原題;Last Patrol
前編の続きです。
ウェブスターとジョーンズは砲撃を潜り抜けながら第2小隊のいる家に向かいます。
小隊長はまだ決まっていなかったのでウェブスターはひとまずマラーキーに紹介します。
そこでジョーンズは今夜の斥候の話をします。
その話を聞いていたリープゴットたちはマラーキーがここの状況をジョーンズに説明している隙に
ウェブスターを呼び斥候隊に誰が出るのか聞き出します。
最初はトボけていたウェブスターですがあっさりバラしちゃいます。
第2小隊からはへフロン、ラミレス、マクラングの3名が選ばれました。
と、同時にマラーキーがみんなに向かって斥候隊の話を始めます。
後ろでジョーンズが「私から話す」と言っていますがマラーキーは構わず話し続けるのでジョーンズ君、苦い顔です。
食料などの補給が届きました。
そしてシャワータイムです。マラーキーが順番を待っているとリプトンがやってきてマラーキーに耳打ちします。
「わかったな?」とリプトンは確認するとマラーキーは頷きながらも肩を落とします。
マラーキーは第2小隊を集めリプトンから指示されたことを話します。
斥候隊の指揮はマラーキーが執る事、そして斥候隊にはグラント、リーブゴット、ウィン、ジャクソン、シフティ、
そしてウェブスター、つまり第2小隊は全員メンバーになっていました。
隊員たちはみな不満タラタラでしたがその中でもマラーキーは親友たちを失った上に休みも無くかなり弱っているようでした。
そこでウェブスターは斥候に行きたがっているジョーンズにひとつ提案をします。
「マラーキーはかなり参っているのでマラーキーの代わりに行けばどうですか?将校はひとりもいないんだし」
ジョーンズはとりあえずマラーキーに承諾を貰い、ウィンターズさんに直訴することにしました。
マラーキーはもちろん快諾しました。あとはウィンターズさんのお心ひとつです。
届いた物資をラズが仕分けしています。
それを見ながらマーティンがチョコ10個くらいくれよーとおねだりしています。
「数がないんだよ」とラズが諌めているとリーブゴットたちもわらわらと寄って来ちゃいました。子供かよ。
彼らのじゃれ合いはホントに可愛いいです。仲良しなんだね。
ジョーンズがウィンターズさんに再度お願いします。
君に指揮は無理だと隣にいたスピアーズさんにも言われちゃいましたが、引き下がりませんでした。
「マラーキーには休養が必要です。彼は交代してもいいと」結局ジョーンズのこの言い分に一理あると許可されました。
17:00
指揮所で斥候の説明が行われるため集まっています。
マラーキーの代わりにマーティンが加わり指揮をすることになりました。
今回襲撃するのは指揮所と思われる建物で、4名が襲撃し後の者は援護にまわります。
襲撃後、捕虜を確保した後爆弾を仕掛けて退却します。
マーティンが襲撃メンバー4名を選抜しドイツ語の通訳としてウェブスターを指名します。
「話せるな?」と聞かれたウェブスターは「少しなら」と答えます。
ウィンターズさんたちが去った後リーブゴットが「ウェブスターは俺と同じくらいドイツ語できるじゃん」と毒づいています。
リーブゴットはユダヤ系の移民なのでドイツ語を話せます。
その言葉にウェブスターはウィンターズさんのところに行きドイツ語話せる隊員はひとりでいいのでは?と話し、
ウィンターズさんはリーブゴットをメンバーから外すことにしました。苦労するねーウェブスターも。
それから、作戦開始の01:00まで隊員たちは食事をしたり武器の手入れをしながら待機しています。
川の向こうには今夜襲撃する建物が見えていました。
15名が川を渡り捕虜を確保して退却するうまくいけば10分ほどで終わる作戦でしたが、
どんな作戦でも失敗すれば負傷者や死者も出る可能性があります。
01:00
作戦開始です。15名がボートに乗って川を渡ります。
マーティンの指示の元、暗闇の中迅速に建物に近づいていきます。
窓の下から撃ったマーティンの手りゅう弾が爆発し、さらにジャクソンが手りゅう弾を投げ込むと爆発を確認しないうちに
家の中に入ろうとしました。「ジャクソンまだだ!」マーティンが叫ぶと同時に爆発が起こりジャクソンが倒れます。
ウェブスターとマーティンがすぐに建物に入るとドイツ人が3人いましたがひとりは爆発で重傷を負っていたので
2人を捕虜として連れていきウェブスターが爆弾を仕掛けジャクソンを担ぎながら退却します。
マーティンのリーダーシップもすごいです。
ジョーンズが懸命に合図の笛を吹き対岸からの大隊の援護射撃も始まります。
ドイツ側の攻撃と大隊の援護射撃の砲弾が飛び交う中ボートに乗り込み対岸へ渡ります。
ジャクソンは重傷でした。
今回初参加のヴェストが「殺してやる!」と捕虜のドイツ人に飛びかかろうとしますがジョーンズが止めに入ります。
「殺したら苦労が水の泡になる!」ヴェストに掴みかかり怒るジョーンズくん、頑張っています。
ユージーンが到着しジャクソンの治療をします。
ジャクソンにライターの火を見るように言い、状態を見た後「診療所に運んで」と担架に乗せます。
運ぼうとした時ジャクソンは急に暴れ「死にたくない」と言いながらやがて息を引き取りました。
年齢を偽り16歳で入隊したジャクソンはこの時20歳でした。
後編に続きます。
前編の続きです。
ウェブスターとジョーンズは砲撃を潜り抜けながら第2小隊のいる家に向かいます。
小隊長はまだ決まっていなかったのでウェブスターはひとまずマラーキーに紹介します。
そこでジョーンズは今夜の斥候の話をします。
その話を聞いていたリープゴットたちはマラーキーがここの状況をジョーンズに説明している隙に
ウェブスターを呼び斥候隊に誰が出るのか聞き出します。
最初はトボけていたウェブスターですがあっさりバラしちゃいます。
第2小隊からはへフロン、ラミレス、マクラングの3名が選ばれました。
と、同時にマラーキーがみんなに向かって斥候隊の話を始めます。
後ろでジョーンズが「私から話す」と言っていますがマラーキーは構わず話し続けるのでジョーンズ君、苦い顔です。
食料などの補給が届きました。
そしてシャワータイムです。マラーキーが順番を待っているとリプトンがやってきてマラーキーに耳打ちします。
「わかったな?」とリプトンは確認するとマラーキーは頷きながらも肩を落とします。
マラーキーは第2小隊を集めリプトンから指示されたことを話します。
斥候隊の指揮はマラーキーが執る事、そして斥候隊にはグラント、リーブゴット、ウィン、ジャクソン、シフティ、
そしてウェブスター、つまり第2小隊は全員メンバーになっていました。
隊員たちはみな不満タラタラでしたがその中でもマラーキーは親友たちを失った上に休みも無くかなり弱っているようでした。
そこでウェブスターは斥候に行きたがっているジョーンズにひとつ提案をします。
「マラーキーはかなり参っているのでマラーキーの代わりに行けばどうですか?将校はひとりもいないんだし」
ジョーンズはとりあえずマラーキーに承諾を貰い、ウィンターズさんに直訴することにしました。
マラーキーはもちろん快諾しました。あとはウィンターズさんのお心ひとつです。
届いた物資をラズが仕分けしています。
それを見ながらマーティンがチョコ10個くらいくれよーとおねだりしています。
「数がないんだよ」とラズが諌めているとリーブゴットたちもわらわらと寄って来ちゃいました。子供かよ。
彼らのじゃれ合いはホントに可愛いいです。仲良しなんだね。
ジョーンズがウィンターズさんに再度お願いします。
君に指揮は無理だと隣にいたスピアーズさんにも言われちゃいましたが、引き下がりませんでした。
「マラーキーには休養が必要です。彼は交代してもいいと」結局ジョーンズのこの言い分に一理あると許可されました。
17:00
指揮所で斥候の説明が行われるため集まっています。
マラーキーの代わりにマーティンが加わり指揮をすることになりました。
今回襲撃するのは指揮所と思われる建物で、4名が襲撃し後の者は援護にまわります。
襲撃後、捕虜を確保した後爆弾を仕掛けて退却します。
マーティンが襲撃メンバー4名を選抜しドイツ語の通訳としてウェブスターを指名します。
「話せるな?」と聞かれたウェブスターは「少しなら」と答えます。
ウィンターズさんたちが去った後リーブゴットが「ウェブスターは俺と同じくらいドイツ語できるじゃん」と毒づいています。
リーブゴットはユダヤ系の移民なのでドイツ語を話せます。
その言葉にウェブスターはウィンターズさんのところに行きドイツ語話せる隊員はひとりでいいのでは?と話し、
ウィンターズさんはリーブゴットをメンバーから外すことにしました。苦労するねーウェブスターも。
それから、作戦開始の01:00まで隊員たちは食事をしたり武器の手入れをしながら待機しています。
川の向こうには今夜襲撃する建物が見えていました。
15名が川を渡り捕虜を確保して退却するうまくいけば10分ほどで終わる作戦でしたが、
どんな作戦でも失敗すれば負傷者や死者も出る可能性があります。
01:00
作戦開始です。15名がボートに乗って川を渡ります。
マーティンの指示の元、暗闇の中迅速に建物に近づいていきます。
窓の下から撃ったマーティンの手りゅう弾が爆発し、さらにジャクソンが手りゅう弾を投げ込むと爆発を確認しないうちに
家の中に入ろうとしました。「ジャクソンまだだ!」マーティンが叫ぶと同時に爆発が起こりジャクソンが倒れます。
ウェブスターとマーティンがすぐに建物に入るとドイツ人が3人いましたがひとりは爆発で重傷を負っていたので
2人を捕虜として連れていきウェブスターが爆弾を仕掛けジャクソンを担ぎながら退却します。
マーティンのリーダーシップもすごいです。
ジョーンズが懸命に合図の笛を吹き対岸からの大隊の援護射撃も始まります。
ドイツ側の攻撃と大隊の援護射撃の砲弾が飛び交う中ボートに乗り込み対岸へ渡ります。
ジャクソンは重傷でした。
今回初参加のヴェストが「殺してやる!」と捕虜のドイツ人に飛びかかろうとしますがジョーンズが止めに入ります。
「殺したら苦労が水の泡になる!」ヴェストに掴みかかり怒るジョーンズくん、頑張っています。
ユージーンが到着しジャクソンの治療をします。
ジャクソンにライターの火を見るように言い、状態を見た後「診療所に運んで」と担架に乗せます。
運ぼうとした時ジャクソンは急に暴れ「死にたくない」と言いながらやがて息を引き取りました。
年齢を偽り16歳で入隊したジャクソンはこの時20歳でした。
後編に続きます。
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