブールのハイダルパシャ港でラトビア人と会うローパー一行。
彼らはトレードパス社が購入した武器を運んできました。

一方、毎日遅くまで仕事をするアンジェラを気遣う部下との会話で
彼女がなぜローパーを追うのか明らかになります。
「2003年にバグダッドのクルドの村で化学兵器が使われ大勢の子どもたちが虐殺された。
その事件をきっかけにローパーは化学兵器、サリンなどを扱うようになったの。
112人の子どもと58人の大人を殺したサリンがビジネスになると考えたのよ。
それがリチャード・ローパーという男よ。」
調べてみたらこれは実際にクルドの村で起きた事件が基のようです。


その時、イスタンブールでパインを監視している部下から電話が入ります。
パインが止まっているホテルの電話を盗聴していたのでジェドとの関係がバレてしまいました。
アンジェラはパインと電話で話します。
ローパーの愛人であるジェドとの関係は危険だから、このミッションから手を引くように言いますが
パインは反論します。

ここの場面、トムヒが下のセリフを一気に捲し立てるのですが、
トムヒの話し方というか発音がすごくきれいでとても気に入っています。
特に最後の「powerless」が好き。マニアックすぎですね、私・・・


全文です。
If I leave now, you have nothing.
I will have you not screwing up my operation, that's what I'll have.
Without me, you don't have an operation.
The arms were taken off a boat called the Leila Jane in Istanbul Harbour late last night.
They're now being taken by road to a place called the Haven.
If I stay on the inside, I can take you directly to the arms,
and deliver you Roper and whoever's buying them, caught in the act.
Without me, you've got nothing.
You don't have Roper in possession of chemical weapons,
you can't arrest him for corporate fraud, his name's not connected to Trade Pass.
You have no phone taps, no witnesses.
His deal will go ahead, and you'll be powerless to stop it.
Am I wrong?

要約すると、
「あと少しで証拠がつかめるのに自分が手を引けばすべてが水の泡だけどいいんですか?
あなたに彼の計画を止める力はないんですよ。何か間違ってます?」です。

多分、ものすごく正論なので反論ができないアンジェラは力技で返します。
「Just leave.That's an order.」
(いいから、戻りなさい。命令よ。)


パインはホテルに戻り、アンジェラの部下と空港に向かうはずでしたが、
パインはローパーに「警察に見張られている」と話し、ローパーとホテルから脱出してしまいます。

E5へ続きます。

コメントを投稿