ナショナル シアター ライブ「フランケンシュタイン」
ラストです。
かなり長くなってしまいましたが、最後に感想も書きました。
ベッドの上に仲良く座るふたり。
「もしかして俺も天才なのか?」
「あなたは何が得意なの?」
「俺は、同化が得意だ。見たり聞いたりして学ぶんだ。
最初は何も知らなかったけど徐々に破滅の方法、憎む方法、辱めや屈辱の方法を学んだ。
そしてマスターからとうとう他のいなかる生物にはない最高のスキルを学んだ。
うそをつく方法だ。」
「うそ?」
「今夜、俺はある人物に会った・・完璧だ。理解してくれてありがとう。
だが彼は約束を破った、だから俺も破る。エリザベス、本当にすまない。」
「何を・・」
瞬間、エリザベスはドアに向かって逃げ出しますが、気づくのが遅すぎました。
クリーチャーはエリザベスをベッドの上に投げ出し、そのまま彼女をレイプします。
その時、ヴィクターが部屋に飛び込んできます。
「ヴィクター!」エリザベスが叫びます。
「エリザベス!」
クリーチャーはそのままエリザベスの首を捻り殺してしまいます。
「No!」ヴィクターが叫びます。
クリーチャーは窓に飛び乗ったあとヴィクターに向かって振り返ります。
「彼女はすごく良かったよ!」
ヴィクターはピストルをクリーチャーに向けます。
「俺を撃て!俺を殺せ!」
クリーチャーが叫びます。
JLM博士。
ヴィクターは引き金を引けませんでした。
そしてクリーチャーは窓から立ち去ります。
ヴィクターはエリザベスを抱きしめます。
そこにクラリスと使用人が入ってきました。
「旦那様!」
「彼女を私の部屋に運んでくれ!」ヴィクターが叫びます。
「彼女はもう死んでいますよ。」
「運ぶんだ!」
「だけど、旦那様、彼女は・・・」
「私は彼女を戻せるんだ、クラリス、まだ呼び戻せる!」
ヴィクターは使用人たちに運ぶよう命令をし、同時にクラリスが部屋を出ます。
「早くするんだ!私は生き返らせる設備を持ってる。彼女はまだ温かいし血も失っていない。早く!」
使用人たちがエリザベスを運ぼうとしたその時、お父さんがクラリスと一緒にやってきます。
「ご主人様、彼を止めてください。」
「ヴィクター、何をしようとしているんだ。お前はまだ病気なんだよ。やめなさい。」
「ご主人様、エリザベス様が亡くなったんです。」
「何てことだ、かわいそうなエリザベス。お前が殺したのか?」
「違う!」
「今すぐ彼女をベッドに置いてカバーをかけてあげなさい。」
使用人たちはそのようにします。
「私はエリザベスを戻す事ができるんです。」
「どういう事だ?」
「彼女を生き返らせるんです。私を信じてください。」
「お前は何を言っているんだ。」
「彼は狂っています、旦那様。」
「私は狂ってなんかいない。あなた方の理解を超えた力を持っているんだ。
それでも狂っていると言えるのか?」
「何て不信心な事を、ヴィクター。いいかげんにしなさい!」
ヴィクターはクリーチャーが立ち去った窓に向かい叫びます。
「私はいつでもお前の後ろにいるからな!」
「彼を止めなさい。」お父さんが言います。
ヴィクターは逃げようとしますが使用人たちに制止されます。
「何たる事だ。最初はウィリアムで次がエリザベス、こんなにも死が続くとは。
ヴィクター、お前は心が病んでいる。」
「私は最高の知性を持っているんです!卓越した知性です。」
「彼を連れて行きなさい。もう顔を見たくない。彼は怪物だ。」
使用人たちがヴィクターを連れ出します。
お父さんはその場に跪いて泣き崩れます。
「神よ、御赦しを。」
「落ち着いてください、ご主人様。」
「私はこの世に何をもたらしてしまったのだ?」
「最善を尽くしましたよ。」
「私は失敗してしまった。」
場面が変わります。
クリーチャーが一人で登場します。
スクリプトの説明はこうあります。
「北極圏の氷冠。荒れ狂うブリザード。大きな月を見下ろす場面。
クリーチャーはほとんど何も着ていませんがずだ袋を担いでいます。
寒さに悩まされている様子はありません。彼は私たちに話しかけます。」
「私たち」とは客席です。
「俺の心はまっ黒で最低だ。かつて俺の心は美しい夢でいっぱいだったが今は復讐の溶鉱炉だ。
3年前に生まれたとき、太陽の熱が嬉しくて笑い、鳥の鳴き声に涙した。世界は俺の豊饒の角だった。
(豊饒の角は、その中から豊かな実りが尽きる事なく湧き出でてくると言われる神話です。)
それが今では霜と雪の荒れ地だ。」
クリーチャーはずだ袋から銀のカラトリー、皿、ピューターのゴブレットとナプキンを取り出し
氷の上に広げていきます。そして新鮮な肉を皿の上に置きフラスコからワインを注ぎます。
「息子は父になり、支配者が奴隷になる。俺はタタールとロシアを通り抜け黒海を横断し、
彼をここまで導いてきた。大天使を通り過ぎ氷の上までたどり着いた。
俺たちはこれからもずっと北へ向かうんだ。彼の犬は死に補給品も使い果たされた。
だが俺たちは協定を守らなければいけない。彼は俺を破滅させるために生き、俺は導くために生きる。
来なさい、フランケンシュタイン!
俺は夢を見た。壮大な空の下、俺たちは山を越えてハイキングをしているんだ。
俺たちは一緒に歩きながら俺に生きる方法を教えてくれるんだ。間違いを回避する方法や女性に求婚する方法を。
そのために彼を見つけ出したのに俺を追い払った。なぜそんな事をしたんだ。なぜ俺を追い払ったんだ。」
そこに毛皮に包まれたヴィクターが現れます。彼は凍傷を負っていました。
後ろには犬ぞりがありヴィクターがそれを引いていますがかなり衰弱していました。
「来なさい!どうした?ああ、寒いのか?見捨てられたような気がするか?」
ヴィクターはあまりにも疲れ切っていて答えることができませんでした。
彼はクリーチャーの方によろめきます。
「来なさい、偉大な探検家よ。食い物だよ。アザラシの肉だ。探検家の食い物だ!」
ヴィクターは這いながら皿に顔を近づけて食べ始めます。
クリーチャーは座ってそれを見ていました。
「あなたは才能を欲した。見てごらん、創造主よ、見てごらん。
なぜあなたは俺を犯罪者のように扱ったんだ。」
「お前は俺の妻を殺した。」
「あなたは私のものを殺した。私を追いつめた彼らが犯罪者だ。
それとも、彼らは高潔なクリスチャンで俺は蹴飛ばされて堕胎した?
その倫理はどこにあるんだ。それは愚かさへの侮辱だ。どの馬鹿が偏見は乗り越えられると言ったんだ?」
「お前は自分自身でそれを招いたんだ。」
「俺が?どうやって?俺は作られたいと望んだか?袋の中の汚らしいものから
俺を作るよう頼んだか?俺は異質だ。異質だとわかってるんだ。
俺はみんなと同じであろうとしたんだ。だけど俺は違うんだ!
なぜ俺は誰かではありえないんだ。なぜ人間は俺を嫌うんだ。
俺を憐れんでくれたのはエリザベスだけだ。美しいエリザベス。
まだ彼女の唇の感触が残っている。苺のような唇。彼女の温かい息遣い、彼女の太もも・・・」
ヴィクターはクリーチャーの足元に向かって進もうともがきますが、
衰弱している彼は倒れてしまいます。
「立ち上がれ!極点に行くんだ。磁石の発生源に。発見だ。
どうだ?暗闇に光をもたすんだ。立って、立って!」
ヴィクターはそりを引いたまま雪の中でうつ伏せになります。
「マスター?」
ヴィクターは動かないままです。
「マスター、死んだなんて言わないでくれ。もう体力がないのか?まだ始まったばかりだぞ。」
クリーチャーは「awake」とヴィクターの腕を持ち上げます。
「おいていかないでくれ、俺を独りにしないで。あなたと俺は2人でひとつなんだ。」
クリーチャーは跪き、そっとヴィクターを抱きかかえます。
「あなたが生きてるうちは俺も生きるんだ。あなたが死ぬなら俺も死ぬ。マスター、死とは何だ?
どんな感じがするんだ。俺も死ねるのか?」
「俺の残酷な行為を許してくれ、フランケンシュタイン。お願いだ。
衝動に突き動かされて自分を止めることが出来なかったんだ。
月が俺を引き込んだ、孤独な月が。もう戻ることはできない、このまま進むだけだ。
マスター、ワインだ、飲んで。」
クリーチャーはヴィクターの口元に赤ワインを流しますが、ワインは雪に中に流れていきます。
クリーチャーは嘆き悲しみます。
上段、JLM博士とベネクリーチャー。下段、ベネ博士とJLMクリーチャー。
「俺はあなたに愛されたかっただけなんだ。俺の心すべてであなたを愛していたのに。俺の哀れな創造主。」
すると突然ヴィクターが息を吹き返します。
「マスター!やはりあなたは俺を愛してくれているんですね。」
「愛とはなんだ。私にはわからない。」
「俺が教える!」
「お前は私より愛を理解している。お前にある感情が私にはないのか?」
「わからないからじっくり考えよう!」と嬉しそうなクリーチャー。
「愛をわかちあえるチャンスはいつもあったのに、私はそれを遠ざけていた。
人のぬくもりをバラバラに切裂いてきた。
憎しみなら理解できる。無と絶望だ。私の運は尽きた。だがお前が存在の意義をくれる。
お前と進み続けよう。歩き続けるんだ。お前を破滅させなければ。」
「Good boy. その意気だ!俺の不幸な血統を終わらせるんだ。」
クリーチャーが離れていくとヴィクターはそりを持ち上げてクリーチャーの後を追います。
「来なさい、科学者よ。俺を破滅させるまで。自分の作品を破滅させるんだ。来なさい!」
ゆっくりと進むヴィクターの前で飛び跳ねるクリーチャー。
The End.
舞台はこれで終わります。最後は2人でゆっくりと消えていきます。
余談になりますが、このあとのカーテンコールで出演者がお辞儀をしますが、
この時のベネディクトが輝くような笑顔で(笑)
しかも、博士の時は毛皮のフードがお辞儀するたびにぽふっとかぶさるのがツボでしたね~。
でもこれはみな同じ印象を持っていたみたいなのでちょっと安心(笑)
さて、ここから感想です。
結局、スクリプトのセリフをほとんど訳した形になりましたが、
宗教的なものや詩的な表現が多いのできっとあちこち間違っていると思いますが、
毎度の事なのでもはや言い訳はしません(笑)
そして、どうせなら最初からちゃんと訳せばよかったーとちょっと後悔しています。
日本語字幕になかったセリフがたくさんあって、とても興味深かったですし、
これを踏まえてもう一度観たいと思いました。
ジョニー・リー・ミラーとベネディクトはかなり対照的な印象でした。
おつきあいしてくれた友人たちも両方観たのですが、
「クリーチャーも博士もベネさんだと上品できれいになるね」と言っていました。
そうなんです!
つまり、JLMのファンを敵にまわすような発言ですが正直に言ってしまうと、
JLMは「がさつ」なんですよ。
言いかえれば、人間味あふれたキャラクターなんです。
特にクリーチャーは彼が演じると本当に可愛くて子供のようでした。
対するベネディクトは完全にイッっちゃてるんですね。博士もクリーチャーも。
なのでベネディクトのほうが矯正不可能な怖さを感じました。
私はベネディクト博士のほうがしっくりきましたね。
とにかくこの博士、人を愛せない人間だということがひしひしと伝わってくるんですよ。
どこか壊れている天才、それでいて子供のような仕草もあちこちあって。まさしくサイコパス。
JLMの博士はエリザベスと結婚してちゃんと家庭を持てばかなり更生するんじゃないかと思えますが、
ベネ博士は、もう絶対無理だろうと(笑)しかもこの人そんなことこれっぽっちも望んでいないし。
そんな博士が唯一心を開き対等に会話ができたのがクリーチャーなのかなーと。
クリーチャーも同様にJLMはあどけなさとか無垢な部分を感じるので、
ちゃんと愛情を持って教育すればまっとうな人間になりそうに思いますが、
ベネクリーチャーはこのまま人類から隔離しないとものすごく危険な雰囲気です。
裏がありそうな頭の切れるクリーチャーです。
最初にベネクリーチャーから観た友人も「ベネクリーチャーのほうが怖かった。」と言っていました。
最後は主人と奴隷の立場が逆転したように思わせていましたが、
クリーチャーがヴィクターを先導し、彼を生かしていくという意味では逆転かもしれないです。
博士はこれからクリーチャーを通じて愛を教わっていくでしょうね。
ラストのクリーチャーのセリフ、JLMだと本当にせつなくていじらしくて、
「愛されたかった」との言葉がしっくりきました。
でもベネクリーチャーだと本当にそう思ってるの?と疑わしくなります(ヒドイ)
全ての不幸の始まりはやはりヴィクターがクリーチャーをおいて逃げ出した事でしょう。
あそこでちゃんと対応していればこんな事にはならなかったので、
最後にふたりで旅立っていくのはもしかしたらヴィクターの償いなのかもしれません。
原作では、ヴィクターは救出した船で死んでしまいクリーチャーは行方不明の結末なので、
この舞台はかなりいろいろな事が想像(妄想?)できる希望を持ったラストですね。
下世話な話ですが、
私はJLMクリーチャーから観たのですが、エリザベスをレイプする場面がものすごくリアルで、
これ、ベネクリーチャーもやるの?とちょっと慄いていましたが、
ベネディクトはまったくもって淡泊でした(笑)
だからJLMの博士も、本当は女好きなんじゃないの?とか思っちゃうんでしょうね。
いえ、そこが人間味を醸し出す要因だと思いますよ。
そして!
忘れてはならない博士の衣装。ベネディクトは本当に時代物の衣装がよく似合っていて、
画像がほとんど無いのが心底残念でなりません!
ベネさんにまったく興味のない友人も「似合う。」と呟いたくらいですから。
特に結婚式のあとの衣装が好きですね。
今回そこの場面もYoutubeから無理やりキャプチャーして貼りましたが、小さくて小さくて(涙)
しかし、4回も観たくせにこんな感想しかし書けずに申し訳ないです。
ひとまずここで終わりにしますが、
舞台を観た方もそうでない方も感想を頂けたら嬉しいです。
ツーショットまとめてみました。
ラストです。
かなり長くなってしまいましたが、最後に感想も書きました。
ベッドの上に仲良く座るふたり。
「もしかして俺も天才なのか?」
「あなたは何が得意なの?」
「俺は、同化が得意だ。見たり聞いたりして学ぶんだ。
最初は何も知らなかったけど徐々に破滅の方法、憎む方法、辱めや屈辱の方法を学んだ。
そしてマスターからとうとう他のいなかる生物にはない最高のスキルを学んだ。
うそをつく方法だ。」
「うそ?」
「今夜、俺はある人物に会った・・完璧だ。理解してくれてありがとう。
だが彼は約束を破った、だから俺も破る。エリザベス、本当にすまない。」
「何を・・」
瞬間、エリザベスはドアに向かって逃げ出しますが、気づくのが遅すぎました。
クリーチャーはエリザベスをベッドの上に投げ出し、そのまま彼女をレイプします。
その時、ヴィクターが部屋に飛び込んできます。
「ヴィクター!」エリザベスが叫びます。
「エリザベス!」
クリーチャーはそのままエリザベスの首を捻り殺してしまいます。
「No!」ヴィクターが叫びます。
クリーチャーは窓に飛び乗ったあとヴィクターに向かって振り返ります。
「彼女はすごく良かったよ!」
ヴィクターはピストルをクリーチャーに向けます。
「俺を撃て!俺を殺せ!」
クリーチャーが叫びます。
JLM博士。
ヴィクターは引き金を引けませんでした。
そしてクリーチャーは窓から立ち去ります。
ヴィクターはエリザベスを抱きしめます。
そこにクラリスと使用人が入ってきました。
「旦那様!」
「彼女を私の部屋に運んでくれ!」ヴィクターが叫びます。
「彼女はもう死んでいますよ。」
「運ぶんだ!」
「だけど、旦那様、彼女は・・・」
「私は彼女を戻せるんだ、クラリス、まだ呼び戻せる!」
ヴィクターは使用人たちに運ぶよう命令をし、同時にクラリスが部屋を出ます。
「早くするんだ!私は生き返らせる設備を持ってる。彼女はまだ温かいし血も失っていない。早く!」
使用人たちがエリザベスを運ぼうとしたその時、お父さんがクラリスと一緒にやってきます。
「ご主人様、彼を止めてください。」
「ヴィクター、何をしようとしているんだ。お前はまだ病気なんだよ。やめなさい。」
「ご主人様、エリザベス様が亡くなったんです。」
「何てことだ、かわいそうなエリザベス。お前が殺したのか?」
「違う!」
「今すぐ彼女をベッドに置いてカバーをかけてあげなさい。」
使用人たちはそのようにします。
「私はエリザベスを戻す事ができるんです。」
「どういう事だ?」
「彼女を生き返らせるんです。私を信じてください。」
「お前は何を言っているんだ。」
「彼は狂っています、旦那様。」
「私は狂ってなんかいない。あなた方の理解を超えた力を持っているんだ。
それでも狂っていると言えるのか?」
「何て不信心な事を、ヴィクター。いいかげんにしなさい!」
ヴィクターはクリーチャーが立ち去った窓に向かい叫びます。
「私はいつでもお前の後ろにいるからな!」
「彼を止めなさい。」お父さんが言います。
ヴィクターは逃げようとしますが使用人たちに制止されます。
「何たる事だ。最初はウィリアムで次がエリザベス、こんなにも死が続くとは。
ヴィクター、お前は心が病んでいる。」
「私は最高の知性を持っているんです!卓越した知性です。」
「彼を連れて行きなさい。もう顔を見たくない。彼は怪物だ。」
使用人たちがヴィクターを連れ出します。
お父さんはその場に跪いて泣き崩れます。
「神よ、御赦しを。」
「落ち着いてください、ご主人様。」
「私はこの世に何をもたらしてしまったのだ?」
「最善を尽くしましたよ。」
「私は失敗してしまった。」
場面が変わります。
クリーチャーが一人で登場します。
スクリプトの説明はこうあります。
「北極圏の氷冠。荒れ狂うブリザード。大きな月を見下ろす場面。
クリーチャーはほとんど何も着ていませんがずだ袋を担いでいます。
寒さに悩まされている様子はありません。彼は私たちに話しかけます。」
「私たち」とは客席です。
「俺の心はまっ黒で最低だ。かつて俺の心は美しい夢でいっぱいだったが今は復讐の溶鉱炉だ。
3年前に生まれたとき、太陽の熱が嬉しくて笑い、鳥の鳴き声に涙した。世界は俺の豊饒の角だった。
(豊饒の角は、その中から豊かな実りが尽きる事なく湧き出でてくると言われる神話です。)
それが今では霜と雪の荒れ地だ。」
クリーチャーはずだ袋から銀のカラトリー、皿、ピューターのゴブレットとナプキンを取り出し
氷の上に広げていきます。そして新鮮な肉を皿の上に置きフラスコからワインを注ぎます。
「息子は父になり、支配者が奴隷になる。俺はタタールとロシアを通り抜け黒海を横断し、
彼をここまで導いてきた。大天使を通り過ぎ氷の上までたどり着いた。
俺たちはこれからもずっと北へ向かうんだ。彼の犬は死に補給品も使い果たされた。
だが俺たちは協定を守らなければいけない。彼は俺を破滅させるために生き、俺は導くために生きる。
来なさい、フランケンシュタイン!
俺は夢を見た。壮大な空の下、俺たちは山を越えてハイキングをしているんだ。
俺たちは一緒に歩きながら俺に生きる方法を教えてくれるんだ。間違いを回避する方法や女性に求婚する方法を。
そのために彼を見つけ出したのに俺を追い払った。なぜそんな事をしたんだ。なぜ俺を追い払ったんだ。」
そこに毛皮に包まれたヴィクターが現れます。彼は凍傷を負っていました。
後ろには犬ぞりがありヴィクターがそれを引いていますがかなり衰弱していました。
「来なさい!どうした?ああ、寒いのか?見捨てられたような気がするか?」
ヴィクターはあまりにも疲れ切っていて答えることができませんでした。
彼はクリーチャーの方によろめきます。
「来なさい、偉大な探検家よ。食い物だよ。アザラシの肉だ。探検家の食い物だ!」
ヴィクターは這いながら皿に顔を近づけて食べ始めます。
クリーチャーは座ってそれを見ていました。
「あなたは才能を欲した。見てごらん、創造主よ、見てごらん。
なぜあなたは俺を犯罪者のように扱ったんだ。」
「お前は俺の妻を殺した。」
「あなたは私のものを殺した。私を追いつめた彼らが犯罪者だ。
それとも、彼らは高潔なクリスチャンで俺は蹴飛ばされて堕胎した?
その倫理はどこにあるんだ。それは愚かさへの侮辱だ。どの馬鹿が偏見は乗り越えられると言ったんだ?」
「お前は自分自身でそれを招いたんだ。」
「俺が?どうやって?俺は作られたいと望んだか?袋の中の汚らしいものから
俺を作るよう頼んだか?俺は異質だ。異質だとわかってるんだ。
俺はみんなと同じであろうとしたんだ。だけど俺は違うんだ!
なぜ俺は誰かではありえないんだ。なぜ人間は俺を嫌うんだ。
俺を憐れんでくれたのはエリザベスだけだ。美しいエリザベス。
まだ彼女の唇の感触が残っている。苺のような唇。彼女の温かい息遣い、彼女の太もも・・・」
ヴィクターはクリーチャーの足元に向かって進もうともがきますが、
衰弱している彼は倒れてしまいます。
「立ち上がれ!極点に行くんだ。磁石の発生源に。発見だ。
どうだ?暗闇に光をもたすんだ。立って、立って!」
ヴィクターはそりを引いたまま雪の中でうつ伏せになります。
「マスター?」
ヴィクターは動かないままです。
「マスター、死んだなんて言わないでくれ。もう体力がないのか?まだ始まったばかりだぞ。」
クリーチャーは「awake」とヴィクターの腕を持ち上げます。
「おいていかないでくれ、俺を独りにしないで。あなたと俺は2人でひとつなんだ。」
クリーチャーは跪き、そっとヴィクターを抱きかかえます。
「あなたが生きてるうちは俺も生きるんだ。あなたが死ぬなら俺も死ぬ。マスター、死とは何だ?
どんな感じがするんだ。俺も死ねるのか?」
「俺の残酷な行為を許してくれ、フランケンシュタイン。お願いだ。
衝動に突き動かされて自分を止めることが出来なかったんだ。
月が俺を引き込んだ、孤独な月が。もう戻ることはできない、このまま進むだけだ。
マスター、ワインだ、飲んで。」
クリーチャーはヴィクターの口元に赤ワインを流しますが、ワインは雪に中に流れていきます。
クリーチャーは嘆き悲しみます。
上段、JLM博士とベネクリーチャー。下段、ベネ博士とJLMクリーチャー。
「俺はあなたに愛されたかっただけなんだ。俺の心すべてであなたを愛していたのに。俺の哀れな創造主。」
すると突然ヴィクターが息を吹き返します。
「マスター!やはりあなたは俺を愛してくれているんですね。」
「愛とはなんだ。私にはわからない。」
「俺が教える!」
「お前は私より愛を理解している。お前にある感情が私にはないのか?」
「わからないからじっくり考えよう!」と嬉しそうなクリーチャー。
「愛をわかちあえるチャンスはいつもあったのに、私はそれを遠ざけていた。
人のぬくもりをバラバラに切裂いてきた。
憎しみなら理解できる。無と絶望だ。私の運は尽きた。だがお前が存在の意義をくれる。
お前と進み続けよう。歩き続けるんだ。お前を破滅させなければ。」
「Good boy. その意気だ!俺の不幸な血統を終わらせるんだ。」
クリーチャーが離れていくとヴィクターはそりを持ち上げてクリーチャーの後を追います。
「来なさい、科学者よ。俺を破滅させるまで。自分の作品を破滅させるんだ。来なさい!」
ゆっくりと進むヴィクターの前で飛び跳ねるクリーチャー。
The End.
舞台はこれで終わります。最後は2人でゆっくりと消えていきます。
余談になりますが、このあとのカーテンコールで出演者がお辞儀をしますが、
この時のベネディクトが輝くような笑顔で(笑)
しかも、博士の時は毛皮のフードがお辞儀するたびにぽふっとかぶさるのがツボでしたね~。
でもこれはみな同じ印象を持っていたみたいなのでちょっと安心(笑)
さて、ここから感想です。
結局、スクリプトのセリフをほとんど訳した形になりましたが、
宗教的なものや詩的な表現が多いのできっとあちこち間違っていると思いますが、
毎度の事なのでもはや言い訳はしません(笑)
そして、どうせなら最初からちゃんと訳せばよかったーとちょっと後悔しています。
日本語字幕になかったセリフがたくさんあって、とても興味深かったですし、
これを踏まえてもう一度観たいと思いました。
ジョニー・リー・ミラーとベネディクトはかなり対照的な印象でした。
おつきあいしてくれた友人たちも両方観たのですが、
「クリーチャーも博士もベネさんだと上品できれいになるね」と言っていました。
そうなんです!
つまり、JLMのファンを敵にまわすような発言ですが正直に言ってしまうと、
JLMは「がさつ」なんですよ。
言いかえれば、人間味あふれたキャラクターなんです。
特にクリーチャーは彼が演じると本当に可愛くて子供のようでした。
対するベネディクトは完全にイッっちゃてるんですね。博士もクリーチャーも。
なのでベネディクトのほうが矯正不可能な怖さを感じました。
私はベネディクト博士のほうがしっくりきましたね。
とにかくこの博士、人を愛せない人間だということがひしひしと伝わってくるんですよ。
どこか壊れている天才、それでいて子供のような仕草もあちこちあって。まさしくサイコパス。
JLMの博士はエリザベスと結婚してちゃんと家庭を持てばかなり更生するんじゃないかと思えますが、
ベネ博士は、もう絶対無理だろうと(笑)しかもこの人そんなことこれっぽっちも望んでいないし。
そんな博士が唯一心を開き対等に会話ができたのがクリーチャーなのかなーと。
クリーチャーも同様にJLMはあどけなさとか無垢な部分を感じるので、
ちゃんと愛情を持って教育すればまっとうな人間になりそうに思いますが、
ベネクリーチャーはこのまま人類から隔離しないとものすごく危険な雰囲気です。
裏がありそうな頭の切れるクリーチャーです。
最初にベネクリーチャーから観た友人も「ベネクリーチャーのほうが怖かった。」と言っていました。
最後は主人と奴隷の立場が逆転したように思わせていましたが、
クリーチャーがヴィクターを先導し、彼を生かしていくという意味では逆転かもしれないです。
博士はこれからクリーチャーを通じて愛を教わっていくでしょうね。
ラストのクリーチャーのセリフ、JLMだと本当にせつなくていじらしくて、
「愛されたかった」との言葉がしっくりきました。
でもベネクリーチャーだと本当にそう思ってるの?と疑わしくなります(ヒドイ)
全ての不幸の始まりはやはりヴィクターがクリーチャーをおいて逃げ出した事でしょう。
あそこでちゃんと対応していればこんな事にはならなかったので、
最後にふたりで旅立っていくのはもしかしたらヴィクターの償いなのかもしれません。
原作では、ヴィクターは救出した船で死んでしまいクリーチャーは行方不明の結末なので、
この舞台はかなりいろいろな事が想像(妄想?)できる希望を持ったラストですね。
下世話な話ですが、
私はJLMクリーチャーから観たのですが、エリザベスをレイプする場面がものすごくリアルで、
これ、ベネクリーチャーもやるの?とちょっと慄いていましたが、
ベネディクトはまったくもって淡泊でした(笑)
だからJLMの博士も、本当は女好きなんじゃないの?とか思っちゃうんでしょうね。
いえ、そこが人間味を醸し出す要因だと思いますよ。
そして!
忘れてはならない博士の衣装。ベネディクトは本当に時代物の衣装がよく似合っていて、
画像がほとんど無いのが心底残念でなりません!
ベネさんにまったく興味のない友人も「似合う。」と呟いたくらいですから。
特に結婚式のあとの衣装が好きですね。
今回そこの場面もYoutubeから無理やりキャプチャーして貼りましたが、小さくて小さくて(涙)
しかし、4回も観たくせにこんな感想しかし書けずに申し訳ないです。
ひとまずここで終わりにしますが、
舞台を観た方もそうでない方も感想を頂けたら嬉しいです。
ツーショットまとめてみました。
「フランケン」観てみたいです!
映画化してくれたらいいのに。。。
映画と言えば、六月にベネさんマーティン二人とも、映画がDVD化されますね♡
「ホーキング」のベネさんは、今人気ピカイチだから、レンタル化は間違いないだろうけれど、
小学校の先生を演じるマーティンの作品は。。。どうなんでしょうか。
「ホビット」で世界的になったのだから、マーティンの過去の作品を、もっとレンタル化してほしいです(願)
ベネさんとマーティンの素敵なエピソードを、もっと知りたいです。
とくにマーティンはプライベート厳守の人だから、情報が少ないし。 ゴシップネタなんか興味ないですけど。
「俳優は作品で理解する」って、分かってますけど---。
好きな人の些細なことを知ったら、ほのぼの幸せな気持ちになれる。。って、私だけでしょうか?(汗)
(情報が日本よりはある)イギリス人いいなあ。 ああ。私がもっと英語が出来たらいいのか。。(涙)
グチ終わりですみません。。。🙇
読んでくれたんですね、ありがとうございます!
マーティンの作品は「Nativity!」スクールオブミュージカル(この邦題(笑))ですか?
ドリパス上映時もすごく人気だったみたいですね。
マーティン出演作品も日本版になってないのが多いんですね。
ベネディクトも、いろいろ日本版が出るようになったのは最近なので、
マーティンももう少ししたらいろいろ出そうな気もしますよん。
海外俳優の情報収集は本当に大変ですよね。
マメにいろいろなサイトやインタビューを追っていくしかないんですけど、
何しろ英語ですから(涙)
でも最近はドラマ「Fargo」がアメリカで始まったので、
かなりマーティンの露出度高いような気がします。
インタビューもいろいろやってるみたいだし。英語だけど(涙)
日本でも放送されるといいですね~。
ほのぼの幸せな気持ち、よくわかります!演技ではなく素の面が見れるとうれしいですよね。
だからついつい寝る間も惜しんで情報を追ってしまうんですけど(笑)
わたしもベネディクト博士バージョンがすきです。冷酷で残忍でひとりよがり。JLMクリーチャーは無邪気で可愛らしくて、太陽の光を浴びるシーンで泣いてしまいました(早すぎる)
対するベネクリーチャーは異形のものっぽさがすごくて、直視しちゃいけない感じがしました(怪物としては大正解の反応かも?)。そうそう、淡白でしたよね笑。さらっと終わってしまいました。
舞台装置もすごかったですね。
画面を追うので精一杯だったのでこうしてじっくり訳を読ませていただけたこと、新たな感動を味わえて感謝の気持ちでいっぱいです。
過去のエントリーも読ませていただきます~♪
こちらこそはじめまして。
読んで頂けるだけでも嬉しいのにコメントまで頂けるなんて、本当にありがとうございます!
JLMのクリーチャーの太陽を浴びるシーンは私も感動しましたよ。
だからこそ最後の博士との会話もせつなさが伝わってきて、「フランケンシュタイン」てこんなに人間ドラマだったのかーと思いましたが、
ベネクリーチャーを観たらやっぱりホラーだったのかと(笑)
確かに「異形」という言葉がぴったりですね。
最後の会話、JLM版は博士の事が好きなんだねーと思いましたが、
ベネ版は、どれもこれも生き残るためだけの手段で必要なら博士も殺しそうなサイコパシーな怪物そのものでしたね。
やっぱり淡泊だって思いましたか!(笑)
舞台装置、本当に凄くて感動モノでした。あらゆる工夫がされていてそれを観るだけでも楽しかったです。
今回私も台本をちゃんと読んでみて、あらためてこの作品は深いなーと思えたので、
こうして同じように感じてくれているお声を聞けて感動ひとしおです!
拙いブログですがぜひぜひいつでもいらしてくださいね^^
あの髪型のベネディクト以外のはきっと好きになれないだろうって思っていたのだけれど
最近、どの髪型のベネ様もよいなぁと思うようになってしまいまして・・・
ついにフランケンシュタインの姿にセクシーさを感じてしまうようになってしまいました。
前に、youtubeで見つけてどんな舞台だろうと想像していたのです。
ベネ様もよく首をしめられる役者だなぁと思っていたのでした。
dicoさんがこうしてブログに載せてくださってその理由がわかりました。笑
あ、youtubeのはベネ様が博士の役でしたね。
ラストのカーテンコールのフードがカパッてのも可愛かったです。
NHKってよく劇場中継やるんですけど、ハムレットとかやってほしいですね。
遠い遠い世界の人だけど、テレビやDVDで逢えたら幸せだもの。
早速読んでくれたんですね。嬉しいです、ありがとうございます!
そうなんですよー、ベネディクト、最初は微妙なのですが気がつけば何を見てもステキとしか思えなくなるんです。
よく首をしめられる、確かに!!またそれがよく似あう・・・あわわ。
とにかくベネ博士をUPしたくて頑張ってしまいました(笑)
フードかぱっ、可愛いですよね。一生懸命深々とお辞儀をするところもいいなーと。
ハムレット、本当にNHKには頑張ってほしいですね。
もし実現したら受信料3倍くらい払いますよ。
そうですよね、私もDVDやスクリーンで逢えるだけで幸せです^^
ひっそりと書き込みさせてくださいな・・・。
前回上映時は書き込む勇気がなかったんですけど、今は書き込めるようになったので・・・。
実は昨日フランケン見に行ってきたんですよ。
これで通算4回・・・。dicoさんと同じだーってちょっと嬉しくなりつつ笑
今回は結構気持ちに余裕を持って見られました。
前回はちょっとテンパってたので笑
改めて思ったのですけど、ベネさんが演じるとどちらもちょっとユーモアを感じるんですよねー。彼の解釈だと思うのですけど。芸が細かいというか。
ま、そんなことはもういいです笑
今回我慢できずに書きに来たのはベネクリーチャーでは肉体美に惚れ惚れし、(あの背筋!あのふくらはぎ!!)ベネ博士ではお顔に惚れ惚れし。
こんな見方するの間違ってるなぁと思いつつ、申し訳ないけれどJLMよりどちらも優れてるように思えちゃって、もう公平な目で見られなくなってますね!
っていうことが訴えたかっただけです・・・。
今回は旦那もベネさん好きになってもらおうと無理やり連れて行ったんですけど、寝てました・・・(怒)。
何回もチャレンジしてるんだけど、フランケンで無理ならもう無理かも(=_=)
TIGに期待します。(まぁ別にファンになってもらわなくてもいいんですけどもね・・・)
*TIG、映画祭の評判すごく良い感じですね!!嬉しい((*≧ω≦*))ノ★
長々とごめんなさい。
忙しいdicoさんなのにこんなところまでお邪魔しちゃって。
どうしても心の「萌え」を吐き出したかったのでした・・・。迷惑な話ですよね(^_^;)
お返事、必要ないですから、読み飛ばしておいてくださいね!!
とんでもないです!すごーく嬉しいですよ。
いつでもどの記事でもとても嬉しいですが私もフランケンは大好きなので、
ここにコメント頂けるとかなり舞い上がります(笑)
一日限りの上映、観に行かれたんですかー、羨ましいです。
ベネクリーチャーだと横浜ですかね?
ベネクリーチャーはまさしくあの身体に惚れ惚れしますよね。身体能力の高さも窺えますし。
博士に至っては私は只々ステキ・・・としか言いようがないです。
JLMは特にベネクリーチャーだとベネさんの演技が強すぎて影薄いですよね(暴言)
なのでベネ博士のほうがバランスいいのかなーと思ったり。
男性にフランケンはちょっと無理があるかも(笑)
フランケンはかなり女性向けかなーと。(偏見?)
TIGはチューリングオタクもたくさんいるみたいだし、テーマ的にも旦那様は興味持つかもしれませんね。
頑張っていつかはご夫婦で楽しんでください!
つみよさんの萌えコメント見たら私も書かずにはいられませんよー(笑)
こちらこそ本当にありがとうございました^^
字幕が簡潔過ぎたので残念だったのですが、実際はこれだけの台詞が盛り込まれているのですね。
スクリプトというのは、どこかにUPされているのですか?
役者さんによって解釈が違う同じ作品を見比べることができるなんて、めったにないことですよね。
無垢な子供のようなジョニー版と、知性と黒さが感じられるベネ版。
どちらも見応えがありました。
ベネさんの演技だけ観るとどちらが好きと決められないのですが、ジョニーさんとのバランスを考えると、ベネ博士版の方が良かったかなと。そして、ラストシーンがベネ博士版の方がしっくり来たので。
カーテンコールでのベネさんのフード、ほんとかわいかったです^^
笑顔も素敵でした☆
コメントとご報告、ありがとうございます!
今週はベネクリーチャーでしたっけ?
字幕はかなり端折ってましたよね。
スクリプトはPDF化されたものがあったんです。
http://waltonhigh.typepad.com/files/frankenstein-nick-dear.pdf
ついでにこちらはプログラムです。
http://d1wf8hd6ovssje.cloudfront.net/documents/NT-Frankenstein-broadcast_0.pdf
やっぱりベネ博士のほうがバランス的にもいいですよね。
ベネクリーチャーだと未来に希望が持てないのもありますが、
単に私の好みもあるかもです(笑)
フードかわいいですよね~
しかもあの笑顔ですもん。卑怯です!!