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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Third Star -僕が星になるまえに-

2013-09-08 10:12:29 | 僕が星になる前に
原題:Third Star

2010年イギリス
制作・脚本:ヴォーン・シヴェル
監督:ハッティー・ダルトン
邦題:僕が星になるまえに


以下、映画の内容を含みますのでご注意ください。


「Third Star」は2010年エディンバラ映画祭のクロージングフィルムとして上映され、2011年にイギリスでリリースされました。
元々はインディーズ映画みたいですね。UKではDVDも出ていますがもちろん日本版は発売されてないです。
ベネさんに嵌ったころYoutubeにたくさんの動画がUPされていたのをよく観ていましたが、メジャーな作品ではないので
上映なんて夢にも思わなしDVDですら諦めていましたが。
が!
東京では10月26日からいよいよロードショーされる事になりかなり感動している私です。
勢いってスゴイ!人気が出るってこうゆう事なんですね。ついでにDVDも出してくださいー、プリーズ。

今回の上映はミニシアターの規模で上映する映画館もかなり限られていましたが、
特典付前売り券は完売という勢いもあってか、地方での上映館もかなり増えたらしいですね。
私がbitchesになったのはつい最近の事ですが、それでもまさかここまで盛り上がるとは思いませんでした正直(笑)

でもこの映画はきちんと観たかったので本当に嬉しいです。

あらすじと感想を少し書いていきたいと思います。
感想と言ってもYoutubeで部分的な動画を拾って観ていただけなので大部分妄想です。
いろいろ間違っているかもしれませんがご容赦ください。
日本語字幕も当然無いので英語不自由な身としては正しく理解していませんが、
それでも!それでも、泣けます。号泣です。
多分に編集されている動画もたくさんありましたがそれはそれで上手なんですよ。
予告トレイラーだけでも泣けますが、動画はもっとヤバイです。


29歳の誕生日を迎えたばかりのジェームズ@ベネディクト・カンバーバッチ。
しかし、末期がんに冒された彼に残された時間は多くありませんでした。
3人の親友ディヴィー、ビル、マイルズを誘って「世界で一番好きな場所」ウェールズ地方のバラファンドル湾へキャンプに出かけます。
しかし、体力が衰えつつあるジェームズをカートに乗せ男だけの気ままな旅は思わぬトラブルとケンカの連続。
やがてそれぞれが抱える葛藤や本音がさらけ出されていきます。

そして、目的地を目の前にしてジェームズの病状が悪化します。
皆の制止を振り切り激痛に苦しみながらも前へ進もうとしますが・・・。
過酷な道のりの末に辿り着いたその場所で、ジェームズが明かしたこの旅の真の目的とは。

以上が公式サイトに掲載されていたあらすじです。
こうして書いているだけでうるうるしそうです(涙)

断片的にほぼ後半部分を観ただけですが、印象としては「スタンドバイミー」でした。
これのもうちょっと成長したバージョンで。
男だけの気ままな旅っていくつになっても子供な部分もありちょっとした冒険になったりしてステキです。

でも、この映画はただのセンチメンタルなお話ではないんですよ。かなり重いです。
初めて観たときはとてもショックでした。もし自分がマイルズたちの立場だったら・・・。
親友の過酷な現実を目の前にした時に自分は親友のために何ができるのか何をするのか、考えさせられました。
ジェームズの最後の言葉です。せ、切ない(涙)
「Just know that you made my life happy one.And there's no tragedy in that.」
・・・て、映画を観てきたように書いてますが観てませんので、どうか薄目で読んでくださいね(涙)

そしてマイルズ役のJJフィールドさんがステキな印象でした。
何だかんだとジェームズの面倒をみているのが、かっこいいです。男前です。

この勢いだと結末まで書いてしまいそうなのでこのあたりで自重します(笑)

私は結構ネタバレされても平気なので、ドラマでも映画でも興味のあるものはザクザクと無頓着に検索しては
読んだり観たりしているのですが、さすがに今回のThird Starはやめておけばよかったと今更後悔(笑)
まさかここにきて映画が公開されるとも思ってなかったのもありますけど。
でもきっとこのブログを通りすがってここを観ている方はおそらくみなさん同じだと思います(笑)
私よりもっとたくさんYoutubeとかいろいろ観ているでしょうね。

まぁ、しかしベネさんは相変わらず別人で(笑)
ちょっとホーキングっぽい可愛い笑顔だったりするのですが、年代的にはホーキングよりはずっと最近です。ピットくんあたり?
もうすぐ「Fifth element」が欧米で公開されるそうですが、このアサンジもすごいですねー。誰ですか?てなもんで。
最近は作品ごとに別人なベネさんを観るのが楽しみだったりするし、それがベネさんの魅力のひとつなんですよね。


STIDのインタビューで、彼は脚本を読んで出演するかどうかを決めると言ってましたが、
確かにベネさんが出演する作品は派手さはなくてもしっかりとした作品が多いように思います。
Sherlockの人気も脚本によるところが大きいと思うし。
STIDは。。。うーん(笑)でもたまにはハリウッド娯楽映画もいいもんです。

長々と書いてしまいましたが、映画を観たらまたここでちゃんと感想を書きたいと思います。



前売り券買ってこなきゃ。あ、STIDの3Dも観に行かないとー。じ、時間が足りない。。。

8 コメント

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3番目の星 (みさと)
2017-08-19 22:20:38
初めまして。こんばんは。
本年、NHKBSで放送されたSHERLOCKのシリーズを観てベネディクト・カンバーバッチのファンになり、いろいろネットをうろうろしているうちにこちらのブログを知りました。

たいへん広範囲なブログですね。
少しずつ読ませていただいております。

ベネディクトブームからは相当な周回遅れの様子ですが、これから観るものがたくさんありそうなのでそれはそれで楽しいです。

「僕が星になるまえに」はレンタル店でDVDを
借りてきました。が、1回見ただけではよく分からないところがあり、こちらの説明を読んでとてもよく分かったことが多く、一言御礼申し上げようと思いました。
DVDを観ただけでは、わたしには、デイヴィーが昔からの友だちだということも不確かだったのです。
タイトルの「3番目の星」の意味もピーターパンからと知りました。大人のネバーランドなのかな。
フェリーの船長との会話もなぜカットされたのか。最後のマイルズとのやり取りも肝心のところがカットされていました。

というわけで、こちらのブログを読んでから、さらに2回このDVDを観ました。
最近観た映画の中で格段に印象に残りました。
ベネディクトが好きになって今まで観ない分野の映画を観るようになり、とても楽しいのです。ありがとうございました。ではこの辺で。



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Re.3番目の星 (dico)
2017-08-19 23:07:29
みさとさん、
わー、こちらこそ初めまして!
こんな僻地なブログにようこそおいでくださいました。

そういえばBSはS4放送前に一挙放送やってましたね。
私もシャーロックで嵌りましたので嬉しいです。
いろいろと作品を探してみていくのもすごく楽しいですよね。

「僕が星になる前に」、読んでくださったんですね、ありがとうございます。
この映画はほとんど説明がないですよね。
私も最初に見たときはわからない部分が多くて、原作を読んでやっと理解したくらいです。
あえて3番目としたのは、大人のネバーランドという意味合いもあるのかもですね。
削除されたシーンも、時間の都合上仕方ないのでしょうけど結構重要なシーンですよね。
この映画は悲しいだけではない、とても深い映画だと私も思いました。

私もベネディクトのファンになっていなければ知らなかったであろう映画やドラマをたくさん見ることができてとても楽しかったのでよくわかります。
丁寧なコメント、どうもありがとうございました。
また、いつでもお気軽に遊びにきてくださいね。
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みさとさんへ (dico)
2017-12-04 22:12:55
みさとさん
メッセージありがとうございました。
その後も作品をご覧になっているのですね。
そして読んでいただいて嬉しいです。
実はメッセージは困ったことに返信する機能がないので、この場でお礼を書かせていただきました。
内容に関しての返信も差し支えなければ書かせていただきますが、
ここではちょっと・・・というのであれば何か良い方法を考えてみます。
(と、書くとちょっと怪しいですね、すみません。
どこに書こうか考えてここにしてみました。気づいてくれることを祈って・・・・)
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わー! (みさと)
2017-12-04 23:37:28
さっそくの返信ありがとうございます。そうですか、メッセージは返信の機能がないのですね。理解不足ですみません。メール欄にアドレスを記入すればよいのでしょうか。
なんだか見当はずれのことを書いていたら恥ずかしいと思い、メーッセージに書いてみました。おいそがしいところすみません。どこにでも書いていただければ、きっと気がつくと思います。よろしくお願いします。
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Re.わー! (dico)
2017-12-05 22:13:24
みさとさん
こちらこそ、早々にここを見つけてくれてありがとうございます。
gooのメッセージ機能はホントに使えないんですよ(涙)
差し支えなければアドレス記入でも良いですけど、全然見当外れではないですよ。
「1895」、ゲイティス氏がベルグレービアのコメンタリーで、
シャーロキアンにとっては有名な数字だそうで、ホームズが最も活躍した年なんだそうです。
だから、みさとさんが仰っている女王謁見も当たらずも遠からずだと思います。
でも御大たちの事だからそれもありかもしれませんね。
ヴィンセント・スターレットの詩「221B」にも1895年が出てきますので
やはり「1895年」はホームズさんにとって輝かしい年代なんだという認識なんでしょうね。
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わかりました。 (みさと)
2017-12-05 23:43:16
何の数字だろう、ってずっと気になってたので、スッキリしました。有名な数字だったのですね。
今「ブラック・スキャンダル」を観ています。相変わらずのレンタルです。ものすごくこわいのかと思っておそるおそる観始めましたが、ジョニー・デップが演じるとなぜかそこまで怖くないように感じました。たとえばロバート・デ・ニーロはコミカルにしててもとってもこわいです。
ベネディクトの出演作品はどれも重いですね。観るのに精神力が必要な気がします。でもとても惹きつけられます。
dicoさんのベルグレービアも楽しみに読ませていただいております。近頃はひどく寒いのでどうぞお体にお気をつけて。
では。
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たびたびすみません (みさと)
2017-12-06 22:04:31
昨日「ブラック・スキャンダル」のジョニー・デップが思ったより怖くなかった、と書いたのですが、映画を最後まで観たら「とっても怖かった」です。
ジョニー・デップ演じるジミーはある出来事から狂気が増して変わっていくんですね。前半、そこまで怖くない、というなんだか妙な感じがしたのはまあ、正しかったとも言えますが、感想は、ちゃんと最後まで観てから書かないといけませんでした。
たびたび、失礼しました。
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Re.わかりました。 (dico)
2017-12-06 23:12:20
みさとさん
こんばんは。
ブラックスキャンダルご覧になったのですね。
ロバート・デ・ニーロは本当に恐ろしいと思います!
静けさの中に潜む狂気というイメージで。
ベネディクトの映画、本当に重いですよね。
しかもすっきりとハッピーエンドを迎える映画の少ない事(笑)
でも自分から進んでは見ないであろう作品が多いので幅が広がります。

ベルグレービア、ありがとうございます!!

そして続けていただいたコメントもここで返信。
そうなんです、前半のジミーは母親も恋人も大切にしているし穏やかな雰囲気がありますよね。
マフィアではあるけれど守るべき町や人を守っていたようですし。
後半はそれが崩れてしまいますもんね。
ロバート・デ・ニーロとはまた違う狂気だと思いますが。
ご覧になった作品の感想など、よろしければまたお聞かせくださいね。
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